やる気があるので投稿します。
ウマ編ももう後少し!頑張るぞい!
ではどうぞ
レウスです。
快晴、レースをするには心地良い天気だ。今日もコンディションは最高。
遂にこの日がやって来た。最後の頂点、その名は──
中原「ブリーダーズカップクラシック、ダートの世界最高峰のレース、世界のダート最強決定戦で距離は中距離2000m」
芝の頂点、凱旋門賞。砂の頂点、ブリーダーズカップクラシック。二極に位置する最強の座、今日が染まりきる時だ。
中原「過去の日本競走バは全て惨敗。掲示板まであと一歩の所が限界だった。お前はやれるよな? レウス」
全ては結果のみが語る。ヒト々はただ希望を見つめ、喜び、絶望するだけだ。
我が希望は後に、歓喜となる。
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パドックに入る。空気が違うのが肌から伝わってくる。最強を決めるレースに相応しい重圧だ。他のウマも心做しか気が張っている。
見据えるのは二頭のウマ。安定の走りと強さで覇者と呼ばれる偉大なる大地、ワイルドグランド。怪物の末脚で陽光帝と呼ばれる三冠女王、ギフテッドレイソル。
どちらも超一流のウマだ、アイツらが勝つ確率もだいぶ有る。確率はな。
伏長「お疲れ様です」
中原「お疲れ様です」
頂きまで走り抜けるぞ。ユーイチ。
伏長「頑張ろうなレウス」
全ての頂点へ。
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『ダートのチャンピオンを決めるこのブリーダーズカップクラシック。最有力候補は世界最強と呼ばれるアルギュロスレウス、他にワイルドグランド、ギフテッドレイソルが候補として挙げられます。本物の最強は誰の手に! 全てのヒトの夢を背負って、最高にクレイジーな祭典が幕を開ける!』
枠
1.三番 Destral デストラル
2.二番 Argyros Leus アルギュロスレウス(一番人気)
3.八番 Wild Grand ワイルドグランド(三番人気)
4.一番 Amsnost アムスノスト
5.六番 Holcris ホールクリス
6.四番 El Dorado LORD エルドラドロード
7.七番 Testena テステラ
8.五番 Gifted Raysol ギフテッドレイソル(二番人気)
『最強がこれから決まる! ブリーダーズカップクラシックがスタートだぁ!』
ゲートが開く、我が御前に、進むべき道が──
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王は願った
生きる為速く、ただ強さを
我武者羅では駄目だった
王は考えた
強くなる方法を
目指す方向も無い故にそれは霧散した
王は望んだ
目指す
自分が生きる為の生き甲斐を
王は見つけた
上を、ただ上を見上げて
そこにあったのは一つの
王は欲した
勝利を積み重ね
王は走った
強欲に、貪欲に
手にした王冠は目が眩むほど眩しく、
美酒は飲まれるほど美味かった
王は捧げた
限界まで身を引き絞り
芝砂馬場距離関係なく走るため鍛え
思考の全てを勝利の為働かした
王は策を講じた
脚質を隠し、相手の手を全て潰し
体調も長年連れ添った者しか分からない程繕った
王には良き理解者が居た
ある者は情報統制、
ある者は体調管理、
ある者は身体改造を施した
王が求めた
手を伸ばせば届く、目と鼻の先
さあ、頂上決戦が始まる。
出し惜しみは無しだ、
銀色に染まれ
『激しい先行争い! 逃げに出たのはデストラルとテステラ。その後ろにはワイルドグランド内にアルギュロスレウス、エルドラドロード外から』
今回の作戦は先行、グランドくんを削りつつ逃げを走らせる。
『最初のコーナー、先頭はテステラ、デストラル二番手、ワイルドグランドが二馬身差後方三番手』
ワイルドグランドの武器は安定したペース管理、距離関係なく勝つためのペースを維持して先頭を抜け去れる頑丈な脚だ。ペースを変えさせることは出来ないため脚と位置取りを潰す。
『ギフテッドレイソルは最後方からのレースだ。その末脚は刺さるのか!』
彼女の方も対策がされてきた。先程見たがハイペースでも差し切れる脚を作ってきた。スピードは伸ばされてなかったからペースは上げず、体力を無駄に余らせる方がいいだろう。
『直線に来てペースは少し速い程度、後方のウマも末脚勝負を狙えるペースだ』
ここでグランドくんと並ぶ、ペースが一定な分動きがとても読みやすい。
『もう最終コーナーだ、ここからラストスパート。最強は誰だ!』
後ろでナニカが炸裂する。彼女が動いたか。
『ギフテッドレイソル外からスパート! 先頭までまっしぐら!』
ワイルドグランドが動いた。彼の身体は野生の新緑と荒廃の大地が漏れ出ている錯覚を見せている。
『ギフテッドレイソルがアルギュロスレウスに並んで──』
彼女もまた、幻想とも言える錯覚を引き起こしていた。彼女の身体からはフレアが生まれ、輝きの光線が尾を引いてる。
まだ想定外では無い、落ち着いて外にコースを取りながら発現させる。
私が与える敗北という
一つ、勝敗は才能のみで決まらず
二つ、勝敗は努力のみで決まらず
三つ、全ては結果のみが真実
進もうが止まろうが、私からの全てを享受せよ
『アルギュロスレウスが出た! ギフテッドレイソルとワイルドグランドを離し先頭! 二頭も加速! 食らいつく!』
『ワイルドグランドがアルギュロスレウスを捉えた! 最終直線! 最強への一本道!』
手が重い、後少し……
『ギフテッドレイソルは外から迫る! アルギュロスレウス苦しい展開!』
それでも、求めて止まない……
『アルギュロスレウス抜かせない! アルギュロスレウス先頭をキープ!』
底無しの欲望を満たす、
『アルギュロスレウス! アルギュロスレウスだ!』
『ワイルドグランド捕まえられない! ギフテッドレイソル届かない! 差は一馬身!!』
この手に収まれ、
『アルギュロスレウスが!! アルギュロスレウスが先頭でゴ────ル! 見事! 最強の称号を手にしたのはアルギュロスレウス! 芝、ダート共に世界最強の称号を独占しました!!』
『歴史的瞬間だ! 芝、砂、距離関係なく全ての競走バの頂点は名実共にこのウマのモノになった!』
『WOW! ワールドレコードだ! 普通のレコードでは飽き足らず世界そのものを染め上げてしまった! 彼のレコード保持数は数知れず! 歴代の名バすらも踏み越えた!』
スゥーーーーーーー
ヒヒ──────────ン
伏長「おめでとうレウス!」
ありがとうユーイチ。共に得た勝利だ、もっと喜びたまえ。
フッ──
どひゃぁ!
急に首に走った感覚に驚く、いや心臓口から出てない? あ、出てないか。視線を向けると……
レイソル ハムハム
グルーミング? 急に? お嬢さん急にこの距離感なのなんで?
レイソル ハムハム
……綺麗だなぁ。
伏長「また牝バに気に入られたな」
汗をかいたからなのか青毛が綺麗に輝いてる。…………好き!
レイソルの騎手『おつかれチャンピオン』
伏長『お疲れ様です。良いレースでした』
レイソルの騎手『いやー、まさか一度も勝てないなんてね』
伏長『レウスはそれだけ強いウマですよ』
レイソルの騎手『ハハッ、そりゃ間違いない。でもこの様子だと、レイソルとまた会いそうになりそうだ』
伏長『レウスはモテますからね。そういう話はまた後日に』
レイソルの騎手『ウチの馬主もレウスに降参気味だよ。その話も必ずすると思うからそちらの馬主にはもう伝えといてくれるかい?』
伏長『わかりました。伝えておきます』
そういう話ってそういうこと?! 期待していいんすか! ならもうちょっかいかけとこ。てやっ! グルーミングだ!
レイソル フンスッ!
嬉しそうで何より。……もしかして自分って惚れっぽい? まぁいいやウマだし。
レウス、世界最強達成。
ハーレムタグいるかな?分からん!
ウマだし!
予告
競走バ編の後は引退バ編があります
ここで全ての伏線を引き終わらせます。
ではまた!