星アキラは自由に生きたいっ   作:Magical forest

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【Live】 銀河鉄道の裏側を突撃ですわ! その1

 

 

放送準備中。もうちょっとで始まるよ。

 

 

 チャット ▽

話題超沸騰中の銀河鉄道の夜のLiveなんて楽しみすぎる。

そしてゲストが巌裕次郎と星アリサとかヤバすぎ。

5回目の公演が終わっても全然話題が収まる気配が無いからな。

下手なTV局の番組よりもはるかに注目度が高えw

本当に巌裕次郎が出演してくれるのかな?

まぁ、巌裕次郎のふりをしたアキラ君もワンチャン。

それは嫌だwww

銀河鉄道の夜を生で観に行けた人に血の涙出る。

俺もそんな感じがするww

いや、今回のLiveはお宝すぎるすんげー楽しみ。

下手なTV局の視聴率よりはるかに高そうw

まぁ、民放の視聴率を上回っているはあるかも・・・。

銀河鉄道の夜の同時接続数は記録的な接続数だったからな。

あれ視聴率に直すと10%ぐらい行っただろww

絶対に行ってそうw

あっ始まる。

 

「皆様こんにちは。星アキラの双子の妹、星キアラですっ。今日も皆様とお会いできてうれしいですわ。」

 

 チャット ▽

キアラちゃんキターーーーーー!

相変わらず美人。

美人で話も面白くて演技も上手いとかマジで死角が無い完璧美女だな。

なお性別w

中身は男なんだよなぁ・・・しかもワルガキ。

オタクに優しい理想の美女だけに、なぜ男なんだ!

やっぱりオタクに優しい美女は幻想だってはっきりわかるね。

そんな事よりも今回のゲストだよ!

ゲストが巌裕次郎と星アリサとかマジ!?

本当なの!?

これで違ったらマジでやばいよ!

ゲストはよ!

 

 

「みんなうずうずしていますわね。もったいぶらずに発表しましょう。 今回のゲストは巌裕次郎と星アリサです!」

 

「キアラ、来たぞ! 巌裕次郎だ。」

 

「愚息がいつもご迷惑をおかけしております。 星キアラの母の星アリサです。」

 

「お二人ともようこそいらっしゃいました。 今回は銀河鉄道の夜の舞台の話を中心にみんなの気になっている質問に答えてもらいますわ。」

 

「いいわよ。」

 

「了解だ。」

 

 

 チャット ▽

本当に巌裕次郎と星アリサがキターーーーー。

星アリサだけでもレアすぎるのに、その上にこの時期に巌裕次郎とかすごすぎ。 朝野いちごch

この銀河鉄道ブームの中で巌裕次郎の声が直接聞けるなんて凄げえだろ!

まじで二人が出てきてワロタ。

世間の話題をかっさらっている二人が揃って出演ですごすぎ。

質問募集の時点でマジとか思ったけど、本当にYoutubeに出演してくれるんだ。

さすがはキアラ嬢。ハンパねぇ。

これだけでもう祭りだよ。

マジですごすぎとしか言えん。

 

 

「それでは最初の質問です。」

 

 

 

 どうして巌裕次郎の人生の総決算の舞台をやる事にしたの? 

 

 

 

「いきなり核心をついてきたな。」

 

「でもこのメンバーをそろえて舞台をやろうとした理由をみんな知りたいと思いますわ。」

 

「そうだな。でも実はこの舞台はアリサから提案されたんだ。 劇団天球とアリサの教え子たち。 みんな育ってきて、俺もいつまでも舞台を続けられる訳じゃない。 引退する必要はないけれども、体の自由が利くうちに人生の総決算の舞台を演出してみたらどうか?ってな。」

 

「そうね。裕次郎さんが健康に舞台演出を出来ている間に、脂が乗りきった裕次郎さんの人生の総決算の舞台を観たくない? 私は観たいわ。 だから私が全面にバックアップするから、人生最高の舞台演出を提案したのよ。」

 

「銀河鉄道の夜の舞台は5回を終えてもうすぐ折り返しという所ですけれども、巌のおじい様はその人生最高の舞台演出には成功したのかしら?」

 

「それはお前たちが一番良く分かっているだろう。 成功。 大成功だ。 俺の手掛けた舞台の中でも最高傑作の一つに数えられるだろう。」

 

「そうね。 私もこの舞台は予想以上の出来だったわ。 それも天球の劇団員やあなた達ががんばったお陰よ。」

 

「なるほど。巌のおじい様も突然引退っていうよりも全然良いですものね。今回の舞台は間違いなく巌裕次郎の最高傑作として語り継がれると思いますわ。」

 

 

 チャット ▽

なるほど。星アリサからの提案か。

それでアリサママも出演したって流れなんだな。

それで景ちゃんや千世子ちゃん、キアラちゃんが出たという流れなんだね。

F4全員出演の舞台はこうして誕生したわけか。

そして日本中の話題をかっさらうとんでもない舞台になったと。

とんでもないな。

でも星アリサと巌裕次郎って不仲だったよね。その辺が大丈夫なの?

俺も不仲な二人がどうして仲直りしたのか知りたい。

 

 

「なるほど。不仲の二人が仲直りした理由ですわね。それでは次の質問に行ってみましょうか。」

 

 

 

 巌裕次郎と星アリサはいつ仲直りしたの? 

 

 

 

「これについては、知っている人も多いとは思うけれども若草物語の舞台の頃にはすでに仲直りしていたわね。」

 

「と言うか、別に二人とも反目し合っていた訳じゃないからな。アリサが女優に復帰する前はお互いに気まずかったが、若草物語の舞台をやる時に挨拶に来て、そこから付き合いが再開した感じだ。」

 

「そうね。それから度々飲み会や慰労会などを定期的にやっていたわよ。 そもそもスターズが劇団天球のマネージメントをやっているのは有名だし、私と裕次郎さんの仲が悪かったらそんな事できないはずよ。」

 

「元々演劇の舞台で良く顔を合わせていた仲だし、アリサが女優に復帰して疎遠になっていた理由が無くなれば良くやり取りが再開するようになった感じだな。」

 

「それで、お互いに芸能事務所と劇団を運営する仲だし、飲み会がてら相談し合っていたら昔の付き合いに戻るぐらいはすぐだったわ。」

 

「でも、巌のおじい様はアリサママに、もっと早く自身の演出する舞台に出て欲しかったのではないですの?」

 

「それとこれとは別よ。巌裕次郎の演出する舞台に出るというのは生半可な覚悟じゃ上がれないわ。それは今回痛い目にあったキアラが一番良く分かっているんじゃないの?」

 

「う゛っ。 その通りですわ。 自分の持つ全てをぶつけて、さらに昇華させなきゃ出られないような、あんなに過酷な舞台だって最初から分かっていたら、おそらく断って、視聴者と一緒に舞台の生放送を一緒に楽しんでいましたわ。」

 

「変にプライドが無い合理主義者のあなたならそうするでしょうね。 でも演技は良かったわ。 人生の総決算でお祭りさわぎの楽しい舞台だってハメて仕事を受けさせた甲斐があったわ。」

 

「あんな説明を受けたら、みんなちょっと出演してワイワイガヤガヤとお祭り騒ぎを楽しむ舞台だって勘違いしますわ。 しかもキアラ宛に仕事が来ましたし。 あんな激マジ、ゲロヤバな舞台だなんて思いませんでしたわ。」

 

「結果的にはキアラは最高の配役になったな。」

 

「のほほんと言っていますけれども、あそこまで役を作り込むのが大変でしたのよ!?」

 

 

 チャット ▽

ワロタ。騙されたのかww

まぁ、キアラ宛に来たらそんな本気の舞台だなんて思わないよなw

キアラ嬢も大変だったんだなwww

元々、二人はそんな確執が無かったんだな。

仲が悪かったら、天球のマネージメントなんてしないもんな。

確執云々は、外野が煽っていただけだしなぁ

あの舞台を観ちゃうと、確かに星アリサが出演する巌裕次郎の舞台には生半可な覚悟じゃ出演できないよね。

キアラちゃんもまじで凄かったもんな。

キアラ嬢のあれがハイライトだって思っていたら、二重三重の罠が仕掛けられていて、観ている方がビビった。

あの死の演技とヴァイオリンだけでも、劇場に観に行く価値は絶対にある。

でもなんで星キアラを出演させたのかな?

男性の役だったからアキラ君でも良かったよね。

確かに俺も知りたかった。

 

 

そうですわね。 では次の質問に行きましょうか。

 

 

 

 なぜアキラ君じゃなくて、キアラちゃんを出演させたの? 

 

 

「これは気になる所ですわね。 いくら舞台上で男性と女性の配役を入れ替えることが多いとは言っても、わたくしを男性の役に配役するのは前代未聞だと思いますわ。」

 

「簡単な話だ。 星アキラと星キアラを比較した場合、このような繊細な心情を表す役には星キアラの方が適役だと考えたからだ。」

 

「純粋に演技の差で考えましたの?」

 

「そうだ。今回のような繊細な芝居には女性の星キアラの方が良いと判断した。」

 

「でも、わたくしとアキラお兄様の演技力は互角ですわ。 男性の役であればアキラお兄様の方が適役だったのでは無いのかしら。」

 

「ちがうな。 キアラはちゃんと星キアラという人物をベースにした上で家庭教師の青年の演技ができる。 これが、ラーヤになり切るだけでそれ以上は演技ができない阿良也との大きな違いだな。 今回の演技は星キアラベースの視点になるかならないかで大きな違いが出た。そこが大きな違いだった。」

 

「なるほど。確かにラーヤはラーヤを演じた上でさらに別の役はできませんものね。 その辺は全く考えていませんでしたわ。」

 

「特にあの死の演技、あれはアキラだと直接的になりすぎて観客に衝撃が強すぎたはずだ。それをキアラの女性的な演技の柔らかさで伝説的な演技にしていたからな。そう言った部分でもキアラの配役は重要だった。」

 

「確かにアキラお兄様だと少し強く影響させた可能性はありますわね。」

 

「そうだ。そんな訳で、むさ苦しい男のアキラよりも、麗しいキアラの方が俺の好みだったのでキアラを出演させたわけだ。」

 

「ちょっ、今までの前振り全否定ですの!? 完全にいい話を全否定じゃないですか!? やっぱり私欲満載でわたくしを出演させましたわね。」

 

「ああ。適当な理由を付けて、好みで配役したら予想以上に成功して俺も驚いている。」

 

「酷いですわ! 」

 

「やっぱりアキラよりもキアラの方がいいわ。」

 

「かわいそうなアキラお兄様・・・。」

 

 チャット ▽

結局、私欲満載じゃねぇかwwww

前半までのイイハナシが台無しだw

やっぱり巌裕次郎の趣味だったんじゃねぇかwww

趣味で配役したのは知ってたww

むしろ趣味以外であそこまで計算して演出してたらビビるw

女装男優は巌裕次郎の趣味だってはっきりわかんね。

巌裕次郎の趣味に負けたアキラ君、合掌・・・。

でも、前半の話は結構真実を突いていると思うけど・・・。 環蓮ch

確かに、かなりの説得力があった。

あの舞台を観ちゃうと、前半の話も考えている気がしますよね。 朝野いちごch

でも、趣味でキアラ嬢を抜擢する勇気。流石は巌裕次郎。

キアラちゃんのあのシーンは本当に凄かった。

 

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