転生して《閃光》の弟になりました   作:クロア

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《二刀流》VS《神聖剣》

「ライト君!早く行かないと始まっちゃうよ!」

今日はキリトと団長のデュエルがあり、俺たちもエギルやクライン達と見ることになっている。

 

「あんま急いで転ぶなよ~それに開始時間までまだまだあるぞ」

今現在俺とコトナが居るのはつい先日開通となった75層の主街区《コリニア》。

 

街を見たいという見物客などが詰め掛けてきている。

それに今日は稀に見る大イベントという事もあって、転移門にはひっきりなしに訪問者の群を吐きだし続けている。

 

今日行なわれるキリトと団長のデュエルは転移門の前にそびえ立つ巨大なコロシアムで行われる事になった。

 

 

 

「コトナ…これ100%ダイゼンさんの仕業だよな…」

そうこのコロシアムの入口には現在商人プレイヤーの露店で長蛇の列が出来ている。

 

「だろうねぇ…あの人以外居ないよ」

気付かれると手伝えとか言われそうだから遭遇しないようにしないとな…

 

「コトナ…さっさと中入って座ってようぜ」

 

「だね…今ダイゼンさんと会ったら面倒だし」

 

 

 

 

「えーっとエギル達何処だろ…」

 

「広いから見つけるの大変だねぇ…メッセージ飛ばしてみたらどう?」

 

「それが一番楽か…ってあの最前列に見える無駄にデカイのとバンダナってエギル達じゃないか?」

どうやったら最前列なんて取れるんだよあいつら…

 

「あ、ホントだ~早く行こうよ!」

 

「そうだな早く座りたいし」

それに周りからの視線がつらい…俺も一応ユニークスキル使いだからか…

 

 

「うっす!二人共!」

 

「ライトとコトナちゃんか…ちゃんと二人の場所も確保してあるぞ」

エギルがこれで取り忘れてた!とか言いやがったら殴ってやったのに

 

 

「まったくこっちは早めに来て大変だったんだぞ!これは今度飯でも奢ってもらわねぇと…」

 

「んじゃこの層のボス戦が終わったら奢ってやるよ」

この層が攻略されたらもうSAOはクリアされてるけどな

 

こんな感じで会話をしているとキリトと団長が出てきた

 

「つかコトナ…今思ったんだけどこれどっち応援すりゃ良いんだろう…」

 

「うーん…団長よりキリト君のが付き合い長いしキリト君で良いんじゃないかな?」

やっぱそうか…おれなんかβの時から知り合いだからなぁ

 

「そうだな…それに団長は応援なんか無くてもやるだろうし…」

 

こうやって俺とコトナが話し合っているとクラインとエギルが「斬れー」「殺せー」など物騒な事を言っている

 

団長とキリトがメニューを操作している…そろそろ始まるか

 

キリトと団長が自分の愛剣を抜き構える

 

【DUEL】の文字が閃くのと同時に二人が動き出す

 

キリトが団長の直前でくるりと体を捻り、右手の剣を左斜め下から叩きつける。

十字盾に迎撃され、激しい火花が散る。しかしキリトの攻撃は二段構えで右にコンマ一秒遅れて左の剣が盾の内側へと滑りこむ。

今キリトが使ったのは二刀流突撃技《ダブルサーキュラー》

 

しかし団長が当たる直前で長剣でガードする。

 

「あいつらの反応速度とかもう異常だろ…」

 

「あいつらはユニークスキルなんて物を持ってる最強って言っても過言ではない奴らだからな…」

 

「ここにもその最強が一人居るけどな」

クライン…お前も一応エクストラスキルは持ってるだろ…《カタナ》スキルは習得しやすいらしいけど

 

「けど俺じゃあいつらには勝てる気がしねぇよ」

…本当は何回かキリトにデュエルで勝ってるけどな

 

みんなして視線を外さないようにしながらデュエルを見ているが恐らくそろそろ終わるだろう

 

「あのファーストモーションは…《スターバースト・ストリーム》だな…」

 

「「「なんでスキルのモーションまでわかるんだよ!(わかるの!)」」」

三人して突っ込まなくても…と思いながら答える

 

「俺とキリトでパーティ組んでレベル上げしてた時に何回もみたからだな…ついでにキリトも俺のスキルのモーションはわかると思うぞ?」

 

こう説明してる最中にそれは起きた

 

確実に当たると思われたキリトの最後の一撃が防がれたのだ

システムのオーバーアシスト…原作の知識があるから知ってはいたがこれほどまでとは…

 

「あーあキリト君負けちゃったね…」

 

「ったくもっと根性見せろってんだよキリトのやろう」

 

恐らく早すぎてわからなかったのだろうコトナとクラインが悔しがっている

 

「そうだな…ってそういやこれでキリトってkobの一員になるんだっけ?」

とりあえず気にしてもしょうがないのでオーバーアシストについては気にしないでおく

 

「そういえばそうだったね。キリト君もギルドの仲間かーなんかキリト君がkobのユニフォーム着てるのって違和感ありそう」

 

「「「だな!」」」

男三人ではもる事もないだろうよ

 

 

 

 

 

 

 

「な……なんじゃこりゃあ!?」

「何って、見た通りよ。さ、早く立って!」

 

やっぱ仲良すぎだろお前ら!さっさと結婚しちまえ!

 

「……じ、地味な奴って頼まなかったっけ……」

「これでも十分地味な方よ。うん、似合う似合う!」

 

今現在俺、コトナ、姉さん、キリトが居るのはエギルの雑貨店

なんでキリト達がよく占拠して追い出されないんだろうか…コトナと姉さんが手伝ってるからか

 

「あ、ちゃんと挨拶してなかったね。ギルドメンバーとして宜しくお願します」

 

「あー俺らもよろしくなキリト」

「私の分も纏めて言わないでよもう」

 

「よ、よろしく。……と言っても俺はヒラでアスナもライトも副団長様だからなぁ」

 

「アスナにこんな事もできなくなっちゃったよなぁー」

「ひやあっ!」

「俺はあんま副団長って実感がないんだけどなぁー」

え?姉さんの悲鳴には反応しないのって?それでどうせまたキリトとイチャつくんだから放置!

 

「んじゃ俺らはそろそろ帰るか…じゃあなキリト!姉さん!」

「またねー」

「ん。じゃあな二人共」

「ライト!明日は定例会サボらないように!」

 

いつもサボってないよ?行くのが面倒だったから迷宮区に籠ってただけだよ?

 

 

 

 

 

 

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