俺は彼女いない歴=年齢の普通の青年。年齢は20代前半で、Vocaloidのユーザー、ボカロPといった人でもある。
俺は今日も曲の制作中に寝落ちしていたが、目が覚めたら俺は見慣れない部屋にいた。
2段ベッドの下側。俺は一人暮らしなので、2段ベッドは普通に使ってない。
「あれ…?ここはどこだ…?俺、知らないところにいるんだが。」
「おはようリン。どうしたの?自分のこと俺って言ってるけど。」
2段ベッドの上から少年の声がする。
「その声はレンだよね?俺はリンじゃないけど。」
「寝ぼけてるの?今の格好見てみてよ。」
レンに言われた通り、俺は今の格好を確認した。
服は白色にみかんの模様が描かれたパジャマだった。
俺は男なので、当然こんな柄のパジャマは着用して寝ていないが、今着ているのは明らかに事実だ。
「こ…この格好、もしかして…!?」
手鏡を見ると、そこには金髪のショートヘアを持った少女の顔が映っていた。
頭に白いリボンが付いていないが、その姿はVocaloidの鏡音リンそのものである。
「え…えええええええぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!?」
どうしてこうなった。なんでこんな姿になったんだ。いつの間に鏡音リンになってしまったのか。
これは最近小説で読んだ異世界転生というものなのだろうか。
俺はものすごく困惑していた。
「うわぁああああっ!!?」
「ちょ、ちょっとリン!落ち着いて!」
レンが下に降りてきた。
「とりあえずこれ。多分リンのだと思うんだけど……。」
「これ…?」
俺はレンに言われた通り「これ」を受け取った。
受け取ったものは、白・黒・黄色を基調としたセーラー服の『いつもの』格好だ。
俺は『いつもの』服に着替えた。
服は細いウエストにあるへそを露出させる、丈の短いセーラー服とホットパンツにアームカバーとレッグウォーマーを合わせた見慣れた格好だ。
その次に頭に白いリボンを伴うヘッドセットを身につける。
これでリンちゃんファッションは完成だ。
セーラー服の裾が短くてお腹が見えるので、お腹がスースーして落ち着かない。
その時、部屋のドアが開いた。
「着替え終わった?終わったら話聞きたいんだけど。」
その声はレンのものだ。
「あっ、いつでもいいよ。」
レンは2段ベッドの上を降りて、俺の隣に座った。
「2人だけの秘密にするけど、リンは何で様子がおかしいの?」
「俺はその……実は鏡音リンじゃないんだ。」
「えっ!?」
レンはかなり驚いていたようだ。
「つまり、どういうこと?」
「俺は君たちのマスターなんだ。だけど、今朝目が覚めると違う部屋にいて、いつの間にかリンの姿になっていたんだ。何故かは知らないけど。」
「なるほど…つまり、君はリンの身体に宿った、ということかな?」
「そうなんだよ。」
「了解。この事はミクには言わないようにしよう。」
「えっ、なんで?」
「だって、もし君の正体を知ったら、きっと混乱するだろうし。」
「あ……それもそっか。」
「まぁ、しばらくはリンのままで生活するしかないね。僕もサポートするよ。」
レンはニコッ、と笑い手を伸ばすと俺はついドキッとしてしまい、顔を赤く染めた。
「どうしたの?」
「何でもないよ…。」
するとドアが開き、ネクタイ付きの服とスカートを身に付けた青緑の髪のツインテールを持った少女が入ってくる。
あまり知らない人でも名前とかは知ってるようだが、彼女こそご存知Vocaloidの代表格、初音ミクである。
「おはようございます!レン!リン!」
「あ、ミク。おはよー」
「今日もいい天気ですね〜!」
「うん。ところで、リンはどこにいるの?」
「あぁ、リンならここにいます。」
「あっ、おはようミク。」
「リンは私のことミク姉って言うみたいだけど…。」
首を傾げるミク。
「あっ、ごめんごめん。おはようミク姉。」
「おはようリン。ねぇ、何でそんな喋り方するの?なんか変だよ。」
「いや、それは……」
俺は少し戸惑ったが、思い切って言った。
「あのさ、実は俺、鏡音リンじゃなくて、君たちのマスターなんだ。」
「あっ…。」
レンは空いた口が塞がらない様子だった。
そりゃ秘密にするような話をここで話してしまったから、こんな反応をされるのもわかる気がする。
「マスター…?それって、どういうこと?」
「俺は普通な生活をして、朝起きたらリンの姿になっちゃったんだ。理由とか全くわからない。」
「ふぅん……よく分からないけどわかった。」
「信じてくれるのか!?」
「えぇ。だって、リンもマスターも、私にとって大事な人だから!」
ミクは俺を見て微笑む。
大事な人って言われて少しばかり嬉しくなった気がする。
「ありがとう!」
「良かったね。」
「うん!」
「そういえばだけど、俺は一体これからどうすればいいんだ?」
「とりあえず、しばらくそのまま生活した方がいいと思うよ。」
「そうだよね……。」
3人で話し合っているうちに朝食の時間になり、3人は食卓へ向かった。
食卓ではピンク色のロングヘアーの女性、巡音ルカが朝食を用意しており、食卓には、ご飯、味噌汁、目玉焼きが並んでいた。
「おはようルカ…姉。」
「あぁ、リンさん、レンくん、おはよう。あなたたち何かあったの?」
「あぁ、ちょっと色々あって……。」
「とりあえず食べましょう!いただきます!」
「はい、召し上がれ。」
俺は朝食を食べた後、自分の部屋へと行った。
「はぁ…。鏡音リンになった今、何すればいいんだろう…。」
俺は自分の部屋のベッドの上で寝転がっている。
「女の子になっちゃったけど、女の子の私生活がなんなのかわからない。」
すると、レンが俺のところにやってきた。
「今日はルカと買い物の日だから、リンも準備してね!」
「あっ、そうだね!じゃあ今から行くよ!」
俺は鞄などを持って外出の準備をした。
その後俺は玄関から出てレン、ミク、ルカと一緒に出かける。
「いってきまーす!」
俺は元気良く挨拶をしてレン達と家を出た。
そして俺たちはデパートに着いた。
そのデパートは大型で、スーパーやゲームセンターなどさまざまな施設があった。
「私は買い物に行ってくるから、君たちとは別行動ね。カラオケ場で全員集合。」
ルカはそう言って、2階へ行ってしまった。
「じゃあ僕たちは洋服屋に行くか。」
「うん。」
2人の後をついて行き、衣服売り場に着く。
「うわぁ、すごいたくさんある。」
「好きなの選んできていいよ。」
「女の子も初めてなんでしょ?私もリンと一緒に服を選ぶよ。」
ミクは俺の手のひらを握り、そのまま女の子の服のコーナーを探す。
「うわぁっ、勝手に連れて行くなよ。」
俺はなすすべもなくミクに連れ去られた。
「好きなのを選んでいいよ〜。」
「でも俺…。」
「大丈夫。私が一緒に選ぶから。」
「はぁ……わかったよ……。」
ミクは嬉しそうな表情を浮かべながら俺の服選びを手伝ってくれた。
結局俺はピンクの花柄ワンピースを選び、試着室に入った。
「どうだ?」カーテンを開ける。
「すごく似合ってる〜。次はこれ!」
俺その次にミクが持ってきたサングラス、皮ジャン、ホットパンツを中心にしたセットを持って試着室に入り、着替えた。
「これ、どう?」カーテンを開いてポーズをとってみる。
『いつもの』服と同じように細いウエストを露出させる服と併せて着ているため、かっこよさだけでなくセクシーさも感じられる。
「おぉ〜!めちゃくちゃ可愛いじゃん!やっぱリンはへそ出しが似合うよ♪」
ミクは大喜び。
「次はこれにしようかな〜♪」
俺はもうどうにでもなれという気持ちで服を選んだ。
そして数分後、ミクは俺が着た服を始めとした服を購入し、俺たちはゲームセンターに来た。
「ねぇねぇ!プリクラ撮ろう!」
「えぇ……恥ずかしいな……。」
「ほら、早く入って。」
強引に連れられ、中に入る。
「じゃあまずは私たちが入ろっか!」
「はぁ……わかったよ。」
俺はミクがするがままに一緒に入れられて、プリクラを撮った。
無理やり付き合わされたからか、写真に写っていた俺の顔は少し付き合わされた感じが伝わっている。
「次は僕の番だね。」
次はレンが俺と一緒にプリクラを撮る。
「最後は3人で!」
俺はミク、レンと一緒に最高の笑顔で最後の写真を撮る。
「最高にいい笑顔だね。」
「そうかな?すごく工夫したんだけど。」
すると、ちょうどルカがやってきた。
彼女はどうやら色々な買い物を終えたようだ。
「ただいま、リンさん、レンくん。」
「あっ、ルカ姉。」
俺もルカ姉って呼び方に慣れてきた。「買い物は終わったの?」
「えぇ。みんなは?」
「今終わってこれからカラオケに行くところだよ。」
「あら、楽しそう。私も行こうかしら。」
ルカは微笑みながら言う。
「そうだね、じゃあみんなで楽しんでいこう。ミクは何歌うの?」
「私はどんな歌を歌おうかな〜。いろいろあって迷っちゃうよ~。」
「なるほど。お…私はいろんな歌を歌いたいな〜。」
せっかくVocaloidの姿になったんだし、可愛い女の子の声でいろんな歌を歌いたくなる気分になっている。
その後俺達はカラオケに行き、好きな歌や歌いたい歌をみんなで歌って楽しんだ。
次はどんなVOCALOIDと入れ替わったパートを見てみたいかなぁ(ちなみにアンケートの結果と書く話は違うかもしれないです
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鏡音レン
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初音ミク
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巡音ルカ
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その他(コメントで教えてね)