僕の望むホロライブ   作:雄亮

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ご都合主義展開あります
また、主人公やホロメンがかなりキツい口調を使う予定です

苦手な方はお気をつけください


第1話 僕が望まなかったホロライブ

僕には推しのアイドルグループがいる

その中でも一際推している子がいる

 

 

 

 

それが今日、『いた』に変わった

推しのアイドルが引退したのだ

その子は動画配信サイトで活動しており、同じグループの中でも特に視聴者が多く、たくさんの人に愛されていた

 

 

 

彼女は、配信中にゲーム友達とのやり取りの一部を公開してしまったのだから

 

しかもその相手が世界的に有名な歌い手というのがまずかった

有名な2人が恋人どうしなのでは無いかというデマがSNSで飛び交った

 

彼女は契約違反と責任追及の結果、所属していたグループと事務所を辞めることとなった

 

彼女のファンのほとんどが、もう彼女が帰ってくることは無いと諦めていた

 

 

 

 

 

だけど、僕はそんなこと…

 

「そんなことには絶対にさせない。必ず取り戻す!」

 

 

 

 

 

 

 

 

コンコンコン

「どうぞ」

面接官の返事をドア越しに確認し、一言添えて部屋へ入る

「失礼します」

部屋に入ると一礼の後にもう一言、「よろしくお願い致します」と述べ僕のために用意されているのであろうパイプ椅子の横に立った

「どうぞ、お座りください」

先程入室を促してくれたのと同じ声を聞き、一礼と「失礼します」の一言の後、椅子に腰をかけ、腰を軽く動かし座る位置を決めて面接官へ向き直った

僕へ指示を出してくれていた人は5人いる面接官の内の一人で長机の真ん中に僕のと同じパイプ椅子座って僕を真っ直ぐ見つめている

僕は事前に考えてきた言葉を頭の中で再生しながら次の指示を待っていた

ほどなくして、真ん中の面接官が説明を始めた

「本日は弊社の面接にお越しいただきありがとうございます

まずは私どもから自己紹介させていただきます

私は、人事部部長を務めています、『渡辺 綾子』と申します」

 

「私は、カバー株式会社代表取締役の『谷郷 元昭』です」

 

「私は、カバー株式会社人事部タレント係係長、簡単に言うとマネージャーとタレントのまとめ役をしています、『安藤 愛美』と申します」

 

「私は、カバー株式会社ホロライブ所属タレントの『兎田ぺこら』の名前で活動しています、『宇田 蒼子』です」

 

「最後は私ですね

私は、カバー株式会社ホロライブ所属タレントの『ときのそら』の名前で活動しています、『日寺 空』です」

 

 

面接官全員の自己紹介が終わった

 

普段は画面の向こうで声しか聞いた事のなかったVTuberに会ってしまった

しかも素顔と本名を知ってしまった…

 

それにこの後、自分も自己紹介をすると思うと鼓動が早く、強くなってきた

 

 

「皆さんありがとうございます

次に高野さん、簡単に自己紹介をお願いします

お名前、最終学歴、学生時代に力を入れたことを最初に言ってください

 

 

そんな僕の思いも届かないわけで、渡辺さんは面接を進める

黙っている訳にはいかないため、自信をもってしっかりとした口調と聞き取りやすい喋り方を意識し、指示を遂行する

 

「はい、私は兵庫県立工業高等専門学校 電気電子工学科を卒業しました『高野 公助』です

学生時代に力を入れたことは、勉学はもちろんのこと、部活と資格試験です

部活は、陸上競技部に所属しており、投擲と短距離をしていました

資格は、第二種電気工事士、第三種電気主任技術者を取得しました」

 

指示された通りの内容を話し終え、最後に「以上です」と付け加え渡辺さんの言葉を待った

 

渡辺さんは頷くと

「ありがとうございます

ではこちらからいくつか質問させていただきます

簡潔にお答えください」

と、次の指示を促した

 

私は「はい」と一言だけ返事をした

そのすぐ後に渡辺さんは最初の質問をしてきた

「ではまず、最終学歴の高専卒業が3年前となっていますが、そこからの3年間はどのように過ごされましたか?」

 

僕は、来たと、心の中でガッツポーズをした

なぜなら、とっておきの返事を用意しているからだ

僕は目を少し大きく開き、先程までより少し大きな声で回答した

 

「はい、私はこの3年間司法試験の勉強をしていました

御社で役立つと確信し、試験勉強をしてきて、昨年の11月に受けた試験で合格することが出来ました」

 

事前に履歴書を見たからであろうが、資格の欄に書いてある弁護士資格について大きく驚く試験官はいなかった

 

僕はてっきり「ぉぉー」という一声があがると思っていたため少し残念だった

 

あ、でも宇田さんだけは目を見開いて「スゲ」と驚いていた

それに対し日寺さんが咳払いをして宇田さんを静かにさせた

 

 

 

その後も学校生活のこと、司法試験の勉強の事など、およそ10回ほどの質疑応答を繰り返した

 

「なるほど、高野さんが向上心や責任感、最後までやり遂げることが出来る努力家であることは分かりました

では次に、弊社の志望動機を教えてください

なぜ弊社への入社を希望するのか、弊社へ入社できた場合まず何をしたいかお答えください」

 

ここだ

僕はそう思い試験官の1人である宇田さんを強く見つめた

それに宇田さんは不思議な顔で返してくる

そして渡辺さんに向き直り、

 

「『潤羽るしあ』さんをホロライブに復帰させるためです!」

と、言い放った

 

 




ご意見、ご感想お待ちしております

物語の続きはかけなくなるまで書くつもりです
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