ケロロ軍曹の日向家に直死の魔眼持ちの転生者をぶち込んだ話 作:ケロン軍の一兵卒
原作:ケロロ軍曹
タグ:R-15 オリ主 残酷な描写 転生 性転換 クロスオーバー ガールズラブ(保険) 直死の魔眼 TS オリジナル設定
顔が真っ赤に染め赤鬼の様にをした男が空瓶を振り下ろし5歳程度の女児を殴った。
「貴方⁉︎もうやめて娘でしょ‼︎」
「うるさいッ‼︎知るかこんなガキ。さっさと酒買ってこいって言ったよなぁ幸子ォ」
線が細いというよりかほぼ,骨と皮しか残っていないレベルで痩せ細った女性と吐息や見た目全てがアル中の症状が出ているダメ男が口論しているのが見える。
……あれ、目線ってこんな低かったけ?てか夢なのか?けど何か頭から流れてくる血の独特な鉄臭い感じとしょっぱくてあんま慣れない血の味がする……
もしかして、俺転生したのか?
結構外れだろこれ、てか視界赤いなぁって思ってたら目にも入ってるし……また転生すんのかな?
嫌だなぁ、記憶取り戻して少ししか経ってないってのにまた現世からさよならバイバイなんて糞食らえだ。
うん?何か薄い線みたいなのがが見えるけど何だあれ……まさか………
女児が近くにあった棚を線通りになぞると、棚がその線に沿って綺麗に切れた。
女児は血で染まった眼を見開き、生みの親たちは一瞬で壊れた棚の方を見る。
女児はこの状況がやばいと気づき必死に身体を動かそうとするが頭を殴られ栄養失調気味の女児はフラフラと千鳥足の男が抑えつける。
「何なんだ今の?コイツか、コイツがやったのか?」
女児は拘束から逃れようと必死に身体を捻るが大人と子供という争う以前の体格差でビクともしない。
「お前を売れば少しは金になりそうだな。だから大人しくしとけ‼︎」
「や、やめてそれ以上その子を傷つけないで」
女性が男を横から押し女児から退かそうとするが、男の体を揺らす程度。酔っ払った男にとって揺らされるのは中々不快な物だったらしく、腹が立った男は空いていないビール瓶を握り女性の頭を全力で殴る。
ガシャンという音共に女性が崩れ落ち、頭から大量の血を流し床を真っ赤とビールの炭酸で染める。
お、お母さん(仮)‼︎本当難易度高くない?
そんなに俺前世で恨まれてたの⁉︎
けどお母さんが注意を引いてくれたお陰であの男からの拘束から脱出できた、しかもちょうどいいサイズのビール瓶の破片も落ちてる。
仇は取るよ母さん(仮)
「そんな、瓶の破片で何が出来る?ほらかかってこい」
と男はしゃがんで手を広げて勝ち誇った笑みを浮かべている。
この男の敗因はたった一つ超常的現象を起こした娘に子供だからと舐めていたからである。
次の瞬間、女児は持てる全力を使い首元に飛び込む。アル中の男には反応することが出来ない速さで首に見える線に沿ってガラス片を振るう。抵抗もなく線に沿って男の首は胴体から切り離された。綺麗な断面から大量の血が噴き出し部屋と女児を赤黒く染める。
い、行けた……正直アイツの死の線が見えるか賭けだったんだが運はどうやら味方してくれたらしい。
頭がクラクラするけど兎に角ここから出ないと折角助かった命が無駄になっちまう。
玄関、玄関……あった‼︎けどドアノブまで身長が足りないッ‼︎
しょうがない、ドアを殺すか……
女児がドアをビール瓶の破片で斜めに切る。ドアを押すと下の方が自重で倒れ子供が一人通れるかどうか程度の穴となった。そこから裸足でゆらゆら揺れながら霧雨に打たれながら出て行く。
まるで生きる死体の様な姿で赤い小さな足跡を残しながら濡れた夕方の住宅街を歩いて、歩いて道路の端に倒れた。
当然である唯でさえ瓶で頭を殴られているのに栄養失調、雨により体温を奪われとまるで世界が殺しにかかっているかの如く不運に見合われた。
だが世界は少女を見捨てていなかったらしい。そこに一台のバイクが通りかかった、バイクに乗っていた人は二度見しUターンをして倒れた女児の元に戻ってきた。
「大丈夫⁉︎これって虐待……なのかしら取り敢えず救急車ッ」
ライダーはどうやら女性らしく鞄の中から携帯電話を取り出し119と打ち込み電話をかける。
『火事ですか、救急ですか?』
「救急で、5歳から4歳ぐらいの子が血塗れで道路に倒れてて。場所は〇〇の××です。」
『すぐに救急車を向かわせますので。怪我人の状態を教えてください』
と一生懸命大人達が零れ落ちそうな小さな命を救おうと力を合わせ、その思いは報われ女児は奇跡的に一命を取り留めた。
知らない天井だ……はい、言ってみたかっただけです。やめて、石投げないでぇ‼︎
誰だってこの立場に居たらやりたくない奴はいるだろうか?いや、無い(反語)
真面目に、死んだかと思ったら優しい人もいるもんだな。
シャーーっと車輪が回る音がしながらドアが開く
「あら、起きてる。体調は少しマシになってそうね」
誰だ、この顔どっかで見覚えがあるような、ないようなまさか日向秋⁉︎じゃあ、ここケロロ軍曹な世界ってことか?
秋さんがアニメの時より若く見えるから、多分まだケロロは来てないな。いや、まぁ声出ないし文字書くの握力がなくて無理だから一方的に聞いてただけなんだが結婚はしていて俺と同じくらいの子供が居て最近二人目も生まれたらしい。夏美と冬樹って名前らしいけど今の所バタフライエフェクトは起きてないっぽいな……さてこっからどうしようか……
「ねぇ、貴方ウチの子にならない?」
REALY?
「警察の人がね、貴方の血痕を辿ったらドアが変に壊れた家と死体があって、DNA鑑定したら貴方のご両親と一致したの。貴方の許可が貰えたら養子縁組をしてもいいですかって言ってきちゃっ
た。あ、勿論家族には相談済みよ」
マジか…‥多分だけど俺のことを虐待を受けていて不幸なことに殺人事件に巻き込まれた子って感じで見えてんだろうがクソ親父を殺したの俺なんだよ。てか施設でもいいんだが……けどもし一緒に行けばちっちゃい夏美とか冬樹に会えるのか……けどあの和に入れる気がしないなぁ
行きます‼︎
「そう、一緒に来るのね。あ、そうだ貴方、自分の名前はわかる?」
俺の名前、前世のはthe男の名前だから駄目だろ?今の名前、呼ばれた記憶ないから分かんねぇ……知らないなどうしようか
「そう、なのね……じゃあ幸季はどう?幸せって意味と季節の季でしき、勿論貴方が嫌なら良いのよ」
幸季、四季、しき、式⁉︎もしかして特典は式としての魔眼と肉体か?魔術を使えれば楽だけど魔術の魔の字も知らない一般オタクには無理だな。
使おうとするならトライアンドエラーしかないか……
「まぁ、その体がもう少し元気になってからね」
…‥はい、養生します。
あれから一月が経ってやっと退院できるらしい
これで、あの病院食から逃れられる……いや、不味くはないしなんなら健康にはとても良いと思う。けど前世普通の高校生がずっと薄い物なんか
食ってられるかって話なんだよ。あぁ、マック食いたい二郎系行きたいと思ってた生活とはおさらばよ‼︎
「よし、じゃあうちに行きましょう。家族が貴方のことを待ってるのよ」
家族か……本当この人、人が良すぎるな。
まぁ、それに許可出してる家族もそうだけど。この人たちと家族になるとか良いのかねぇ、たいして善行を積んで無い俺が……
「どうしたの?そんな暗い顔をして……大丈夫、どんな人も幸せになる権利はあるのよ」
これが母親か……母(仮)、記憶を取り戻したと同時にクソ親父に殺されたけど腐らずちゃんと親としての役割は果たしてたんだなぁ。
家に行くってことはあの魔改造されることで有名な、赤い屋根の一軒家ってことか‼︎
「まぁ、兎も角。夏美や冬樹が家で待っているし行きましょ」
ふぅ……落ち着け、落ち着け。俺見た目変じゃないよな?初対面で『キモい』とか言われたらショックで死ねるんだけど……てか、え?バイクで行くの?病み上がりだしまだ人差し指折れてるよ?
「迎えがそろそろ来ると思うんだけど……あ、いた」
な、何だびっくりした。バイクに乗っけられて帰るのかと思った……てあれ、誰が迎えに来たんだ?まさか……
「その子が幸季か、元気そうで何より」
アイエエエ⁉︎お父さん?!お父さん何で⁉︎……まだ居なくなる前って事なのか?けど蒸発したのかと思ってたら帰ってきてたし……情報がないキャラとの遭遇とか地雷を踏みそうで嫌なんだけど……ビビってたら漢じゃねぇ、逝くぞ。
「お、ちゃんと挨拶できるのか良い子だ」
頭下げただけなのに撫でられたんですが?てか頭撫でるの慣れてるなぁ、となると冬樹とか夏美に構ってて多分良い父親な筈なんだがどうして急に居なくなったんだろ?
「ん?どうした、そんな不思議そうな顔して」
スゲェ、ちょっと疑っただけなのに気付くのか……勘が鋭いのかそれとも
「ねぇ、パパ。当分日本にいるのよね?」
「あぁ、色んなとこの写真撮ってきたから後は送ったりしていったん休業するさ」
成程、アニメや原作で居なかったりしたのは写真家で海外を飛び回ってたからなのか。まぁ、考えても仕方ない人生なるようにしかならんか。
『なんか、この子表情とかあまり動かないけど雰囲気で分かるな……』
よし着いたぞ日向家‼︎普通の赤い屋根の家だけどなんか、うんヤバい感じがする。絶対地下のアレだろうけど、気にしてなさそうだから言わないでおこう。
「さ、入りましょ。これからは此処が貴方と私たち家族との家よ」
日向家の一員になって良いのかねぇ、本当に
「本当、心配性ね……大丈夫。あの子達も新しくできる家族に喜んでたから」
……そう?こんな事で立ち止まってたら宇宙人なんて無理だしなぁ……南無三‼︎
「「ただいまー」」
「「おかえりぃー」」
か、可愛すぎんだろ俺の兄弟は‼︎護らなくては、この天使達を守る為に俺は転生したんだきっと!
「ねぇ、ママ!その子があたらしいかぞく?」
「ええ、そうよ。名前は幸季。ちょっとまだ、恥ずかしいらしくて喋れないけどウチの家族よ」
「そうだ、日向家の一員だから仲良くするんだぞ」
「よろしくね。わたし、なつみ‼︎」
「ぼ、ぼくは、ふゆき。よ、よろしくね」
あ、どうもよろしくね。