転生して《閃光》の弟になりました   作:クロア

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《二刀流》と《閃光》の不在

「俺らは迷宮の攻略してるっていうのにあの二人はオフを満喫してるんだろうなぁ」

 

「そんな事言ってもしょうがないでしょ。それに私たちの時も少しの間一時退団させて貰ったじゃない」

 

「まぁそうだけどさぁ。けど姉さんが居ないからいつもはやらない仕事までやる事になっちゃったしな…」

現在俺とコトナは75層の迷宮区の攻略をしている。

迷宮のマッピング自体はそれなりに進んでいてあと数日もすればボス部屋が発見されるだろう。

 

「それもしょうがないでしょ!…それに後何日かすればボス戦になるだろうしその頃には戻ってこさせられるでしょ」

 

「まぁそれもそうか…んじゃさっさとマッピングしてボス部屋探すか」

動機があまり良いとは言えないがこうして俺とコトナは真面目に攻略に励む事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真面目に攻略をする事数時間

 

「後少しでマッピング終わりそうだけど今日はもう無理だ…」

 

「私も今日はもう無理かなぁ…」

 

なぜ俺とコトナがこんなに疲れているかと言うと…

 

攻略を始めてすぐにモンスターを発見し戦闘になり、その後も移動するとすぐにモンスターと戦闘になり、休憩をしようとした時にすぐ近くで湧出するなどで戦闘続きだったのだ。

 

「ったくなんでここまで戦闘続きになったんだか…」

 

「ホントだよねー…今日はもう終りでいっか」

 

「だな…でも一回本部戻って団長にマップデータ渡して行こうぜ」

理由としては少しでも早くこのデスゲームから脱出する為に…よりも早くキリトと姉さんを前線に戻す為にの方が強いのだが

 

「そうだねぇ…でも疲れたしゆっくり行こうよ」

 

「だな。んじゃとりあえず転移門まで行くか」

 

「そういえばライト君ってさ…女装したら似合いそうだよねぇ」

 

「似合いたくもないしまず女装なんてしないからな?」

 

「えー絶対に似合うのになぁ…」

 

「つかなんでいきなりそんな会話になったんだよ」

 

「いやぁアスナさんとライト君って結構似てるし似合うんじゃないかなぁって思ってさぁ」

 

「まぁ確かによく似てるって言われるけどさぁ」

 

「実は小さい頃に女装させられてたりしてー…さすがにないか」

 

「ないと思うぞ?…多分」

 

こんな感じで話しているとすぐに転移門に着いた

 

「んじゃ転移するぞー」

「オーケー」

 

 

「「転移―――グランザム!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

「もう歩けないよぉ…」

 

「…先に家帰ってて良いぞコトナ」

 

「うん…そうするね」

 

「んじゃ後でな」

さすがにいつも元気なコトナも今日は無理だったか

 

 

 

~ギルド本部~

 

「団長ーライトですけど居ますか?」

どうせ居るんだろうけど

 

「ライト君か、入りたまえ」

鋼鉄の扉を開けると中央の半円形の机の向こうに並んだ椅子の中央にヒースクリフは座っていた

 

「今日は珍しくコトナ君と一緒じゃないのだな…さて用件は何かな?」

 

「コトナは疲れたから先に帰ったんですよ…ボス部屋付近までマッピングしたんでそれを渡しに来たんですよ」

そう言って俺はトレードウインドウを出しヒースクリフに送信する

 

「キリト君達が居ないから若干攻略ペースが落ちるかと思っていたんだが君たちのおかげで大丈夫そうだな」

 

「そりゃどーも」

 

「君たちは結構攻略に貢献しているし三日位なら休んでてもよかろう」

 

「言われないでも休みますよ。んじゃ俺はこれで失礼します」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ただいまぁーー」

 

「おかえりなさいライト君!」

 

「団長が今日から三日位なら休んでても良いって言ってたぞー」

 

「ホント?!んじゃ二人でアスナさん達の所に遊びに行かない?」

 

「んー今は二人っきりにしといた方が良いんじゃないか?」

それにあの二人の所に行ったら今日以上に疲れる可能性も…ないか

 

「それもそうだねー。んじゃ二人で買い物でも行く?」

 

「んーそれも良いけど明日は家でのんびりしてようぜ」

 

「んーまぁいっか」

 

「よし!…今日は早めに寝よう」

 

「だねーもう疲れたよ」

 

 

「おやすみコトナ」

「おやすみライト君」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ライト君起きてーーーーーーーーーーーーー!!もう昼だよーーーーーーーーーー!」

 

「…後7時間42分だけ…」

 

「ライト君そんなに寝たらもう夜中だよ…」

 

 

「こうなったら…起きないとキスするよー」

これは起きるなっていう事で良いかな?

 

「………………………………………」

 

「寝たふりしてる人にはご飯作ってあげなーい」

起きるべきだったね

 

「いやーよく寝たなぁ。おはようコトナ」

 

「ライト君」

 

「な、なんでしょうか」

 

「さっき起きてたのに寝たふりしたよね?」

 

「してないy「したよね?」……しました」

 

「お昼抜きか私の言う事なんでも一つだけ聞くのどっちが良い?」

 

「ちなみに昼抜きの場合お金の使用は?」

 

「なしだね」

 

「言う事聞きます…」

すぐに起きればよかったぁぁぁぁあああああああ

 

「けど今は使わないで取っておくかなぁ」

なんか現実に戻ってから使われそうだなぁ

 

「とりあえずご飯作ってあるから早く食べちゃお」

 

 

 

 

 

 

 

 

「結局貰った休みの殆どを家で過ごしてたな…」

 

「ライト君がもっと早く起きればもっと色々出来たのに」

 

「そういうコトナだって昨日は俺より寝てたじゃないかよ」

 

「それはだって…夜中に色々あったし…」

 

「それは俺も一緒の事じゃないかよ」

 

「あーもうこの話終わり!ってそういえばなんで団長から召集かけれれたの?」

俺らは今ヒースクリフに呼ばれてグランザムに居る

 

「ボス部屋が見つかったから五ギルド合同パーティ組んで偵察隊出すんだと」

これで呼ばれたって事は俺らも行くか行くメンバー考えるなりしなくちゃだめな感じだな

 

「偵察隊なのに随分力入れるんだねー」

 

「25層、50層と両方で犠牲が多かったから75層でもそうなるかもしれないからしょうがないだろ」

 

「そういう事だコトナ君」

なんでこいつがここに居るんだか…

 

「いきなり出てこないで下さいよ団長」

 

「これは済まない事をしたな二人共」

 

「んで俺らは偵察隊に入ればいいんですか?」

 

「そういう事になるな…君たちには偵察隊の指揮を頼みたい」

 

「偵察隊の人数は何人なんですか?」

確か原作だと20人だった筈

 

「人数は22人犠牲は出さないように努力してくれ」

 

「…えっとこれで話終わりですか?」

 

「ああこれだけだ。コリニア市ゲートに二時間後集合だ」

 

「了解しました。んじゃコトナ早めに必要な物揃えに行くぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

~二時間後~

 

「んじゃ俺が最初に半分のメンバー連れて突入するからコトナ達は扉の前で待機しててくれ」

 

「りょーかい。それじゃ出発しよー」

 

 

 

「んじゃ先発組突入するぞー」

俺が扉を開け中に入る…確かボスが出現したら扉閉じるんだよな

 

「皆、ボスが出るから気を付けろ!」

確かここで出るボスの名前は《The Skullreaper》―――骸骨の刈り手。

 

ガチャン!

 

やっぱこのタイミングで閉まるか。

 

「攻撃くるぞ!」

俺が指示を飛ばすが体が動かなかったのか初撃に巻き込まれ三人がHPバーをあっという間に赤の危険域になり…ゼロになった

 

「皆!一発でも喰らったら死にかねないから注意しろ!」

指示を飛ばすが皆悲鳴を上げ次々と人数が減っていきついに俺一人になった

 

 

「一人でこれと戦うとか洒落になんねーよ…」

右の鎌で振りおろし攻撃してくるのをなんとか展開した剣を使い捨てにし防ぐ

 

しかしここで予想外の事が起きた

 

ガチャン!

 

「扉が開いた?!」

 

「ライト君!…他の皆は?!」

 

「皆やられた…皆!こいつは偵察なんてやってられねぇから戻ってヒースクリフにこいつの情報を伝えてくれ!」

 

「ライト君も脱出しないと!」

 

「すまんコトナ…中に入ってきた奴らの逃がすので精一杯で多分脱出できない…」

俺が脱出できるとしたら…ここに居る奴らを囮にするしか方法がない

 

「けど…」

 

「良いからさっさと行ってくれ…んでキリト達連れて来てくれ」

 

「でもそれじゃライト君が…」

 

「大丈夫…俺は死なないよコトナ」

 

「約束だよライト君…」

 

「ああ。こんな所で死んでたまるかよ」

 

 

ガチャン

 

 

扉が閉まりコトナ達が見えなくなる

 

「はぁ…生き残れたらいいなぁ」

 

「《複製》」

 

「さて…最初に大技入れとくか…《メテオ・ブレード》」

《メテオ・ブレード》というこのスキルは複製で作った剣を全てモンスターに打ち出すというスキルだ

このスキルは与えるダメージもデカイが使った後に数十分の間複製が出来ないというデメリットがありさらに攻撃範囲も広く仲間にも当たってしまうのでなかなか使う機会のスキルである。

 

 

「ふぅ…皆が来るまでにバー一本削れればいい方か」

 

 

 

こうして俺とボスとの長期戦は幕をあけた

 

 

 

 

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