仮面ライダーギーツ IS ARMED INTERVENTION   作:ガンダムラザーニャ

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今回ははっぴーでぃすとぴあさんからのリクエストのレイズバックルの書きました。

それと今回は原作の事件への介入になります。


襲撃のロボット

仮面ライダーギーツこと火宮英寿と、仮面ライダータイクーンこと石川葉治は、デザイアの飛行機からIS学園のアリーナを見下ろしていた。

 

そこには今、ロボットが乱入したことにより、阿鼻叫喚の状況となっている。

 

「うぉっ!?

 

こいつは情報に聞いたがヤバい状況だなぁ…」

 

「あのロボットと戦ってるの、もしかして一夏と鈴か!?

 

あいつらで勝てんのかってんでい!」

 

デザイアの情報にあった世界初の男性操縦者の織斑一夏と、中国の代表候補生の凰鈴音が苦戦してるのを見て、驚愕する。

 

英寿は二人と面識はないが、葉治は二人とは幼馴染なので余計にだ。

 

「どうする? 俺達も目的はあのロボットの撃退だろ?」

 

「そうだな。

 

よし、行くぞ!」

 

飛行機の扉が開き、風が舞い上がる。

 

その中で二人はデザイアドライバーを腰に装着し、英寿はブーストレイズバックルを、葉治は小型のレールガンを横にした形のアイテム・レールガンレイズバックルを装填し、そのまま空中に身を投げた。

 

『変身!!』

 

【BOOST!】

 

【ARMED RAILGUN!】

 

【READY FIGHT!】

 

二人の身体にそれぞれ装甲が装着されていき、その姿を変えた。

 

英寿はブーストレイズバックルのハンドルを撚ることで仮面ライダーギーツ・ブーストフォームに変身し、葉治はレールガンレイズバックルのトリガー部分を引っ掛けるように押すことで仮面ライダータイクーン・アームドレールガンフォームに変身した。

 

そしてギーツはブーストレイズバックルを使って赤いバイクを召喚し、タイクーンも乗せるとそのままロボット、織斑一夏と凰鈴音の間に割り込むように着陸させた。

 

突然現れた二人に驚きながらも、一夏達は戦闘を中断させる。

 

「おわっ!? なんだこの乗り物!!」

 

「あんた達、まさか仮面ライダー!?

 

あのデカブツもいるのに!」 

 

「おいおい落ち着け。

 

俺たちの目的はお前らを倒すことじゃない。

 

あのロボットを倒すことだ」

 

そう言うと、ギーツはバイクから降りて、両腕の拳を構えながらロボットに立ち向かい、その後ろでタイクーンはレールガンを構えて援護する。

 

「こいつは任せてくれ。

 

お前たちは他の奴らを避難させてくれ」

 

「ちょっと待ちなさいよ!

 

何でアンタたちがそんなことを!」

 

「いいから早く行け! ここは危険だ!!」

 

ギーツの言葉に何かを感じたのか、鈴音は何も言わずにISを展開して空に飛び立った。

 

「さて……やるぞ!」

 

その言葉と共に、ギーツは地面を蹴り、一気に加速するとパンチを叩き込んだ。

 

ロボットは受け止めるも、ギーツの腕についたマフラーが勢いよく噴き出し、それに合わせてパワーが上がる。

 

そして次の瞬間には、ロボットは後方に吹き飛ばされた。

 

「すげぇ……これが仮面ライダーの力なのか……」

 

一夏は目の前で繰り広げられる戦いを見て、思わず呟いた。

 

それは鈴も同じだった。

 

代表候補生としても、あのロボットは強い、下手をすれば自分も負ける。

 

だがあの仮面ライダーは臆することなく立ち向かっているのだ。

 

後方に吹き飛ばされたロボットはすぐに起き上がり、腕からビームを射出しようとすると。

 

「させねぇってんでい!」

 

と、レールガンを連射で打ち込み、ロボットの片腕を破壊。

 

さらに続けてもう片方の足を破壊しようとするが、残った片腕からのビームで遮られる。

 

「タイクーン大丈夫か!?」

 

「このくらい何ともねぇってんだい!」

 

と、態勢を立て直そうとしたところだった。

 

『一夏ぁ!

 

男であるお前が呆けて、何とする!!貴様それでも漢か!!』

 

突如聞こえてきた怒声に、その場にいた全員が驚いた。

 

その発声源はアリーナの中継室からだ。

 

そこにマイクを掴んだ黒髪ポニーテールの少女がいた。

 

篠ノ之箒。

 

IS学園の生徒にして、ISの開発者の妹。

 

しかもその声を聞いてロボットは箒にビームを向けた。

 

「まずいっ!」

 

既に発射されたビームはまっすぐと箒のいる中継室へと向かう。

 

その時だった。

 

「はぁ!!」

 

と、誰かが前に出てそれを防いだ。

 

防いだのはシールドを構えた、仮面ライダーナーゴだった。

 

「大丈夫!?

 

ここは危険よ、早く逃げなさい!」

 

「な、何で仮面ライダーが私を助けるのだ!

 

私は一夏に」

 

「今ので彼には十分届いてるわ!

 

早くここから逃げて!」

 

「し、しかし、アリーナの出入り口は全て、ロックされてしまって…」

 

「大丈夫よ、今避難させてるから」

 

ナーゴがそう言うと、アリーナの出入り口を含む壁が全て破壊された。

 

「よぉし!!

 

これで全員逃げられるなぁ!!

 

ロックされて開かないなら、壊しちまえば良いんだからなぁ!

 

おら、さっさと逃げろぉ!」

 

と、チェーンソー片手に担ぎ、生徒たちを避難させる仮面ライダーバッファ。

 

その光景を見て、箒もようやく理解したのか、すぐにその場から離れた。

 

ナーゴもバッファと共に生徒たちを避難させる。

 

「よし、こっちはもうすぐ終わる! そっちはどうだ!」

 

「あと少しで片付きそうだ!」

 

「わかった!

 

終わり次第俺たちも撤退だからな!」

 

ギーツとタイクーンは改めてロボットに攻撃をする。

 

だがロボットはその腕を上半身ごと回転させてビームを撃ってきたり腕で弾いたりしてくるので攻撃が通らない。

 

「くぅ~! うざったいってんでい!!」

 

「ちっ、これじゃあキリがないぞ!

 

なら、これで突っ切「待ってくれ!」…っ、お前は」

 

バイクに乗って突進しようとしたところで声を掛けられた。

 

そこにいたのは一夏だ。

 

武器を握る手は震えてるが、それでも自分のするべきことをわかってるとばかりにギーツの目を見据えていた。

 

「…俺には、ISを狙うテロリストのあんたらのことがわからない。

 

けど、これだけははっきりとわかるっ!

 

あんたも、皆を守るために戦ってるんだってことは!」

 

「…で?

 

それでお前はどうするつもりだ?

 

まさか、俺たちと手を組んであいつをぶっ倒そうなんて言わねえよな?」

 

「……俺は、やっぱり戦う。

 

あいつを倒すために」

 

一夏の言葉にギーツはため息をつく。

 

だが、どこか嬉しそうな表情を浮かべてバイクに乗せる。

 

「いいだろう。

 

そこまで言うなら乗れ。

 

一緒に戦おうぜ!」

 

「ああ、任せろ!

 

鈴、援護してくれ!」

 

「わ、わかったわ!」

 

「タイクーン、お前も頼むぜ」

 

「言われなくてもわかってるんでい、てやんでぃ!」

 

一夏とギーツはそれぞれ鈴とタイクーンに援護を任せ、ギーツはバイクのマフラーを吹かせ、初っ端からトップスピードでロボットに向かっていく。

 

恐ろしい速度で上半身を回転させるロボットは連続でビームを撃ってくるがそれらを躱す、あるいはタイクーンがレールガンで相殺する。

 

さらに。

 

「はぁあああああああ!!!!!!」

 

鈴が巨大な青龍刀を振り下ろし、残された腕を破壊した。

 

それでも止まらないロボットに向けて、ギーツは片腕のマフラーを噴かせる形でさらに加速させる。

 

「くっ、舌噛むかよ!

 

行けぇえええええ!!!!!」

 

「うぉおおおおおおおお!!!!

 

零落白夜っ!!!」

 

白く光り輝く一夏の剣が、ロボットを一刀両断した。

 

「…………」

 

真っ二つになったロボットは動きを止め、やがて爆発して粉々に散っていった。

 

「よし!」

 

「任務完了だな。

 

…ほら、降りろよ」

 

「おわっ!?」

 

「一夏っ!」

 

乱暴に放り投げられた一夏は、先程のISの機能の影響かISを解除したことで生身で空中に放り出された状態になるも鈴に抱きかかえる。

 

「お前、何するんだよ!」

 

「ここの生徒たちの避難に例のロボットの撃破して任務を完了したんだ。

 

だから、これ以上お前たちと馴れ合うつもりはねぇよ。

 

…タイクーン、行くぞ」

 

「あいよっ!」

 

飛び乗ってきたタイクーンを乗せて、ギーツはバイクを走らせてその場を後にした。

 

その光景を見て一夏たちは呆然としていた。

 

そうしてバイクを走らせ、IS学園を後にして、人気ないところで変身を解除し、そこで英寿は葉治に質問した。

 

「…お前、良かったのか?

 

あいつらとは、幼馴染なんだろ?」

 

「いや、いいんでい。

 

俺が仮面ライダーやってること、バレる訳にはいかねぇしな。

 

けど、元気にしてるようで良かったってもんだい。

 

…つーかそれならお前のそれ、ブーストレイズバックルも今日は大人しいんだな?」

 

「そりゃあ必殺技使ってねぇからだろうな。

 

だから今は調子が良いらしい」

 

「そうかい。

 

まっ、そういうことにしておこうかねぇ」

 

「そうだな。

 

じゃっ、このまま帰るか。

 

東堂もリアスも撤退したって連絡来たしな」

 

二人はそう言いながら、各々の帰路につくのであった。

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