特典で世界を再構成する戦隊 2部 再構成   作:ボルメテウスさん

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多く?の人が待っていたかもしれない特典で世界を再構成する戦隊 第二部ですが、この度、リメイクをさせて貰いました。
理由としては、改めて自身で読み直した際に、原作であるバカテス要素があまりにも少ない事もあり、リメイクさせて貰いました。
その際、登場キャラも一新など、様々な応募を行っていかせて貰います。
これからも、よろしくお願いします。
また、今回は異世界かるてっとのように様々な世界が入った状態になりますので、そこに出てくる作品を募集しています。
こちらで募集していますので、皆様の応募、お待ちしています。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=285546&uid=45956


それは再生、それもまたゼンカイ!

 様々な世界で、悪影響を齎す転生者との戦いから1年。

 

 これまで、学業に集中していなかった介人は、現在は自分の世界に戻り、これまでの青春を取り戻すように生活していた。

 

「やばぁっ、このままじゃっ、遅刻してしまうっ!!」

 

 そう言いながら、介人は猛ダッシュで走っていた。

 

「きゃあぁ!」

 

 周りには多くの人が通り過ぎる中で、介人の走った事によって舞い上がった風は、近くを通る女性のスカートを舞い上がらせる。

 

「さぁさぁ、金を出しなぎゃぁぁ!!」

 

 さらには丁度カツアゲをしようとしていた不良は、介人が走った時にぶつかった石が勢いよく背中にぶつかり、そのままこけてしまう。

 

 他にも、その被害はまさにギャグ漫画のような光景だった。

 

 介人も急いでいたためか、その出来事に気づいていない。

 

 そして

 

「きゃあぁ、遅刻遅刻ぅ」

 

 そう言いながら、道の角から出てきた少女が出ていた事も。

 

 そして

 

「全力全開!!」

 

「えっ、ちょ、待っきゃあぁぁ!?」

 

 それは、とても勢い良くすっ飛ばされる。

 

 これを見舞った少女は回転をかけられた状態で上空に吹っ飛び、受け身を取ることができずにきりもみ回転で頭から地面に埋め込まれる。

 

「んっ、なんかぶつかったか? 

 

 まぁ良いか」

 

 一瞬、違和感を覚えた介人だったが、すぐに走り出した為その疑問を気にすることはなかった。

 

 だが

 

「いや、そこは普通は心配する所でしょ!!」

 

 少女はそのまま地面から頭を出して、そのまま介人を追いかける。

 

 それは、ぶつかる直前で行っていたのが、演技だと分かるぐらいであり、そのまま介人を追いかけてきた。

 

「んっ、誰?」

 

 その声にはさすがに気づいたのか、介人は振り返る。

 

 見つめた先には、介人を追いかける為に全力疾走をしていたのか、荒く呼吸していた少女の姿がある。

 

「はぁはぁ、普通はここはぁ、もっと、ヒロインらしい扱いをしても良いんじゃないんですかねぇ……!」

 

 息も絶え絶えで、介人を睨む少女であった。

 

「ヒロイン? 

 

 というよりも、君、誰?」

 

「ようやく、名前を聞いてくれましたか。

 

 私はエマです! 

 

 介人さん、あなたに頼みがあって「ごめん、俺には用事があるから、学校に行かせて貰うよ」ここまで来ました!!」

 

 そうエマが最後まで言う前に、再び走り始めた介人。

 

 少女はそれを慌てて追う。

 

「だからちょっと待ってください!! 私、急いでいるんですよぉ~!!」

 

「急ぎたい気持ちはあるけど、こっちにも急ぐ理由があるんだよ!! じゃあね」

 

「えぇ~、無視ですかぁ~!! お願いしますぅ~!!」

 

 そんな少女の言葉を聞かずに走り去る介人に必死になって追いつこうとする少女であったが、その差はどんどん広がっていくばかりだ。

 

「ぜぇぜぇぜぇ……」

 

 しかし少女の方も諦めず、介人の後を追い続けた結果、学校の前までやって来てしまっており、体力の限界が来たようでその場に倒れ込んでしまう。

 

「あれ、今日、学校は休みだったのか」

 

 そう、倒れ込んだ少女の前で、丁度止まっていた介人は、首を傾げいた。

 

 学校の門は締められており、登校している生徒はいない。

 

「あぁ、やっと、止まりましたぁ」

 

 一方の少女も、学校まで走って来たのが効いているのか、立ち上がれずにいた。

 

「そういえば、結局、君、誰?」

 

「今更、それを訊きますか。

 

 まぁ良いでしょう。

 

 私は少女と言いまして、介人さんに頼みたい事があり、追いかけて来たのです」

 

「へぇ、それで、その頼んで欲しい事というのは何なの?」

 

「はい、それはですね……」

 

「うん」

 

「再びっゼンカイジャーとして、戦って貰いたいのです」

 

「ゼンカイジャーに?」

 

 その言葉に、介人が驚く。

 

「はいっ、介人さんが戦った事で、転生者の活動は止まりました。

 

 けど、最近になって、また、活動を始めました」

 

「へぇ、そうだったんだ」

 

 初めて聞いた情報である為、介人も驚きながら少女を見る。

 

 それは確かに驚くべきことである為、興味が湧いてくるのだが、それと同時に気にかかることもある。

 

「転生者って、また面倒な」

 

「えぇ、でも、同時に金もっと。

 

 いえいえ、平和の為にも介人さんには協力して貰いたいんです!!」

 

 少女は満面の笑みを浮かべるが、すぐに表情を変えて真剣に見つめてきた。

 

「えぇ、でも」

 

「でも」

 

「学校の学食のメニュー、まだ全部制覇していないのに」

 

 そう呟く介人に、エマは思わず脱力してしまう。

 

 目の前でいきなり地面に両手を突き、肩を落としている姿はなんとも言えないものがあるだろう。

 

(うぅ、このままじゃ、私の壮大な計画がぁ!!)

 

 そう、何かを考えているエマ。

 

 次の瞬間

 

「社畜!!」

 

「えっ?」

 

 聞こえた声、それと共に介人はふと見つめる。

 

 そこには、まるでサラリーマンを思わせるスーツを身に纏い、頭にはペンギンを思わせる兜を被ったロボットがいた。

 

「あいつは?」

 

「まさかっワルド!!」

 

「ワルド?」

 

 初めて聞いた言葉に、介人は首を傾げる。

 

「近年、神の中でセンタイギアを模したトクテンギアというのがありまして、それを転生者達に配っている物です。

 

 これで、これまでは簡単に行う事ができなかった特典が流通しやすくなり、転生でお馴染みのトラック業も廃業してしまいました」

 

 少女は介人に説明を行う。

 

「へぇ~」

 

 そう関心している間にも、ワルドはそのまま自身を中心に、何か波動を出した。

 

「これはっ」

 

「あぁ、やばい締め切りがぁ!!」

 

「徹夜がまだ3日目、まだいけるっ」

 

 そう言いながら、先程までは和気藹々で騒がしかった街の雰囲気が、一気にブラック企業を思わせる光景になっていた。

 

「一体何がっ」

 

「おそらく、あれは周りの人間を無理矢理社畜に変える能力でしょう」

 

「なっ、それじゃっこのままじゃっ」

 

「はいっ、社畜で溢れるブラック企業化社会になってしまいます!! 

 

 さらにはっ!!」

 

 そうしている間にも、街の人々に向けて、スーツを纏ったワルドと似た雰囲気をした存在が次々と現れる。

 

「ほらっこの仕事もやれぇ!!」

 

「これを今日中に頼むな」

 

「奴らはっ」

 

「ワルドの手下であるクダック。

 

 それも、社畜ワルドの手下だから、クソ上司クダックでしょう! 

 

 なんて、恐ろしい!!」

 

 そう少女は思わず、手を強く握り締める。

 

「はい、追加の仕事なぁ!」

 

「ぐぅ」

 

「なんか、ワルドにも仕事を押しつけているけど」

 

「社畜ワルドはあくまでも社畜なので。

 

 そりゃあ、クソ上司に仕事を押しつけられますよ」

 

 呆れる二人を他所に、ワルド達はどんどんと人々を襲い続ける。

 

 それを見た二人は立ち上がる。

 

「分かった、やってやるよ!! 

 

 このままじゃ、休みを満喫できないからなぁ!!」

 

「介人さん!! 

 

 あっ、それじゃ、こちらの契約書にサインをぉ」

 

 そう言いながら、少女はそのまま何やら契約書を取り出す。

 

「契約書?」

 

「はい、まぁ、ゼンカイジャーになる為の保証というか、一応は念のためにやるだけですから。

 

 まぁ、ぱぱっと書いてくださいなぁ」

 

「よく分からないけど、とりあえず、サインするぜ!!」

 

 そのまま、渡された書類を見ながら、介人は名前を書いていく。

 

「はい、サイン完了ですねぇ!! 

 

 さぁ、これを!!」

 

 そう言い、エマが投げ渡したのは、ゼンカイジャーに変身する為のアイテム、ギアトリンガーとゼンカイギア。

 

「よっしっ!」

 

 ギアトリンガーとゼンカイギアを受け取った介人は、そのままギアトリンガーにセンタイギアをセットする。

 

【45バーン!】

 

 ギアトリンガーから鳴り響く音と共に、そのまま構える。

 

「チェンジ全開!」

 

 そのままギアトリンガーの引き金を引く。

 

【45バーン! バンバン! バンバン! ババン! ババン! ババン! ババン! ババババーン! ゼーンカイザー!】

 

 その音声と共に介人の前に巨大なギアが現れ、そのまま介人を通り過ぎる。

 

 介人の姿は、そのまま真っ白いスーツにマントと、まさにヒーローを思わせる存在、ゼンカイザーへと変身していた。

 

「ホワイト企業パワー! ゼンカイザー!」

 

 そのままゼンカイザーへと変身した介人はそのまま名乗り上げる。

 

「ほわいと企業?」

 

「ホワイト企業?」

 

 その事に少女も、ブラック企業ワルドも疑問に思う。

 

「なにぃ、生意気を言うな!!」

 

「残業をしろぉ!!」

 

 その言葉と共に、クソ上司クダックがゼンカイザーに向かって、襲い掛かる。

 

「行くぜ、全力全開だああぁぁ!!」

 

 それと共に介人はそのままギアトリンガーで迎え撃つ。

 

 襲い掛かるようにクソ上司クダックもまた、銃撃も出来るプラグ型の槍であるプラグランスで攻撃をしてきた。

 

 だが、その攻撃はあっさりと避けてしまう。

 

「ちょわああぁぁぁ!!」

 

 その言葉と共に、介人は、襲い掛かる攻撃を避けて、蹴り上げていく。

 

 その圧倒的な動きに、ブラック企業ワルドは驚いていた。

 

 さらにブラック企業のブラック社員たちも次々と現れて襲いかかってくるが、それを避けていく。

 

「でも、どうやって、勝つつもりですか! 

 

 相手は無限に社畜を生み出して、次々と襲い掛かってきますよ!!」

 

「だったら、これだ!!」

 

 その言葉と共に取り出したのは、センタイギアだった。

 

【28バーン! デカレンジャー!】

 

 同時に、センタイギアをギアトリンガーをセットして、そのまま引き金を引く。

 

 それと共にセンタイギアを通して現れたスーパー戦隊であるデカレンジャーが現れた。

 

「デカレンジャー? 

 

 でも、どうして」

 

 そうしていると、デカレンジャーはどこかへと消えていった。

 

「……あの、どこに行ったんですか」

 

「まぁ、待っていろ」

 

 そう行っている間にも、黒いスーツを身に纏った集団が、クソ上司クダックに近づく。

 

「労働基準に違反しているよ」

 

「えっ、それは」

 

「ちょっと、署まで来ようか」

 

 そう、クソ上司クダックは、そのまま連れて行かれた。

 

「あれは一体」

 

「デカレンジャーの力で、労基を呼んだんだ!!」

 

「えぇ、それって、デカレンジャーと、何の関係が」

 

「なんか警察関係だから、いけるかと思ってな。

 

 さて、これで、邪魔はいなくなったなぁ!!!」

 

 それと共に社畜ワルドに目を向ける。

 

【ヒーロー! スーパーゼンカイタイム! ゴッゴー! バンバン! ダイゼンカイ!】

 

 再度ハンドルを回す事で発動。エネルギーを銃口と頭上に集結させ、頭上に巨大なゼンカイジャーのロゴを形成する。

 

 それと共にトリガーを引く事で強力なビームを発射し、社畜ワルドに向けて、発射する。

 

「定時退社あぁぁ!!!」

 

 そう、まるで望んだように、社畜ワルドは叫びながら、そのまま倒される。

 

「なんというか、色々と可愛そうなワルドだったな」

 

「ワルドに与えられる特典であるギアはランダムですからね。

 

 あのワルドはよっぽど運が悪かったんでしょうね」

 

「ランダム過ぎるだろ」

 

 そう呆れながらも、そのまま介人は変身を解除した。

 

「にしても、この世界でもまさか、転生者が出てくるとはな。

 

 しかも、今度も厄介な奴そうだし」

 

「そうですね。

 

 まぁ、今後は私の収益の為にも、一緒に頑張りましょう」

 

「収益?」

 

 その言葉に疑問に思うと、少女はそのまま先程介人に書かせた契約書を見せた。

 

「えぇ、ここに死亡フラグさんから新たな担当として、私、エマに変わりましたから」」「……えっ、マジで」

 

「えぇ、という事で、これからよろしくお願いしますね、介人さん!」

 

 その言葉に、介人は呆気に取られてしまう。

参戦作品は?

  • 魔法科高校の劣等生
  • ゼロの使い魔
  • 聖剣学院の魔剣使い
  • 落第騎士の英雄譚
  • 混血のカレコレ
  • 秘密結社ヤルミナティー
  • テイコウペンギン
  • めだかボックス
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