過分な評価ありがとうございます。
あと、私が投稿始める前からP5✕よう実の二次創作あったんですね。
読ませていただいて、方向性は違うみたいなので大丈夫かな。
感謝:幻燈河貴様、深谷直美様、Sprite様誤字脱字報告ありがとうございます。とても助かります。Sprite様のは、私の使い方が間違っていますが、同じ言葉で会話を楽しん出る様子を出したいので、適用はしませんでした。申し訳ございません。
さて、放課後だ。
今日はプールで疲れたから、夜はコンビニ弁当にして、早めに寝よう。
そう思い、コンビニに向かった。
コンビニに着き、何を食べようか考えていると、視界の端に何やら堂々としているのに、何かを警戒しているような女子が目についた。
なぜか気になり、様子を窺っていると、一瞬で何かの商品を自分のバッグの中にいれたのを確認した。
万引きだ。
女子はそのまま、店の外に行こうとする。
それを見て、
▶【その女子の腕をつかんだ】
【見て見ぬふりをした】
【どうやって脅してやろうか考えた】
「まて」
そう言って、店から出る前にその女子の腕をつかんだ。
腕をつかまれた女子は、一瞬驚いた表情をして、すぐに苦悶の表情を浮かべる。
「な、なによ」
「しっ。まだ間に合うちゃんと元に戻せ」
そう伝えると、彼女は体の力を抜き、観念したと言った様子で、俺の体を盾に商品をバッグから取り出し、元にあった場所まで戻しにいった。
どうやら店員は気づいていないらしい。
そして、商品を戻した後、彼女は足早に店を出ていこうとしたので、後を追いかけた。
通路を横切るときに、杖?をもった女子がいたので、少しスピードを落として横切り、後を追いかけた。
しばらく、先程の万引き未遂女子は、早足で歩を進めるので、同じぐらいのスピードで後を追っていると、
「なによ。追いかけてこないでよ」
「……どうしてあんなことを?」
そう聞くと、彼女はこちらを睨む。
「別に理由なんてないわよ。なに? 理由がなきゃ万引きしちゃいけないの? どうする学校に報告する? それとも脅すの? 未遂だから証拠なんてないわよ」
悪びれるどころか、開き直るかのように口早に彼女は話す。
さて、どうするか。
【理由がないなんて嘘だ。ちゃんと話せ】
▶【実はさっきカバンにいれるところを録画してある(カマをかける)】
「……実は、さっきカバンにいれるところを録画した」
そう言って、スマホを取り出して、カマをかけてみた。
「……うそっ。……ちっ。何よ。それを言ってきたってことは、ただじゃ帰さないってことでしょ。要求はなに? ポイント? 体目当てなら諦めな。指一本でも触れたら舌噛みちぎって眼の前で死んでやるから」
一瞬驚いたような表情をしたあとに、先程よりも殺意を込めてこちらを睨んできた。
少し考えて俺は一つ行動を起こすことにした。
「ついてこい。条件次第で動画を消してやる」
「はあ? 何言って。あ、ちょっと待ちなさいよ!」
彼女の返事を聞く前に歩きだすと、警戒を強めながらもしっかりと着いてきた。
しばらく「どこ行くのよ」「いいから着いてこい」「ちっ」のようなやり取りをしながら歩いて行き、目的の場所に到着した。
そこはショッピングモール内にあるゲームセンターだ。
間髪入れずにそこに入ると彼女もちゃんと着いてきた。
そして、二人協力プレイのできるガンシューティングの筐体の前まできた。
「賭けをしよう」
「は? いきなりなに?」
「もしお前がこのゲームで俺より良いスコアで勝てたら、動画を消してやる」
「…………負けたら?」
「別のゲームで勝負だ」
「は? どういうこと、意味分かんないんだけど」
「どうした? やるのかやらないのか?」
「ちっ、どうせ選択権なんてないしやるわよ」
その言葉を聞いて、二人分のプレイ料金を支払う。
GAME START!
そのゲームはホラー調ゲームで、ゾンビやコウモリやヒルなんかがプレイヤーを襲ってくる。
「うわっ、グロ」
「ほら。手が止まってるぞ」
「うっさい。死ね。死ね」
そういいながら、彼女はトリガーを引いていく。
しかし、やりなれていないのか、あまり得意そうではない。
彼女が長く生き残れるようにサポートをしながら、着実にスコアを稼いでいった。
途中、ホラー系あるあるの突然脅かしてくるギミックに、「きゃっ」と女の子らしい声を出すので、「可愛い声もでるじゃないか」と伝えると、「マジぜったい負かす!」とムキになってくるのも可愛げあると思った。
結局ガンシューティングは、こちらの圧勝であった。
彼女は何も言わないが、ドン、ドンと割と強めに地団駄を踏む。
「よし。次はハンデをやろう。コイン落としならそちらの勝ち目もあるだろう」
「ハンデなんていらないわよ! ぜったい勝つ!」
とりあえず、50枚ずつコインを購入して、隣合わせでコイン落としのゲームに座らせた。
ゲームを始めるとしばらく、彼女の方が好調な様子で、ドヤ顔をしていたが、段々と調子が悪くなり、コインの消費量が増えて、最後には空になってしまった。
そして、その段階でこちらは、着実に増やし、手持ちが100枚ほどになっていた。
「まったく。ハンデをやったのに。これほどとは、仕方ない次はそちらに選ばせてやる」
「ムカつくムカつくムカつく! その余裕そうな顔ぜったい今に泣かせてやる!」
「はっ! やってみたまえ!」
だんだん悪役ムーブが楽しくなってきた。
彼女はそのまま、クレーンゲームコーナーに行く。
なにかのキャラクターのぬいぐるみのようだ。
ほどほどに大きい。
「これ、先に落とした方の勝ちだから。ルールは交代交代に1回ずつ」
「ふっ、余裕だな」
そう言って、彼女が自分のスマホで支払おうとするので、割り込み先に支払いをする。
「ちょっと、さっきあんなことしてたけど、別にポイントに困ってるわけじゃないから!」
「敗者は黙って勝者に従うものだ」
「ーーっ。後で泣きついてきても返さないからね!」
そして、こうしたクレーンゲームはアームがほどほどに弱く設定されていることもあり、8順ほどしてようやく彼女の番でぬいぐるみが落ちそうになる。
「落ちろ落ちろ落ちろ」
しかし、ギリギリのところで、落ちない。
そして、順番が回り、
ーーーーカットインーーーー
(奪え!)ブチッ
ーーーーーーーーーー
あっさりと、ぬいぐるみをゲットした。
それを見て、滅茶苦茶悔しそうな顔を彼女は浮かべた。
「次のゲームだ。ほらっ」
そういって、彼女にぬいぐるみを手渡した。
「はぁ? あんたのでしょこれ」
「敗者は荷物持ちがお似合いだ」
「むぐぐぐぐぐ!」
彼女は再び力強く地団駄を踏む。
しかし、ぬいぐるみはしっかりと両手で持っていて、可愛い。
その後、リズムゲーム、レースゲーム、対戦格闘ゲームと色々なゲームで勝負した。
そして、最後にエアホッケーゲームで、
「……勝った?」
「まいった。こちらの負けだ」
「や、やった! 勝った! 勝った! 勝ったあ!」
本当に嬉しそうに彼女は喜ぶ。
そんな様子を見て、微笑ましく思った。
「なあ」
「なによ! もうこれ以上やらないからね! 私の勝ちなんだから!」
「楽しかったか?」
「え……」
そう言うと、彼女は呆けたような顔をする。
「は、はあ、い、意味わかんない。全然楽しいわけないでしょ。こっちは脅されてるんだから。そ、それよりさっさと消しなさいよ。ほら! 早く!」
「ああ。動画を撮ったというのは、嘘だ」
「へっ」
「ほら証拠。好きにいじって確認してくれ」
そう伝えると、再び呆けたような顔をして、そして、意味を理解し始めたのか、みるみる顔を赤くし、渡された俺のスマホを操作し、すぐに突き返してくる。
「ふ、ふざけんな! じゃあ、なんのためにこんなこと……」
「暇だったんだろ?」
「え……」
そう伝えると彼女はどこか核心を突かれたような表情になった。
「さっき、お前は『別に理由なんて無い』って言っただろ。じゃあ考えられるのは、暇だった。退屈だった。そんなところだろ」
「それは……」
「何か刺激が欲しかったとか?」
「……なに、なんなのあんた。意味わかんない」
彼女はそう言って、不貞腐れたような、それでいて少しだけ嬉しそうな顔をする。
とりあえず、今日のところはもう大丈夫だろう。
「さて、帰るか」
そう言って、バッグを持ってゲームセンターを後にした。
ゲームセンターを出て寮への帰り道。
特に会話もすることなく、かと言って離れるわけでもなく、付かず離れずで彼女は少し後ろを着いてくる。
彼女が両手で抱きかかえるぬいぐるみは、抱きかかえられすぎて、まるで「やれやれだぜ」と言っているかのようにくたびれているように見えた。
「……名前」
不意に彼女は何かを言った。
「アンタ、名前は?」
こちらを見ながらそう聞いてくる。
そういえば、結構な時間一緒に遊んでいたが、名前を伝えてなかったな。
「1-Dの雨宮蓮だ」
「1-A、神室真澄…」
「真澄……真っすぐ澄みわたるであってるか」
「そう、だけど」
「うん。いい名前だな」
素直にそう思った。
「やめてよ。私はそんな人間じゃないし」
そう言って、彼女は目を落とす。
「なら簡単だ。これからその名にふさわしい人になればいい」
「なにそれ……なによそれ……」
そんなやり取りをしながら、寮の前に着いた。
神室さんに向き直り、挨拶をする。
「じゃあ、もうするなよ。今日は楽しかった。また今度な」
そう伝えて、寮に入ろうとすると、上着が引っ張られる。
「れ、連絡先!」
神室さんがそう言ってくる。
「た、たまになら、また、勝負してあげる!」
「え、なぜ上から目線?」
「ーーっっ! い、いいから教えなさいよ!」
「わかった。教えるからそんな大きな声を出さないでくれ神室さん」
そう言って、自分のスマホを取り出した。
そして、すぐに彼女は自分のスマホと俺のスマホを操作した。
「……これでよし。それとその『神室さん』ってやめて。あんたにそう呼ばれるとなんだか気持ち悪い」
「ああ。じゃあなんて呼べばいい?」
「普通に呼び捨てで良いわよ」
「じゃあ、真澄」
「にゃ!? 名前の方じゃないわよ!」
「あ、ああ。悪い。そうだよな。今日知り合ったばかりの男に名前を呼ばれるのは嫌だよな」
「……べ、別に、嫌ってわけじゃないけど…」
そう言って神室は言いよどむ。
「ああ! もう! こんなの私のキャラじゃない! と・に・か・く、こっちから連絡したときは3コール以内に出なさいよ!」
「え、なんだその理不尽」
「い・い・か・ら! わかった雨宮!」
「わかった。わかったから」
「そう、それならよし。……じゃあ、また今度ね」
そう言って、神室はどこか楽しそうに寮の中へと入っていった。
愉快な知り合いが増えてしまった。
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我は汝…汝は我…
汝、ここに新たなる契りを得たり
契は即ち、
囚われを破らんとする反逆の翼なり
我、「月」のペルソナの生誕に祝福の風を得たり
自由へと至る、さらなる力とならん…
ペルソナの力を育てる人間関係
「月」コープが解禁した!
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♪
《蓮の度胸が磨かれた》
♪
《蓮の器用さが磨かれた》
「あ、そういえば、夕飯、買い忘れたな」
平素より、お気に入り登録、感想・評価、誤字脱字報告等々、誠にありがとうございます。
気に入っていただけましたら、感想・評価等頂けますと嬉しいです。
はい。神室真澄さんのコープ開放です。
メジャーなヒロインがまだコープ開放していないのは、単純に私のわがままです。
神室さんは、登場シーンが少ないので、口調があまりイメージできず、別人になっていたらすみません。
とにかく、ツンデレな女の子を書きたかったんです。
きっとあの後、自室に帰ったらベッドの上でぬいぐるみをツンツンしながら、ニヘラとダラしない顔をしているはずっ!
一応、このコープを開放することによって、とある女生徒とのコープ開放時期が急速に早まる設定です。
お楽しみにしていただけますと幸いです。
それでは、
もしも選択肢のコーナー
【その女子の腕をつかんだ】
▶【見て見ぬふりをした】
▶【どうやって脅してやろうか考えた】
見て見ぬふりは、フラグが立たないので、原作通りの関係性になります。
どうやって脅すかは、その後の選択肢を慎重に選ばないと、神室さんから嫌われます。
▶【理由がないなんて嘘だ。ちゃんと話せ】
【実はさっきカバンにいれるところを録画してある(カマをかける)】
この選択を選ぶのが一見正解のように見えますが、その後に数回会話をして走り去ってしまいます。
時には強引な手段も大切ということです。
以上です。