ーここは何処だろうか?■は確か…
「おはよう。お機嫌いかがかな?」
ー…おはようございます。あの、ここは何処であなたは誰ですか?
「礼儀正しくていいね。それでは今の質問に答えよう。
まず私は'神'と君達人間に呼ばれているような存在で、ここはその住処というかなんというか…うん、仕事場にしよう。」
ー神…それならその神様が■にいったい何の用ですか。これから転生でもすると言うのですか?
「そのとおりだとも。いやはや、最近の人は説明が少なく済んで楽だね。」
ー………。そうか■は死んだのか…
「ああ、車に轢かれてそのままポックリとね。
…信じて受け入れることが出来るかい?」
ー信じたくは無いし受け入れたくも無い。…無いが■には信じるしかこの不思議な空間にいる理由が思いつかない
「そうか。ひとまず信じてくれてありがとう。
そして早速ですまないのだが、此の度君が転生するのは『魔法科高校の劣等生』の世界だ。知っているね?」
ー当然、小説はもちろんアニメも漫画も履修ずみだったから
「さて、なにか質問はあるかい?」
ーこういうもののテンプレ通りにいくなら、なにか転生特典みたいなものを貰えると思うんですが。
「ああ与えよう。何を望む?」
ー…なんでもいいの?制限とかは?
「なんでも好きなものを選びなよ。制限などという野暮なことは言わないから。但し特典が多すぎるのはいずれ君自身の身を滅ぼしかねないから注意してね。」
ー特典はモチーフとなる原作がある場合、そのままの原作通 りの性能になるの?(直接世界を滅ぼすような力もあるからな)
「特典はその世界に合った違和感の小さくなる物に調整するから今回の場合は大抵、魔法という形に収められるだろうね。」
ー(…どんなものにするか。どの作品にも強いキャラクターはいるからな…)
「いくらでも考えてもらっていいよ。ここには時間などあってないようなものだからね。」
ー(せっかく転生するんだ。憧れているキャラクターの能力がいいな。憧れていてかつ強いキャラクター…)
「今更だが転生という形だから今までの記憶を引き継いだ状態で生まれることが出来るよ。」
ー(となるとわかりやすい能力の方がいいか。あの世界に馴染めてお兄様に殺されることのないような、又は殺されそうになっても対抗出来る能力がいいだろう。この3項目を満たすのは……)
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「決まったようだね。では再度問おう。何を望む?」
ー『ゼルダの伝説 Breath of the Wild』の英傑リンクの力と他の英傑たちの加護でお願いします。
「わかった。その望みを叶えよう。で、なんでリンクを?」
ー『魔法科』で他の英傑たちの加護とシーカーストーンの力があればなんとか普通に暮らせると思ったから。
「なるほど。確かに不自由なく暮らすことは出来るだろうね。では最後に、能力に関して質問はあるかい?」
ーシーカーストーンの基本機能とマスターバイク、ハイラルの植物や武器などはどうなる?
「まず、マップ機能は最初から全てが埋まっている状態だ。世界にいきなり未知の文明の塔が地中から出てきたらパニックになってしまうしね。まぁ、いわゆる⚪ooglemapだ。
次にワープに関して。これは誰にも見えないワープマーカーを設置出来るようにする。設置も取り外しもシーカーストーンから。ワープ中は世界が止まった状態になる。行き先が埋まっている場合は、その地点から一番近いところにワープする。
そして、シーカーストーンだがCADと同じ機能を搭載しておく。魔法式は入れたら勝手に君に最適化されるので問題ないが、違和感を持たれないように。
基本機能である'リモコンバクダン' 'マグネキャッチ' 'ビタロック' 'アイスメーカー' 'ウツシエ' 'シーカーセンサー'は魔法として、及び追加コンテンツで来た'マスターバイク零式'はバイクとして使えるようにしておく。'ハイラル図鑑'は…必要ないと思うがどうする?」
ー入れておいて下さい。
「わかった。
さて、ポーチの中身には素材が全て入った状態で量は無制限。他の人も取り出したものは認識することができる。
だから、他の人の前でハイラル原産のものを食べると未知の食材を食べているように見えるから注意してね。
英傑の加護は魔法に適合されるためクールタイムなどはなくなくなり何度でも使えるようになる。変わりに想子を消費するようになる。
'英傑ミファーの祈り'は達也君と似て非なる自分専用の自己修復魔法
'英傑リーバルの猛り'は風などの振動・収束・発散の系統魔法
'英傑ダルケルの護り'は自分と自分の周りを硬化する情報強化や領域干渉などの対抗魔法と呼ばれるもの全般
'英傑ウルボザの怒り'は雷などの放出の系統魔法
に補正がかかるような感じになる
ここまでで質問はあるかい?」
ーポーチには素材が全部あると言っていたけどそれは武器も?
「勿論だとも。入っている武器系統は剣・盾・弓全て。こちらも同じく無制限。」
ーポーチから物を取り出すとき、他の人からはどう見えるの?
「シーカーストーンから出てきたように見える。」
ー武器を分解しようとした場合はどうなる?
「分解したらそれは元の形を留められずに壊れるということだから、原作と同じように青い閃光を放って空気中に溶けて消える。」
ー任意で消せる?
「それはポーチにしまえばいいじゃないか。」
ー…
「他に質問は?」
ーリンクの力と言ったけどそれはどこまでのものなの?
「身体はリンクのスペックが基準だ。魔法演算領域は最大限に大きくしておくよ。これは僕からの餞別だ。それに伴い魔法の処理速度・キャパシティも大きくなる。しかし、いくらリンクの体だからといって努力を怠ると勿論劣っていくからね。
ああそうだついでにガーディアンのビームも撃てるようにしておこうか。」
ーいえそれはいいです。
「どうしてだい?ビームはロマンだろう?」
ーロマンではあるんですけどせめて魔法にしてもらわないと
あの世界で一般人が魔法を認識出来てしまうのは問題でしかないですから
「そうか。なら魔法にしておこう。
あと原作が第三者視点から見ることができるから知覚系魔法も宿している。」
ー(こう改めて確認すると凄い多い能力持ってるなぁ)
「もう質問はないね?
…では転生の時だ。準備はいいかな?」
ー準備といっても何を
「なに心構えみたいなものさ。君は原作主人公達と同世代になるように生まれる。魔法科高校に入学するまでは好きにするがいいさ。
では、第二の人生を楽しんできたまえ。」
ーいろいろとありがとう御座いました。神様。
「…君の新たな人生に祝福を。」