星アキラは自由に生きたいっ   作:Magical forest

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【Live】パルファンスぺシャル!! 驚異のぶっちゃけ話 その3

 

「さて、話がだいぶ逸れちゃったから、質問の続き行こうか!」

 

 

 

 どうして魔法少女になってヴァイオリンを演奏したの? 

 

 

 

「そう! みんな聞いて! アキラに騙されたの!!」

 

「パルファン、騙されたとか人聞きが悪いね。 僕は最初から魔法少女になって欲しいってお願いしたはずだよ?/人◕ ‿‿ ◕人\」

 

なにやらヴァイオリンを取り出して演奏を始めるアキラ君。

 

「これ、確かまどマギの曲よね? 突然なんでこんな曲の演奏を始めたの?」

 

「これは、営業のテーマだよ。 気にせずに会話を続けようよ。(◕‿‿◕)」

 

「なんかアキラ、ちょっと雰囲気が変だよ? それで、発端なんだけど、アキラに忙しすぎて仕事をやり切れないからなんとかならない?って相談したら、僕に任せてもらえれば大丈夫。僕と契約して魔法少女になってよって・・・。」

 

「そうだよ。だから魔法少女になってもらったんだ。 僕たちは、あくまで君たちの合意を前提に契約しているんだよ? それだけでも充分に良心的なはずなんだが。(◕‿‿◕)」

 

「でも、でもっ、あんなの冗談だと思うじゃない!」

 

「認識の相違から生じた判断ミスを後悔する時、何故か人間は、他者を憎悪するんだよね。」

 

「憎悪はしていないけど、こういうだまし討ちみたいなのは良くないと思うの。」

 

「あの時、魔法少女について訊かれなかったからさ。知らなければ知らないままで、何の不都合もないからね。」

 

「それは、完全に私を騙しに行っていると思うの。」

 

「それは、パルファンのためを思っての事さ。パルファンが魔法少女になる事で願いが叶ったんだからね。」

 

「魔法少女になって、願いが叶うってどういう事?」

 

「僕は君を魔法少女にする事で、僕が対価として願い事を叶えてあげたのさ。」

 

「私が魔法少女になったから願いが叶ったって事?」

 

「そうだよ。だから君は魔法少女になったのさ。」

 

「堂々巡りなんだけど? そもそも、魔法少女って何なの?」

 

「この国では、成長途中の女性のことを、少女って呼ぶんだろう? だったら、やがて魔女になる君のことは、魔法少女と呼ぶべきだよね。/人◕‿‿◕人\」

 

「えっ?」

 

 チャット ▽

 ぞわっと来た!!

 完全に悪徳業者! パルファンちゃん逃げて!!

 こうしてパルファンちゃんは騙されて魔法少女になったのか!?

 最悪な珍獣!!

 甘い勧誘から絶望に落とす一連の流れはまさに営業マン!

 パルファンちゃんがかわいそすぎる!!

 この残忍さ、まさにキュゥべえ!

 アキラ君の恐ろしい本性が今ここに!

 パルファン嬢はキュゥべえの魔の手にかかってしまったのか!?

 最悪のマスコットQB、許すまじ!!

 この珍獣、最悪だな。

 

 

「それで、結局、魔法少女のコスプレをしてコンサートに出る以外、何か悪い事があるの?」

 

「いや特に無いね。 パルファンに魔法少女のコスプレをさせたのも、なんか面白そうだったからだし。」

 

「最悪!マジで最悪!」

 

「でも、コスプレをしてみんなとノリノリで演奏していた所を見ると、まんざらでもなかったよね?」

 

「う゛っ。 確かに、すごく面白くて、反応も良くて、何よりもコスプレをする事でアニメのキャラクターとして、別人のような体験ができると言うか、普段の自分から解放されて楽しかったというか・・・。」

 

「パルファンにはヴァイオリン以外にも、間違いなくコスプレの才能があるよ。 特にパルファンならヴァイオリンと合わせてコスプレをする事で、普段はクラシックに興味が無い層も観てくれて、今以上にクラシックファンが増えるよ。 クラシック音楽の今後のためにも、パルファンはコスプレをしてクラシックの良さを人々に伝えるべきだよ。」

 

「えっ!? そんなに大それた事なの!? でもクラシックのためになるなら、コスプレしてもいいかな? 意外に楽しかったし。 でも、どうやってコスプレをしたらいいのか、良く分からないの。」

 

「大丈夫。そんなパルファンのために、七生姉さんという日本、いや世界有数のコスプレイヤーの人が居るから、その人に頼めば全部教えてくれるよ。 パルファンには、今後のクラシック音楽のためにも頑張って欲しいよ!!」

 

「うん。わかったわ! クラシックのためなら仕方が無いの。 沢山の人にモーツファルトやベートーヴェンを届けたいの!」

 

「流石はパルファンだ! パルファンならできるよ!!」

 

 チャット ▽

 まーた騙されてるwww

 すんげー悪逆。さっきのキュゥべえ以上の最悪の営業手腕だなw

 パルファン嬢にコスプレをさせる手腕が自然すぎてタチが悪い。

 キュゥべえのくだりが、こっちに誘導するためのフェイントだったのかww

 QBで緊張を強いてからの、気を抜いた瞬間に本命の騙しがはいる。これぞまさにプロの技!

 こいつ、ハリウッドのトップ俳優だけあって詐欺師の才能MAXだな

 アキラ君が営業のテーマを演奏する理由が分かったwww

 まさに営業。営業職はみんな見習えwwww

 パルファンちゃんは、最悪の人と契約したなww

 でも、パルファンちゃんのコスプレが見れるなら珍獣君を応援するぞ!!

 それなwww

 騙されていると分かっていても、パルファンちゃんのコスプレは見たい。

 お茶フイタ  三坂七生ch

 七生姉さんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 ご本人降臨www

 この放送を観ていたのかww

 七生姉さんなら安心だなw

 モニターがビショビショなんだが! 弁償しろアキラ!!  三坂七生ch

 オコ?オコなの!?

 七生姉さんが激おこぷんぷん丸ww

 展開が神がかりすぎて笑いが止まらんww

 

----------------------------------

 

「そんな訳で、そろそろお開きになります。」

 

 チャット ▽

 えーーーーっ。

 せっかくパルファンちゃんもフランスから来ているんだから、もうちょっとやろうよ!

 もっとパルファン嬢の話を聞きたい。

 えーーー。もう終わりなの!?

 パルファンちゃんが最高なんだからもっと続けてよ!

 ぶぅ━━q( ̄(oo) ̄)p━━っ!!

 もっと続けて欲しい。

 もっともっとパルファンちゃんの話を聞きたい!

 もしかして、二人で音楽!?

 間違いなく二人で演奏するよね。すごく楽しみ!

 演奏はマジで良さそうだな。

 

「ということで、実は何にも曲を決めていないんだけど、パルファン、何弾きたい?」

 

「うーん。何にしようかしら? それなら、ベートーヴェンのピアノソナタ第9番 クロイツェル 第一楽章なんてどう? アキラはピアノをやってよ。この曲の伴奏にアキラがピアノをやると何かヤバイ気がするのよね。」

 

「うん。いいよ。こっちで合わせるからパルファンが好きなように弾いてよ。」

 

「わかったわ。」

 

 チャット ▽

 まじかよ!何を弾くのかすら決めていないのかよ!

 この二人なら放送事故は起こさないと思うけど、ぶっつけ本番なの!?

 さすがに事前に練習してきた方がいいと思うよ

 クラシックで、気分次第で弾く曲を決めるとか初めて見たわ

 かなりの量のクラシックファンも演奏を聞きに来ている中でこの軽いノリ

 ジャズのセッションかよwww

 クラシックでこれは酷いw

 いや、即興とか、いくら上手くても流石に完成度はどうなんだろう?

 

「準備できたよ。それじゃパルファンが弾き始めてよ。それに合わせて伴奏するから。」

 

「わかったわ。」

 

 チャット ▽

 入りが綺麗だな。 流石はパルファンちゃん。

 えっ? 俺の知っているクロイツェルと違う!!

 なにこれ!?クロイツェルなんだけど、雰囲気が違う。でもクロイツェルの曲の魂は激しく具現化している。

 個性? 性格? そんな物じゃない! なんて個性的で理知的な解釈なんだ!!

 パルファンちゃんが、自由奔放で感情が揺さぶられる演奏をするなんて!

 アキラ君のパートだ。

 はぁ?

 は?

 ええっ!

 えっ? まじで!? この演奏に対してアキラ君のピアノが正面突破で挑発するの!?

 伴奏のピアノが伴奏する気が全く無いwww

 アキラ君も神演奏過ぎる

 「ほとんど協奏曲のように」と書かれたヴァイオリンとピアノが対等の曲だからな

 二人がバチバチに個性をぶつけ合って、本当にクロイツェルになってるww

 この二人頭おかしい。 そしてこんな個性的な演奏なのに、即興で最高の演奏になるのは何なの!?

 感動! トルストイが貞節な淑女の心をも挑発してしまう恐ろしい曲と表現したクロイツェルがマジで目の前に展開されている!!

 俺の感情ドロドロ。 男女がこの曲で競うように協奏するとか、ベートーヴェンの解釈すぎるwww

 ベートヴェンもブリッジタワーと女を取り合って、嫌がらせでクロイツェルにこの曲を贈った感情そのままだw

 もう凄すぎて、笑いすら出てくる。

 これ、ベートーヴェンが聞いたら、絶対に涙を流して称賛する!

 「ほとんど協奏曲のように、相競って演奏される助奏付きのピアノソナタ」の原典そのままww

 クロイツェル自身は一度も演奏していないらしいしな。解釈一致すぎる。

 ここになんか書いてないと正気を保てない。 この二人、天才すぎるだろww

 いや、すごいわ。すごいという言葉しか出ない。

 流石、クラシック好きの人が集まった事はある。すごいコメントだらけだ・・。

 一般人の俺、ただボーゼン。

 クラシックってこんなに凄いの? もっと落ち着いて優雅かと思ってた。マジですごい。

 こんなヤベー曲をヤベー奴らが演奏するとこうなるのか・・・。

 これがベートーヴェン。これが超一流の演奏家・・・。

 言葉が出ねぇ・・・。

 

「やっぱりアキラと曲を演奏するのすごく楽しいの!!」

 

「いやー。ちょっとパルファンを焚き付けすぎたかな。こんなにお転婆な演奏をするようになるなんて、僕でも予想できなかったよ。」

 

「この演奏に即興で付いて来れるのはアキラぐらいね。 やっぱり楽しいわ! ねえ、今度一緒にコンサートをやりましょうよ! 絶対に面白いわ!!」

 

「そうだね。 僕も楽しかったし、パルファンのコストパフォーマンス最高コンサート、略してコスプレコンサートを開催しようか。」

 

「やった! 凄く楽しみだわ。 楽しいコンサートにしましょうね!!」

 

「もちろんだよ。( ̄ー ̄)ニヤリ」

 

 チャット ▽

 パルファンちゃんが、充実した曲を弾いたハイテンションでおかしくなっているwww

 あの演奏は会心の出来だろ。

 弾き終わって、ハイテンションになるのはわかる!

 いろいろツッコミ所のある、ヤバイ約束がポロっと成されたのだが・・・。

 この二人のコスプレコンサートとか、場所どこだよ!! 席代いくらだよ!!

 今から売り切れ不可避

 マジで!? しかもただのコンサートじゃなくてコスプレコンサート!?

 流石アキラ君。俺達にできない事を平然とやってのけるッ そこにシビれる! あこがれるゥ!

 パルファンちゃん、冷静になれ。 今、アキラ君にさらっと、とんでもない約束をさせられたぞ!!

 まーた騙されるパルファンちゃん。おいたわしや。

 今、自然すぎてコスプレの約束をさせられたなんて分からなかった。興奮状態のパルファンちゃんじゃ絶対に無理!

 俺も、このコメントを見て、コスプレコンサートに気付いた。星アキラやべぇww

 パルファンちゃんは、この放送を見返してみて、真っ青になるんだろうな・・・。

 これがプロの営業技術! QBも見習えよ!!

 この珍獣、キュゥべえを超えたなw

 俺達にはプラスにしかならないからOK!

 すげーな。星アキラ。音楽の腕よりも、さらっとコスプレコンサートに誘導する手腕がすげえわ。

 最初はあんなに嫌がっていたコスプレを自然と受け入れさせるとは、星アキラ恐るべし!

 やべぇな。女性を騙す悪い男のはずが、全くそんな感じをさせない珍獣感もヤベェ。

 パルファン嬢+珍獣のコスプレコンサートは絶対に伝説になる!

 

「それじゃ、パルファンとコンサートの約束もしたところで、それじゃみんなまたね~。」

 

「みんな~! おやすみなさい~!」

 

「おやすみなさ~い!」

 

 

 チャット ▽

 バイバイ~☆

 バイビー☆

 バイバイ☆

 パルファンちゃん最高!!

 またねーーー☆

 さよなら~☆

 さいならー☆

 パルファンちゃん良かった~。

 またパルファンちゃんをゲストに呼んで欲しい!

 さよなら~。

 バイバイね~

 

 

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