特典で世界を再構成する戦隊 2部 再構成 作:ボルメテウスさん
「ふわぁ、眠い」
そう言いながら、介人は学校の机の上でうたた寝をしていた。
ゼンカイジャーとしての活動をしていない時の介人の生活は、実に平穏そのものだ。
ただの男子高校生でしかないが、今はそれが心地よかったりするから、不思議なものである。
だが
「今日から転校してきました、閻魔エマです!
よろしくお願いします!」
その言葉と共に教室に入ってきた、ギャルを思わせる少女。
そして彼女を見て目を見開くクラスメイトたち。
(なんだか嫌な予感……)
なんとなくそんな予感を覚えながらも席についた瞬間、彼女は笑顔を浮かべて話しかけてきた。
「あぁ、介人さん!
もぅ、転校したのに、なんで案内してくれないんですかぁ!!」
「……」
「おい、介人、知り合いか?」
そんな介人に話しかけられた事もあって、クラスメイトである上条当麻の言葉に とりあえずうんとうなずくと。
彼女は さらにテンションを上げてくる しかし。
それと共に介人に対する殺気が溢れ出していた。
「なっなんだぁ!?」
それに驚きを隠せずに叫ぶが。
(あ、このパターン。前にもあったよね)
すぐに思い出す、以前似たようなことが何度もあったのだ、その時のことを。
「あぁ、まだ転校生がいるよ。
しかも、4人!!」
「4人?」
そうしている間にも、教室に4人の人物? が入ってくる。
「どうもぉ、キカイノイドのジュランです」
「同じくキカイノイドのガオーンだよ!」
「同じく、キカイノイドのマジーヌっす!」
「同じく、キカイノイドのブルーンです!」
「ジュラン! ガオーン! マジーヌ! ブルーン!!」
それと共に入ってきた4人を見て、介人は思わず笑みを浮かべる。
「よぉ、介人!
久し振り! ようやく退院できて、こうして転校できたぜ!」
「けど、ジュランにガオーン、それにブルーンって、高校に入れるの?
成人を超えているような」
そう介人が言っていると
「いやぁ、よくよく調べたら、僕達って、最終学歴が一応は中卒だからね。
だから、全然問題ないんだよねぇ!」
ガオーンはそんな介人の言葉に対して、答える。
「マジかよ!」
「だから、こうして皆で、思わず転校してきたっす!!」
「皆で青春、団結ですよ!」
「おぉ!!」
そうマジーヌとブルーンの言葉に、介人も思わず笑みをこぼしてしまう。
そんな中、一人だけ呆然としている人物が居た。
それは 閻魔エマだった。
「あれ、私、一応ヒロインのはずなのに」
「……あぁ、わりと、マジで忘れていた」
そう、エマの存在をすっかりと忘れていた介人は、頭を掻きながら呟くのであった。
「むきー!
せっかくのメインヒロインの出番なのにぃ!!」
その言葉と共にエマは介人を睨みつけるが、当の本人は、それを気にすることなく。
「けど、この作品のヒロインって、確かフラグちゃんじゃないの?」
「介人、それって、結構メタ発言だぞ」
当麻がツッコミを入れるが、その声は、エマには聞こえていなかった。
「ふふっ、新シリーズに入ると、新キャラが登場する!
だからこそ、私はこれを気に、この作品でトップを狙う!
そして、そのまま本作の売り上げも上げる!!」
「けど、お前のチャンネル、既に終わっているぞ」
「……えっ?」
それと共にエマはすぐにスマホを見る。
「げっ原作!!
えっ、マジで!!
結構人気だったじゃん!!」
「あぁ、これは結構残念だな。
仕方ないから、フラグちゃんを「まだですよ!」えぇ」
「この作品で人気が出れば、いずれ他でも出番があるはず
さらには休止と書かれていますから、いずれっそうすれば!!」
「この作品の現在のお気に入り数が2人だけなのに、できるのか、それ」
「うぐっ!」
ジュランの指摘に、エマは言葉を失う。
しかし、すぐに気を取り直すように 彼女は笑顔を浮かべると。
「いいえ、まだっまだ諦める時ではない!
既に、対策はできていますの「コーンっ!」ひゃぁ!!」
「あっ」
そうしていると、エマが足から崩れ墜ちた。
それはもぅ、腰の骨が折れたかと思うほどに。
その光景を見た介人達は。
「まさかっワルド!!」
「もぅ出番か!!」
「あっあの、それよりも私の心配をっしてくれませんかぁ」
腰を押さえているエマは、そのまま介人に助けを求めるが、そんな彼女に介人は優しく微笑みかける。
すると、彼はゆっくりと首を横に振る。
「行くぞ、皆!!」
「えぇ!!」
そのまま介人は現れたワルドの後を追う。
「……授業は」
その場で残っている教師の発言は空を切った。
頭蓋骨の頭部に、右手に骨型の棍棒を持ち、左手に釘抜きになっている。
「これで、全員を骨抜きだボーンっ!」
「こいつは、まさかガイコツワルドかっ!
行くぞ、皆、チェンジ全開だ!」
その言葉と共にギアトリンガーを握りしめた介人が叫ぶ。
『ゼンカイジャー!』
その音声が鳴り響くと共に、介人達はそのままゼンカイジャーへと変身する。
「秘密のパワー! ゼンカイジャー!」
「恐竜パワー! ゼンカイジュラン!」
「動物パワー! ゼンカイガオーン!」
「魔法パワー! ゼンカイマジーン!」
「轟轟パワー! ゼンカイマジーヌ!」
「百獣パワー! ゼンカイブルーン!」
『5人揃って』
『機界戦隊ゼンカイジャー!!』
その言葉と共にゼンカイジャーの名乗りを叫びながら彼らは構える。
それに対して、ガイコツワルドはニヤリと笑みを浮かべると。
釘抜きになっている両手を振りかざすと、彼らの周囲に無数の骨が降り注ぐ。
そして、ガイコツワルドを囲むように、戦闘員であるクダック達も現れる。
「行くぜぇ、全力全開!!」
そして、介人達もまたその手に持ったギアトリンガーを構え、真っ直ぐとガイコツワルド達に向かっていく。
まず最初に動いたのはジュランだった。
彼は手に持つ剣を振るうと同時に、衝撃波を放ちクダック達を吹き飛ばす。
さらに続けてガオーンが爪による一撃でクダックを切り刻む。
「ぬぬぬマジーヌ!」
そして最後に残ったマジーヌだが、彼女は杖を構えると共に、先端から炎を放つ。
その攻撃によってクダック達は一気に燃え上がり、爆発する。
しかし、それで終わるわけではない。
「ブルーン!!」
そして、ブルーンもまた上半身と下半身を分離させながら、そのままクダック達の集団に飛び込む。
そして、彼の持つ武器であるピックを叩きつけると共に、周囲の敵を一刀両断していく。
同時に、ジュランも飛び上がるとともに剣を振り下ろす。
その二つの斬撃により、残っていたクダックは全て吹き飛ばされていく。
「ぐぬぬっ、なかなかにやるっ!
だがぁ、まだまだだボーン!!」
その叫び声と共に、ガイコツワルドはその手に持つ骨から無数の骨弾を放ってくる。
それらはまっすぐと介人たちに向かって放たれてくる。
「うわっと、うわぁっと!」
「痛ぁ!
骨が意外と痛いっ!!」
その攻撃に対して、介人たちは思わず回避行動をとる。
「どうするんだ、介人!
このままじゃ、やばいぞっ!」
「ぐっ、どうすれば「介人さん!!」んっ?」
その言葉に、介人が見つめた先にはエマがいた。
先程のガイコツワルドによって、未だに腰が抜けているのか、地面に座り込んだままではあったが、それでも必死な表情を浮かべて叫ぶ。
それはまるで何かを訴えかけるような顔であり、その姿を見た瞬間、介人は気づく。
「あっ、そうか。
だったら、これを使ってみるか」
「何か、手があるんですか?」
そうしている間にも、介人はそのままギアトリンガーにセンタイギアをセットする。
『27バーン! アバレンジャー!』
音声が鳴り響くと共に現れたのは、爆竜戦隊アバレンジャーの幻影だった。
それと共にアバレンジャーの1人であるアバレブルーが現れ、そのまま介人達へと一体化する。
「なっ何をする気だボーン!!」
「行くぜっはぁ!!」
その言葉と共に、介人はそのままガイコツワルドに近づく。
同時に瞬く間にガイコツワルドに触れていく。
一瞬の風のように通り過ぎた事に、ガイコツワルドは疑問に思ったように首を傾げる。
「なっ何をするんだってっボーン!!」
それと共にガイコツワルドの身体は一瞬でバラバラになる。
「なっなにがっ!」
「ばっ爆竜戦隊アバレンジャーのアバレブルーは年商4億のスーパー整体士なんですよぉ。
骨を別の位置に移動させて治療して、人間業ではない領域に足を突っ込んでいるんですよ。
という事で、介人さん!
私のもお願いしますぅ!!」
「まったく、仕方ないな」
その言葉と共に、介人はすぐにエマの腰を触る。
すると、次の瞬間にはエマの腰は治っていた。
「さてっと、それじゃ、とどめ全開だぁ!!」
【ヒーロー! スーパーゼンカイタイム! ゴッゴー! バンバン! ダイゼンカイ!】
再度ハンドルを回す事で発動。エネルギーを銃口と頭上に集結させ、頭上に巨大なゼンカイジャーのロゴを形成する。
それと共にトリガーを引く事で強力なビームを発射し、ガイコツワルドに向けて、発射する。
そしてガイコツワルドに命中した瞬間
「ボーン!!」
同時にガイコツワルドはそのまま爆発し、跡形もなく消え去る。
「よっしゃぁ、これで勝利全開だぁ!!」
「くくっ、これで大勝利ですねぇ、ひひひっ」
そうしていると共にエマはタブレットを見る。
そこには、ガイコツワルドの報酬が書かれて、笑みを浮かべていた。
「とりあえず、すぐにクラスに戻ろうか」
「はい、私は授業が楽しみですからね」
そうしながら、特に気にした様子もなく、そのまま教室へと戻っていく。
今作で登場する作品として「とある」と「ダンガンロンパ」の二つは決定しました。
それ以外の作品に関してはアンケートで決めていきたいと思います。
皆様の応募、お待ちしています。
参戦作品は?
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魔法科高校の劣等生
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ゼロの使い魔
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聖剣学院の魔剣使い
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落第騎士の英雄譚
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混血のカレコレ
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秘密結社ヤルミナティー
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テイコウペンギン
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めだかボックス