転生銀色バ、世界を獲る[ウマ娘編開始!]   作:アールワイ

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ハッピーニューイヤー!
ども、素人投稿者です。

皆さんあけおめ!
え? 早いって?
油断したなダボがぁ!


ではどうぞ


入学

 雲のない真っ青な空、春風に運ばれている桜の花びらは花道を作り新入生を歓迎している。期待、興奮、様々なものを抱えて新入生は歩む。そんな煌びやかな新入生の中でも、特に輝いている二人が居た。ロングヘアの金髪を靡かせている彼女の名前はインペラトルーチェ、ジュニアチャンピオンで社長令嬢、そんなハイスペックな今期の首席合格者。銀髪のポニーテールを揺らしているもう一人の名前はアルギュロスレウス、並んで歩いているインペラトルーチェより背丈は低いが独特のオーラを纏っており、その眼光は敵の一挙一動を逃すまいと光っている。

 

 

「やっと入学だよレウス」

 

「ルーチェ、少し落ち着いたら」

 

「落ち着いてなんていられないよ。コレから始まる学校生活を想像するともう!」

 

「はいはい」

 

 

ちなみに彼女らが他の人の目を引くのは美しい容姿やオーラだけじゃ無い。彼女らは輝いているのだ(物理)。何故かって? それは未だに解明されていない謎の一つだ。

 

 

~~~~~~~~~~

 

 

 入学式を終え、二人は同じ教室に移動していた。教室内は新入生で溢れており、皆新しいクラスメートと親交を深めている。ルーチェとレウスは前後の席に座り、先生が来るまで雑談する。

 

 

「レウス、同じクラスだね」

 

「いやー、偶然同じクラスだなんて、よかったよかった」

 

 

嘘である。

この女、裏で自分がルーチェと同じクラスになるよう色々手を回していたのである。

 

 

「ねぇ、あなたの名前は何ていうの?」

 

 

ルーチェと話していると、隣から声がかけられる。レウスが隣を見ると、ボブヘアーのウマ娘がこちらを見ている。

 

 

「私はアルギュロスレウス。前の彼女はインペラトルーチェ。これからよろしく」

 

 

レウスが軽い自己紹介を終えると、隣の彼女はルーチェの方も見ながら答えた。

 

 

「あ! やっぱりインペラトルーチェさん? 新入生代表で挨拶してたよね? 遠くから見ても綺麗だったけど、間近で見るともっと綺麗ね」

 

 

彼女の口からでたのが自己紹介ではなくルーチェについての言及だったことにレウスが少しイラッとなる。

 

 

「あなたの名前を伺ってもいいかな?」

 

「あ、ごめんなさい! 聞くだけ聞いて野暮だったよね? では改めて、私の名前はモッブモブ、これからよろしくね!」

 

 

モッブモブは胸を張りながら元気よく挨拶する。名前を聞いてレウスはモッブモブを細かく観察し、肩を落とした。

 

 

(もしかして、私が一番背が低い?)

 

 

気にしてないと周りに言っておきながら、本人はめちゃめちゃ気にしていた事実に愕然とするレウス。レウスの身長は確かに高くは無いが、レウスより背が低い人も多くいる。それでもレウスとしては、ルーチェと同じ又はより高い身長を要求する、と意味不明なことを願い続けている。

 

 

「あ、先生来たよレウス」

 

「……そだねー」

 

 

 

先生が到着し、学校に関する説明が再度行われた後今日は解散となった。ある者はトレーニング施設の下見、ある者は他のクラスに突撃しに行く等、各々が好きなように動き出す。

 

 

「私らはさっさと荷解きしようかルーチェ」

 

「そうだね、パパっとやっちゃおう!」

 

 

レウスとルーチェはそう言って自分たちの寮へと向かう。二人の寮は同じ栗東寮だ。

 

 

「同室でよかったねレウス」

 

「ホント、運がいいね私たち」

 

 

これも嘘である。

この女、クラスを同じにして他を疎かにするほど愚かでは無い。当然のように同室になるよう仕向けたのだ。

 

 

~~~~~

 

 

寮に着いた二人は部屋で荷解きを行う。面倒とは言っても、レウスの持ってきた物は服とトレーニング器具のみ、ルーチェも似たようなもので服とトレーニング器具と共同で使う化粧品類だけだ。荷物が少ないのはあることが原因なのだが、ここでは割愛しよう。

 

 

「クローゼットもう少し大きいといいんだけどねぇ」

 

「レウスそんなに服無いでしょ?」

 

「いやいやルーチェさんや、これからお買い物(デート)とかで増える予定なんだからこれの二倍あっても足りないよ」

 

「いいじゃん別に、私たちには()()があるんだしさ」

 

「…………ま、最終そっちかぁ」

 

 

他愛ない……いや愛はある会話をしながら手際よく荷解きを行う二人。そんなこんなしてると、もう夕飯の時間が迫っていた。

 

 

「なんか凄い時間かかったな。ルーチェ、飯いくぞ」

 

「はーい」

 

 

レウスが呼ぶと、シャイン呼びを諦めてルーチェ呼びを受け入れてるルーチェが元気よく返事をして二人で食堂へ向かう。

 

 

~~~~~

 

 

 大浴場で仲良く洗いっこしてるのを他の人に見られながら風呂に入るという新鮮な経験をした二人は自室へと帰ってきた。

 

 

「レウス、明日から始まるね」

 

「……そうだね」

 

「まずはトレーナーが居ないと始まらないよね」

 

「……そうだね」

 

「チームに入るのも手だね」

 

「……そうだね」

 

「…………位相空間上で連続的に変化する様々な数学的構造をとらえるための概念は?」

 

「……層だね」

 

「聞いてる?」

 

「聞いてる」

 

「どうしたの? 何か考え事?」

 

「……いやぁ、緊張して色々考えちゃってさ」

 

「レウスでも緊張するんだね」

 

「私でも緊張するさ、生きてるんだもん」

 

「……レウス」

 

「何?」

 

「勝とうね」

 

「……そうだね」

 

「負けないでね?」

 

「私に負けても泣かないでね?」

 

「あ! 言ったなレウス!」

 

「言ったさルーチェ」

 

 

 

 

夜更かしにならない程度に、輝く髪を持つ二人は月の光が照らす中自身を語り合った。




原作キャラが出ると言ったな

あれは嘘だ


レース全部終わるまで他キャラ出ないかもしれん
……フライングエイプリルフールさ!


ではまた!
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