個性:クラスターセル   作:鳥松

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色が付いてるぅー!本当に嬉しいです。ありがとうございます。今回の話は講評とその後のお話です。訓練終わった放課後にA組みんなで振り返りするの好きなんだ…


講評とその後

「さて!最後の講評といこうか!何か意見がある人!」

 

訓練が終わったあとみんなのところに戻り、講評をしていた。

 

 

「はい!」

 

「八百万少女!」

 

「今回の訓練、ヒーロー、ヴィラン共々とても素晴らしい動きでしたわ。ヒーローチームは相手の得意不得意をしっかりと意識した立ち回りをしていました。戦闘面でも二人こ連携した攻撃はヴィランにも十分通用するものだったと思います。」

 

 

「一方ヴィランチームは戦闘役と索敵の役割を分け、連携がとれていました。あと個人の話では、跳田さんの奇襲攻撃、窓の外に足場を作ってそこからの奇襲はいくら警戒していた尾白さんたちでも予想できなかったでしょう。さらに跳田さんは核がある階層の通路を塞ぎ、ヒーローチームの作戦を潰していました。」

 

 

おおー、とみんなから感嘆の声が出る。

 

 

「しかし跳田さんは少しやり過ぎだったのが目立ちますわ…」

 

 

「うっ、はい…あとでちゃんと謝ります…。」

 

 

一瞬褒められ嬉しくなったが、その後しっかり痛いところをつかれてしまった。

 

 

「うむ、そうだな!八百万少女!いつも素晴らしい講評ありがとう!跳田少女は個性の制御とともにそれに合わせた戦い方をこれから学んでいこうか!」

 

 

「はい、わかりました!」

 

 

私が返事をした後オールマイト小さく咳をした。

 

 

「よし、保健室にいる生徒たちにもこの講評を伝えなくては!」

 

そう言ってオールマイトはすごいスピードで去っていった。

 

 

 

訓練が終わって皆制服に着替え、教室に戻ったころ。

 

 

 

「なあ!放課後は皆で訓練の反省会しねぇか?」

 

 

 

「あ、それいいじゃん!やろうやろう!」

 

 

 

「お、いいな。参加するぜ」

 

 

 

「あ、俺も」

 

 

 

 下校時間となり皆が帰る準備をする中、切島君が大声で呼びかける。すぐに芦戸さんが諸手を挙げて参加を表明し、多くが参加する事になった。

 

 

 

「全員参加か?おーい、爆豪。お前はどうする?」

 

 

 

「……」

 

 

 

 切島君が声をかけるも爆豪君は無言のまま教室を出て行った。今日の訓練で緑谷君に負けた事がよほど響いているのだろう。今回の訓練で負けて以降、爆豪は一言も喋らずに押し黙ったままだった。

 

 

 

「おいって!…帰っちまった。まぁいいか、轟はどうすんだ?」

 

 

 

「…すまない、用事があるんだ。帰らせてくれ」

 

 

 

「そうか、引き留めて悪ぃな。じゃあまた明日な」

 

 

 

 また、轟君もそう言って帰った。しかし、残りのクラスメイトは参加するようで、教室に残っていた。

 

 

 

「おーい!跳田はどうだ?」

 

 

「あっうん、もちろん参加するよ。」

 

 

そうして訓練の振り返りがはじまった。

 

 

「それにしても第1試合と最終試合は熱かったよな!」

 

 

「確かに!あの爆豪と緑谷の戦いはすごかったな!」

 

 

「緑谷未だに保健室だけど、大丈夫かな…」

 

 

「そうそう!保健室といえば跳田の試合もな!」

 

 

「すごかったぜ、あの奇襲。あんなの誰にも予想できないって!」

 

 

「そうだよなー、それにしても改めて跳田の個性ってなんなんだ?実際に戦うところ見ても分かんなかったんだよなー。」

 

 

「あっえっと私の個性は『クラスターセル』って言って、金属の飛蝗を出せるの。飛蝗の形は変えることが出来て、こうやって盾とか棘とか色々なことが出来るよ。」

 

 

「はえー、便利そうだなぁ。武器にも盾にもなるってことか…そういえば尾白の攻撃を見切ってたようにガードしてたけど、あれはどうやってやったんだ?」

 

 

「ああ、あれはこうやって飛蝗と視覚を共有してたんだよ。飛蝗は複眼って言って、まあ簡単に言うと人間より細かなところまで見えるんだ。」

 

 

「あ、目が黄色い。だからサングラスかけてたのか。索敵も出来るってことはかなり強い個性なんだな。」

 

 

「あー、でも、一応欠点があって、この飛蝗って意志を持ってるから制御が難しいんだよね…」

 

 

「だから、今日はやり過ぎた感じになってたのか。」

 

 

「あっ尾白と葉隠が帰ってきた。お帰りー!」

 

 

「ただいまー、いま何してるの?」

 

 

「反省会してるんだ!尾白と葉隠もどうだ?」

 

 

「もちろん参加するよ!」 「もちろん!」

 

 

二人は参加することを伝え、私たちがいるほうへ歩いてくる。だが、その前に跳田にはやらなければいけないことがあった。

 

 

「その、二人とも!ごめん!訓練なのにあんなにやってしまって、完全にやり過ぎました!ごめんなさい!!」

 

 

「いいよ、いいよあの時は跳田さんも少し様子がおかしかったし、僕たちはあんまり怪我もなかったしさ。」

 

 

「うんうん!跳田ちゃんすっごく強くてビックリした!」

 

 

「ありがとう…二人とも。」

 

 

(早く細かな制御が出来るようにしないとな…)

 

 

その後、ギプスを付けたままの緑谷が戻ってきたが、すぐに爆豪の後を追いかけて出て行ってしまった。その様子を皆が不思議に思っていると、緑谷と爆豪の2人は幼馴染なのだと麗日が教えてくれた。

 

 緑谷の無事も分かり、反省会もある程度終えて雑談ばかりとなったところでお開きとなり、私は孤児院へと帰っていった。




前回と比べて短いですがこれで終わりです。もうすぐUSJ編です。書くことがないので愚痴らせて下さい。ヒロアカの名前、予測変換になくてめんどくさいです。ちなみに障子君と尾白君はすぐでてくれます。やっぱりこの二人、なんか安心感あるな…
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