個性:クラスターセル   作:鳥松

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ありがたいことにお気に入り登録してくれた方がいる見たいでとても嬉しいです。まだまだ下手くそですが、あたたかい目で見てもらえると作者は泣いて喜びます。


入学初日

 

「あ"~~もう朝…全然寝れなかった…」

 

 

昨日は興奮してたのとうるさかったので一睡もできなかった。まあ全部自分のせいだけど。

 

 

「今日から学校だって言うのに…。」

 

 

時計を見るといつも起きる時間とは大分早く目が覚めきっていた。いくら言ってしょうがないので切り替えて準備をすることにした。

 

 

 

「おはよう、桐子ちゃん。今朝は大分早いのね。」

 

 

1階の共有スペースに行くと先生が朝食の準備をしていた。

 

 

 

「おはようございます、先生。昨日は全然寝れなくて…。」

 

 

 

「あらそうなの?まあ昨日のことがあったし、仕方ないか。」

 

 

 

「せっかく起きたので今日は早めに行くことにします。」

 

 

 

 

「そう。今日は始めての登校日だから気合い入れて、頑張って来てね!!」

 

 

 

「はい!頑張ってきます!先生!」

 

 

 

みんなで朝食を食べ終えたあと、私は制服に着替え、玄関に向かった。

 

 

 

「じゃあ行ってらっしゃい。桐子ちゃん。」

 

 

 

「お姉ちゃん行ってらっしゃーい!」

 

 

 

「行ってきます!!」

 

 

そう言って孤児院をあとにした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「着いた…雄英。」

 

 

 

入試で一回見ているが間近で見るとやっぱりデカイ。

 

 

 

(私のクラスは…A組か。)

 

 

自分のクラスを確認し、目的地のA組に向かった。

 

 

(ここがA組…ドアでか。バリアフリーに配慮しすぎだろ…。)

 

 

普通サイズの人間には大きすぎるドアを開け、教室の中に入ると、

 

 

 

「む、君は同じ試験会場にいた銀髪女子!君も合格していたのだな!」

 

 

 

メガネをかけた少年に話し掛けられた。

 

 

 

(げっこいつは入試のときにいたモジャモジャ頭の子にやたらあたりが強かったメガネ!)

 

 

 

試験会場で見たときにモジャモジャ頭の子に妙にあたりが強かったせいであんまり好きじゃない。取り敢えず銀髪女子という呼び方は癪にさわるので訂正させよう。

 

 

「私は跳田桐子。そんな呼び方しないで。」

 

 

 

「おっと、すまない。失礼した!ボ・・・俺は私立聡明中学出身、飯田天哉だ。よろしく頼む。ああ、そうだ。席は出席番号順になっているぞ」

 

 

 

「ああ、そう。じゃあ私の席はあの辺か。じゃあよろしく。飯田君。」

 

 

 

「ああ、よろしく跳田くん。」

 

 

 

そう言って別れて自分の席に行く。自分の席の周りにはまだ人は全然いない。しばらくすると、他の生徒も続々と教室にやって来た。自分の周りの席も段々と埋まって来たようだ。教室の中も話す人が増えてきて賑やかになってきていた。しかし、

 

 

 

スパァン!!

 

 

教室の扉を足で開けて大きな音をたてながらガラの悪そうな男が入ってきた。髪は金髪で髪型は爆発したかのようにツンツンしている。制服はかなり着崩しており、ポタンは胸元まで開け、ネクタイもしていない。こんなあからさまな不良は見たことがなかったのでびっくりしてしまった。彼は教室をしばらく見回した後、私の前の席に机に足を乗せて座った。だがそんな行為を彼が見逃すはずがなかった。

 

 

「君!」

 

 

 

「机に足をかけるな!雄英の先輩方や机の制作者方に申し訳ないと思わないか!?」

 

明らかな委員長キャラの飯田君がその不良生徒に臆することなく話し掛ける。

 

 

「思わねーよ、てめー、どこ中だよ端役が!」

 

 

どこ中だよ、とか言う不良のテンプレみたいなことを言っていた。こんなあからさまなセリフ吐くんだなと思ってしまった。それにしても飯田君とはやっぱり相性が悪いんだ

な。こんな光景、漫画とかでよく見た気がする。というか人の席の前でそんな口論しないでほしい。ちょっとスルーしたがなんと私は爆豪くんの席の後ろの席なのである。もうほんとにここでやっていけるか心配だ…。

 

 

 

しばらく二人はなんやかんや言い合っていたが、ある生徒が教室に入ってきたことでその口論は中断となってしまった。

 

 

 

「おはよう!ボ…俺は私立聡明中学出身の…」

 

 

 

「い、いや、聞いてたよ…。」

 

 

焦っているような口調で応えたのは入試で試験会場が同じだったモジャモジャ頭の子だった。

 

 

 

「君は試験の構造に気づいていたんだな…。」

 

 

 

「へ?」

 

 

 

(ん?)

 

 

 

「俺は気づけなかった。君を見誤っていたよ…。君のほうが上手だったようだ…。」

 

 

 

 

(あの二人仲が悪そうだったけどあんまりそんな雰囲気ないな…てかいいのか?)

 

 

 

 

 

そんなことを考えている間にも他の生徒が入ってきた。あの茶髪の子は試験が終わったあと吐きかけてた人だったかな?その後二人は仲睦まじく話をしているようだったが、そんな会話の雰囲気を破るものがいた。

 

 

 

 

 

「お友達ごっこがしたいなら他所に行け。」

 

 

 

 

ボソボソとした声でそう言ったのは寝袋にくるまった小汚ない男だった。

 

 

 

 

「ここはヒーロー科だぞ。」

 

 

 

 

「な、なんかいるー!!!!?」

 

 

 

 

(そんなところに寝袋なんてあったのか…全然見てなかった…。)

 

 

 

 

「はい、静かになるまで8秒かかりました。君たちは合理性に欠けるね。」

 

 

 

 

 

「担任の相澤消太だ。よろしくね。」

 

 

 

 

(担任なのかよ…。全然そんな雰囲気ないからわかんなかったわ。)

 

 

 

 

「早速だがこれ着てグラウンドに出ろ。」

 

 

 

 

「「「「「個性把握テストォ!!!??」」」」

 

 

 

 

 

「入学式は!?ガイダンスは!?」

 

 

 

 

「ヒーローになるならそんな悠長な行事出てる暇ないよ。雄英高校は自由な校風が売り文句。そしてそれは教師も例外じゃない。」

 

 

 

 

(言ってることが合ってるような…間違ってるような…。)

そして相澤先生は続けた。

 

 

 

「お前たちも中学の頃からやってるだろ?体力テスト。実技入試成績のトップは爆豪だったな。中学のときソフトボール投げ何メートルだった?」

 

 

 

「67メートル。」

 

 

 

(使わんくてもめっちゃ飛んでるやん…)

 

 

 

 

「じゃあやってみろ円からでなきゃりゃ何してもいい。はよ。おもいっきりな。」

 

 

 

「んじゃまァ、死ねぇ!!!!」

 

 

 

 

凄まじい爆音と爆風とともにボールははるか彼方へ飛んで行った。

 

 

 

(死ね…?)

 

 

 

 

 

「まずは自分の最大限を知る。それがヒーローの素地を形成する合理的手段。」

 

 

 

 

 

705メートル。相澤先生の手元の機械にはそう表示されていた。

 

 

「「「「「「おおおー!!!」」」」」」

 

 

 

「705メートルってマジかよ…。」

 

 

 

 

 

「何コレ!?超面白そう!」

 

 

 

 

「個性自由に使えるってさすがヒーロー科!」

 

 

 

「面白そう…か。ヒーローになるための3年間そんな腹積もり過ごすつもりか?」

 

 

 

 

(うげ、嫌な予感…。)

 

 

 

「よぉし、8種目トータル最下位のやつは見込みなしと判断し、除籍処分としよう。」

 

 

 

 

「「「「「はああああああ!?」」」」」

 

 

 

(いや思ってたより最悪なんですけどォ!?)

 

 

 

「ようこそ。これが雄英高校ヒーロー科だ…」

 

 

 

思ってたより早くやって来た最悪過ぎる試練。

 

 

 

(やっぱりここでやっていける気がしない…)




次回、個性把握テスト!
なんか今回時間掛かったわりには最後のほう切り方雑になったし、会話文だけになっちった。てへぺろ☆(・ωく)

ちなみに跳田ちゃんの飯田君への印象は緑谷君に謝ったことで少し良くなってます。
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