特別編やって、(いつもの解説や補足を兼ねた)蛇足をやって終わり。
「元凶である倉田は逮捕した。」
その報告の為にマサル達一行はデジタルワールドに向かった。
ゴツモンや謎の少年イクトの妨害を受けながらも、なんとかメルクリモンと再会する。
デジモンとの和解 メルクリモンとの会談
「お久しぶりですね、メルクリモン。
先に人間がやらかした訳ですから、ここに来るまでの諸々は責めませんが、
ジュレイモンには謝っておいて下さいよ。
次会ったとき、どちらかが居ないのは寂しいですから。」
「なんの事だ?」
「人間の言う事など気にしてはいけません、メルクリモン様!」
ゴツモンが誤魔化そうとするが、遠慮なく話し続ける谷中。
「こっちに着いてすぐ、イクト君とファルコモンに襲われて。
森に迷い込んだら、ジュレイモン、イクト君、ファルコモン、そして森ごと攻撃されたね。
我々が森を見捨てていたら、更地になってたんじゃないかな?」
メルクリモンがゴツモンを見る目が、だんだん鋭くなっていく。
ゴツモンは段々震えていく。
「森を出てからは、ここまでひとっ飛びだったんだだけど、この氷壁内でも色々されてね。
『人間だから』なんて理由をはっきり言ってイクト君まで殺そうとするから驚いたよ。
ちなみに、台詞の『デジモン』と『人間』を入れ替えたら、元凶の倉田の発言とそっくりだったのが一番の驚きだったね!」
「おのれ、人間!余計な事を!」
「ゴツモン!」
「ひぇ。どうかお許しください、メルクリモン様〜」
「赦しを乞う相手が違う!」
「くっ 皆さま…申し訳ありません……」
「それで済むと思ってんのか!イクトは仲間なんじゃないのかよ!」
「落ち着け!マサル!」
「マサル!気持ちはわかるけど、落ちついて!」
「マサル君。その話も後でしっかりするから一旦落ち着いて。」
「そうかよ。 」
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「なんでだ。オレはアイツら襲った。なのに、オレの為に怒ってる。オレは……」
「イクト………」
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「先ずは、人間を代表して謝罪する。
申し訳ない。
もう二度とあのような真似ができないように手を尽くす事を約束する。」
「承知した。」
「感謝します。」
「ところで質問なんだけど」
谷中はバックから紫のデジタマを取り出す。
「これ、倉田が改造したギズモンって奴が還ったデジタマなんだけど、返して大丈夫?
そもそも孵るのかな?」
「う〜む。 我には分からない。
ユグドラシルならば分かるかもしれん。」
「ユグドラシル?」
「ああ。スグルにも言ったが、「スグル! 父さんを知っているのか?!」 あぁ。お前はスグルの息子だったのか!通りでよく似ている。 知っているのか、とはどういう意味だ?」
「大門スグル博士は、以前デジタルワールドに向かってから行方不明でね。
一部じゃ死んだんじゃないかって話も出てるくらいさ。」
「そうか。まだ、ユグドラシルに会えてないのか。」
「ユグドラシルってのは、どうすれば会えるんだ!教えてくれ!」
「ユグドラシルは何処にも居て、何処にも居ない」
「はあ?どういう事だ?」
「マサル君。何処に居るか分かってる相手なら、君のお父さんはもう帰って来てるか、デジヴァイスのデータと共に一言あるんじゃないかな?
とりあえず、情報ありがとう、メルクリモン。
次の話なんだけど、イクト君の事だ。
我々と一緒に戻れば、煩わしい事は最小限で済むけど、どうする?」
「オレは行かない!オレ、デジモン!ここ、居場所!」
「イクトよ。お前は人間だ。」
「メルクリモン?」
「お前はある日突然現れた。それをユキダルモンが育てていたのだ。」
「そんな…嘘だ」
「本当だ。イクトよ、本当の両親に会って来るのだ。」
「嫌だ!オレの母親、ユキダルモン!」
「イクト君。ユキダルモンを失った時の気持ち覚えてる?」
「忘れるわけないだろ!人間のせいで!」
「谷中さん、何を」
「同じような悲しみを、君の人間のご両親も味わったというのは理解してほしい。」
「うっ……」
「ならば、イクトよ。デジモンとして人間界を見てくるのだ。
そして、よく考えるのだ。」
「何を…?」
「人間の事、デジモンの事、そして己自身だ。」
「………わかった。必ず戻ってくる!」
「そのまま、帰って来なければいいのです」 「聞こえているぞ!ゴツモン!」
「ひぇ。どうかお許しください、メルクリモン様〜」
「で、申し訳ないんだけど、帰り道分かる?返送用の機械が、こっち来てすぐ壊れて連絡できないんだよね」
((あっ、オレ(ボク)が壊した奴か?))
「それなら、この裏のゲートから出るといい。以前、スグルに同行していた者達が使った物だ。」
「ありがとう。使わせてもらうよ。」
《数ヶ月後、デジタルワールド》
《谷中side》
あれから数ヶ月か〜。いろいろあったなぁー。
あの後、回収されて、検疫受けて*1宥めて、お偉いさんに報告して。
イクトが両親と会うも受け入れづらくて離れた隙に、バグルモンが来ちゃって、結果的に一歩踏み出せて。
いろいろ慣れなくて逃げて、マサル君に拾われて、大門家にお世話になるとか、本当にもう。
その甲斐もあって、イクト君もいろいろ受け入れられたみたいで良かった。
今もデジタマを送還する時に一緒に移動して、メルクリモンと話しているらしい。
メルクリモンも、イクトが良い方向に成長して嬉しいらしく、よく息子自慢を聞く羽目になる。
その後、マサル君と俺は、デジタルワールドを飛び回ってスグル博士を探したんだよな。
マサル君が現地の喧嘩等に介入するからか、
インペリアルドラモンが目立つからか、割とすぐロイヤルナイツの接触があって驚いたなぁ。
エグザモンって、本当に大きくて、距離感ミスってぶつかりかけたもんなぁ。
「来たな、久成。」
「今回は、マグナモンか。よろしく。他のみんなは?」
「多くの者は見廻りだ。ゲートの発生に人間がもう関わらないのであれば、我々が関わるべき問題だからな。
ドゥフトモン等は己の見つめ直しだ。普段のお前とインペリアルドラモン……いや、テントモンと言うべきか……は、どう見ても弱き者だからな。いろいろ思うところがあるのだろう。」
今話しているのは、ロイヤルナイツのマグナモン。
ユグドラシルへの案内役だ。
あの後、親子の再会をしたり、デジタマの対応を教えてもらったりしてから、定期的に状況報告をすることになった。
案内役のロイヤルナイツの面々とは結構話すようになった。
気まずくて話しかけたのがきっかけだが、人間に対して好印象を持ってもらえたみたいで良かった。
そろそろ謁見の間だな。緊張するが頑張ろう。
・ギズモン等のデジタマの処遇
メガデスによる完全破壊。
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