喫茶リコリコで看板娘の奴隷やってます   作:布団は友達

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本作のタグから『?』が消える瞬間。


ゲームオーバー

 

 

 

 

 

 

 ――???side――

 

 

 

 見た。

 見てしまった。

 心配になって後から様子を見に来たのに。

 彼の隣には、アイツがいる。

 何食わぬ顔で腕に抱き着いて、二人だけの世界を築いていた。その容貌も相まって注目は多く、私も釘付けにされている視線の内の一つだ。

 

 ……どうして?

 

 何で彼も微笑んでいるんだろう。

 普段は見せてくれない、心の底からの笑みだ。

 私の時は、仕方ないなって感じなのにさ。

 隣のアイツはともかく、何でそんなに気を許しちゃうのさ。

 

 私のなのに。

 

 でも、そうしていられるのも今の内だ。

 だって、私と彼にしかない物がある。

 その繋がりがある限り、絶対にアイツが彼を手に入れるなんて…………?

 

 ない………?

 ない、ない、ない!?

 

 おかしいよ。

 何で、左手にアレが無いの。

 失くしちゃった?

 いや、彼はぞんざいに扱ったりしない……アイツに盗られた?でも、だとしたら何で笑ってられるの?

 

 もしかして、その程度だった?

 アイツに比べて、私との繋がりって……。

 

 あれだけ優しくして、期待させて、私の事は二の次なんだ?

 指輪を作って、写真を撮って、一緒に寝て。

 そんな事をしても、二の次なんだ。

 

 はは、そっか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ゆ   る    さ   な   い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 藤宮天side

 

 

 

 何で、こんな所に。

 そんな疑問が浮かんで、言葉にならない。

 口が思うように動かず、自分でも分かる以上の動揺で立ち尽くす。

 21番の姿はDAに露見している。

 リコリスが近くにいるかもしれない。

 町中で悠長に人を呼び止められる余裕なんて無い筈だ。

 いや、そんな事はどうでもいい。

 

「ゆ、指輪返してくれ」

 

 21番が唇を尖らせて拒絶する。

 胸前で腕を十字に交差させてバツを作っていた。

 いや、でも二十万くらいしたのソレ……。

 

 あと、それが無いとご主人様から物理的に処刑されてしまう。

 この前も「付け忘れたー」とか言って店に来たら、「じゃあ薬指要らないんだ?」って危うく指を失うところだったのだ。

 許しては貰えたが、その代わりに自分が指輪になるとか言って店長に注意されるまでずっと抱き着かれたので、二度としないと心に誓った。

 これが忘れただけでこの程度だ。

 失くした、となれば確実に殺される。

 

 21番の出現に対する動揺は消えていた。

 今は――圧倒的恐怖。

 取り返さないと千束に殺されるゥ!!!!

 

「頼む。俺も命が惜しい!」

「大丈夫!僕が横恋慕さんから守ってみせよう」

「話が通じない……!」

 

 くそ、一筋縄じゃいかないか。

 今は拳を握って堪える。

 

「サイン、会って何だ……?」

「そっ。この人のだよ」

 

 21番が指輪を持つ手を上着の懐に入れる。

 そして戻した手の中は一冊の書籍に変わっていた。

 著者は、そこでサイン会を開いている人の名前と同一である。

 ほ、本気で行く気か……?

 俺も内通者の容疑がかかってる。

 こんな状態で一緒に行動したら、それこそDAと敵対する行為になるんだが……。

 

 千束に殺されるか、DAに処刑されるか。

 

 う、うーん……絶望的な生存率だな。

 どちらを選んでも死に目に遭うのは確実。

 好きな地獄を選べ、と……天国は選べないんですかね!!!?

 

「……分かった、行こう」

「そうこないとね!」

 

 手を叩いて喜ぶや21番が俺の腕を掴んで引っ張る。

 建物の中で行われるサイン会の会場まで等間隔で立っているプラカードに導かれるように進んだ。

 以前とは規模が違う。

 あの作家さん、この十数年で人気も爆上がりしたのか……。

 

「まだ読書が趣味だったのか」

「そそ。時代は電子より紙ですよ、13番くん」

「逆じゃない?」

「紙の匂いとか好きなんよ。あ、僕の髪だっていい匂いだゾ」

「紙の話じゃないのかよ」

 

 なんだか千束を相手にしている気分だ。

 それにしても……人目を引くなぁ。

 言い方が悪いが、白黒のツートンカラーは派手なのでそれだけでも気になってしまう。加えて、コイツ昔から思っていたが綺麗だから殊更に衆目を集めるのだ。

 あと、露出した肩が妙に色っぽい。

 やめろ、落ち着け。

 千束を思い出すんだ。

 下着姿でイビキをかくヤツの姿を……………落ち着いてきた!!

 

「ふふ」

「ん?どうした」

 

 楽しそうな姿は昔のままだ。

 ……自分を殺した相手と、一緒にいて笑えるなんてな。

 正気を疑う反面で、俺は安堵していた。

 立場上、許されるワケ無いのに。

 

「13番、変わらないね」

「そうか?」

「昔よりは表情豊かになったけど、一つひとつに反応してくれるところとか」

「……そうだっけ」

 

 変わってない、か。

 その評価は嬉しくないな。

 

「あと他の女のこと考えるの禁止ね」

 

 ………本当に何なの君らは??

 そういう察知能力は他に活かした方が良いぞ。

 

「そういえば、この前は9番に会ったよ」

「俺も会った」

「娘さん可愛かったなぁ。……テンは子供、何人欲しい?」

「…………」

 

 いや、想像出来ないっス。

 そもそも、誰かと一緒になる未来自体が見えない。

 どうせ長くとも二年後には、他人なんかどうでも良くなる機械に戻っているのだから。

 でも、子供か。

 もし生まれたら愛せるだろうか。

 正直、肉親の顔すら憶えていない。

 そんな自分が本当に人の親として子を愛せるか疑わしい。

 

「俺は誰かと一緒になる気は無いぞ」

「あの赤いリコリスは?」

「仕事の関係だ」

「約束した僕とも?」

「……」

 

 一緒にいるという選択肢は、さっき虎杖司令との電話で潰した。

 それでも口にできない自分の情けなさに腹が立つ。

 

「ふーん」

「何だよ」

「赤いリコリスは違うって言うのに、指輪なんか買っちゃってさ」

「それは色々あるんだよ」

「色々って何さ!」

「……『やり残し』が極力無いようにってだけ」

 

 俺の言葉の真意が分からず、21番は頬を膨らませる。

 そんな顔してもダメなものはダメ!

 千束の命令を聞く理由なんて、大体が身の危険が九割で、残る一割が『それ』なのだ。

 いつだって全力――生き急ぐ千束のモットーだ。

 俺はその足枷になりたくないだけ。

 

「僕もやりたい事が沢山あるよ」

「へえ」

「勿論、13番と一緒にね」

「……そりゃ光栄だな。でも二人も面倒を見れる器量は無いぞ」

「嫉妬パワー!!」

「ぐはっ!?」

 

 痛ァ!!!?

 21番の拳が顎を打ち上げた。

 何で俺の周囲には暴力的な子しかいないんだよ!

 

「あ、会場に着くね」

「今のあの人、どうなってるんだろうな」

「ずっと日本にいたのに知らないの?」

「俺は興味無いし……」

「えー、絶っ対読んでみて!損だよ、損!」

「確か、俺たちがサイン会に来た時は新人って感じだったな」

「三年目だっけ。今はもっと面白い!」

「…………」

「じー」

「分かったって。読む、読むから」

 

 ……仕方ない。

 明日にでも読んでみるか。

 

 俺と21番と共に会場に行くと、長い列が出来ている。

 広いホールを貸し切って余裕を確保するつもりだったのだろうが、作家どころか先頭すら見えない。

 え、気が遠い。

 今日は体調が悪いんですよ。

 ……主に隣ィィイ!!!!

 オマエへの対応で苦悩してたんだけど!?

 今考えてみたらすごいダメじゃん!!よくよく考えたら事情説明さえしたら指輪だって許して貰えるのに何してんだよ!!

 

 ………またか。

 思考を放棄すると直ぐにこうなる。

 

「そういえば、前もこんなに並んだよね」

「そうだったな」

「13番のトイレ長かったし!」

「いや、それオマエなんだけど」

「え゛、いやー……そ、そんな事はないハズ」

 

 思い出したな?図星だったろ。

 

 俺たちは列に加わるが、順番が回って来るまで長い。

 話せる時間は沢山できてしまったわけだ。

 

「なあ、21番」

「ん?」

「俺と別れた後、何をしてたんだ?」

「……今は言えないけど、『あの人』の所にいたよ?そこで訓練をしてた」

「何の為の」

「それが秘密!言ったら13番がサイン会どころじゃなくなるし」

「その言い方で既にサイン会どころじゃないんだが!?」

 

 し、しかし会社は潰れた。

 あのクソ上司もその時に死んでいる。

 基本的に会社が抱えていた暗部の人間は鏖殺する事になったので、21番も当時は危なかった筈だ。

 

 ……思えば、そうか。

 

 9番に『他人がどうでもいい』と指摘された。

 それは強ち間違いじゃない。

 現に、9番や多くの仲間がいると知りながら自分が生きるために躊躇いなく情報をDAに売った。

 明らかな矛盾。

 心の底で俺が他人を軽視している証拠だ。

 

「……会社が潰れた後は?」

「大陸に渡って、ガンファイト!傭兵やってた」

「大変、だったな」

「それは13番もでしょ。傭兵やってたら真島と会ってさ、そこで仲間になって仕事を色々して、今に至るって感じだよ」

「簡潔にまとめたな」

「気になる〜?」

「そりゃ気になるだろ」

「ふっふっふ、それは何より。今は僕しか見えてないようだね」

 

 この状況で他なんか集中できるか。

 そういえば、この前のような吐き気が無い。

 何でだ?

 

 自分の状態に違和感を覚えながらも、21番と会話を重ねていく内に薄々と警戒心が消えていくのが分かった。

 騒がしいながらも、この妙に落ち着く気分。

 まさか、戻っているのか。

 昔の自分に。

 殺し殺された関係とは思えない気安さは心地いい。

 このまま浸れたら、とも思った。

 

「次の方、どうぞ」

 

 案内の人に言われて俺たちは進む。

 目の前には少し歳を経たようで以前よりも風格を感じる程に作家として年季を重ねた姿がそこにあった。

 どこか楠木司令に似ている女性。

 に、苦手だ……!

 

「こんにちは……あら?」

 

 著者が俺たちを見るなり小首を傾げる。

 

「もしかして、前に会った事ある?」

「はいっ!お久しぶりです、あの時の豆子です!」

「そうそう!その髪色!……ということは、隣も」

「はい!僕のボーイフレンド」

 

 その紹介はやめろ。

 作家さんは嬉しそうに手を叩き、21番の手を自ら握った。

 あまりの積極さに隣で見ていた関係者もびっくりしている。

 安心してくれ、嬉しそうにお互いで固く結んだ手を上下にする二人に俺もビビってる。

 テンション高いな、アンタら。

 楠木さんに似てると思ったが大間違いだ。

 あの人はもっと怖いしね!!!

 

「大きくなったね。豆子ちゃん、すっかり美人だ」

「えへへ、そう見えますぅ〜?」

「まだ私の作品を読んでいてくれたんだね」

「はい!ずっと大ファンでして。あれから海外とかにいたけど本だけは取り寄せてたんですよね」

「嬉しすぎる!」

「あ、でもー。隣の彼は読んでないんですよ?」

「布教よろしくね!」

「任せてください!」

 

 すっかり意気投合したようだ。

 おい。

 作家さんが布教とか言って大丈夫なのかよ。

 21番と会話しながら、その手は色紙にサインを書いていっている。確かに仲は良くても仕事は仕事、手は止めずに事は済ませるか。

 

「次回作も期待しててね!」

「えー、楽しみ!私が死ぬまで書いてね!」

「重い!けど任せなさい!彼氏くんもね」

「お体に気をつけて下さい」

 

 それだけ言うと、案内の人に急かされて列から捌ける。

 満足げに色紙を抱く21番は、あまりの感動に頬を紅潮させて鼻息を荒くしていた。

 この反応も前と同じだな。

 

 

 

 

「んまーい!」

「そうかよ」

「今日はすっごい良い日だね!」

 

 サイン会が終わり、21番とカフェに来ていた。

 これ、ヤバいな……リコリスに目撃されていたら、十中八九裏切り者扱いだ。

 だが、21番と話していると自然とその辺りを忘れてしまうところが俺の度し難い部分だ。

 流され体質も、ここまで行くと極めて愚か。

 

「楽しいのか?」

「ふふ。楽しいよ、13番といればさ」

 

 卑怯な笑顔だ。

 大人びている筈なのに、笑顔は昔のまま。

 そんな事を言われたら覚悟だって出来ない。

 

「13番は?」

「……楽しかったよ、昔みたいで」

「――なら、戻らない?」

 

 無垢な白と黒の瞳に射竦められる。

 あれだけリコリスを殺しながら、そんな純粋な目が出来るんだな。

 やっぱり、今までは夢だったのか?

 もし、そうなら思っても良いかもしれない。

 

 ………昔に戻れたなら、なんて。

 

 21番を殺す前に、戻れていたなら。

 そうすれば、クソ上司を殺して二人だけでも逃げ出した。

 そうだ、その方が幸福――。

 

『私はいつもやりたいこと、最・優・先ー!』

 

 ………………。

 無理か。

 戻るには、色々と作り過ぎてしまった。

 どちらにしろ、アイツの傍を離れた時点で俺は機械に戻る。

 もう21番では――駄目なのだ。

 

 

「悪い。俺はそっちに行けない」

 

 

 言外に、次会った時は敵だという意味を込める。

 それを察したのか、21番が悲しげに微笑んだ。

 右手の震えが、再び蘇りつつある。

 

 ごめんなさい。

 ごめんなさい。

 

「そっか。……じゃあ、またね」

「あの、指輪」

「また次も会うんだから。――その時に返してあげる」

 

 21番が席を立って、そのまま去っていく。

 

 

 ……………せめて自分の分は金払えよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 セーフハウス一号に俺は帰宅した。

 寄り道にも程があったな。

 やれやれ。

 

 …………………ん?

 

 玄関で靴を脱ごうとしたが、何故か既にもう一足置かれている。

 これは、千束が普段から履いている物だ。

 今日もこれで出勤していたハズ……。

 まさか、もう帰って来ているのか。

 

 いやいや、確かに道草は食ったがリコリコはまだ余裕で営業している時間帯だ。

 加えて、千束は俺の欠員分を埋める働きをしてくれているに違いない。多分!!

 

 でも一応は言っておくか。

 

 ただいまー。

 

 

 

 

 

 

「おかえり」

 

 

 

 ………………いた。

 赤い制服姿で千束が立っていた。

 笑顔で俺を出迎えた彼女だが、その手元に視線を落とすと――スマホとワイヤーガンを手にしている。

 いや、あの、何で武装してんの?

 

 眩しい笑顔だ。

 怖い程に輝いている。

 

 俺はそっと、後ろ手で玄関扉のドアノブに触れる。

 音も立てずに鍵を解錠した。

 後は、緊急時に捻って外に逃げるだけ。

 

「ち、千束?どうし――」

 

 パンっ、と発砲音。

 次の瞬間には、ドアノブにかけた手に激痛が走る。

 痛くて思わず悲鳴を上げそうになったが、痛みを凌駕する恐怖に喉を絞めつけられて声も出なかった。

 え、なになになになになになに!?

 

 千束がスマホを何やら操作する。

 すると、背後で電子音と共に鍵の閉まる音が連続した。

 …………は?

 

 振り返ると、鍵は開いたままだ。

 何をしたんだ、一体?

 

「テン、体調が悪いって話だったよね」

「あ、ああ」

「なら、家の中でゆっくり休も?」

「えと、やっぱりもう少し外の空気を吸ってからでも…………………あれ?」

 

 ドアノブを捻る。

 だが、扉が開かない。

 何で!?

 

 

「外鍵。こういう時に役立つよね」

 

 

 千束の言葉に体が冷たくなる。

 え、外鍵……そんな物、あったのか?

 いや、さっきのスマホと扉から聞こえた音はまさかスマホで遠隔ロックできる奴なのか!

 一体、いつ設置したんだそんなモン!?

 

「あ、開けてくれないか?」

「開けたら、また会いに行くんだよね」

「え?」

 

 千束がゆらりと前に進み出る。

 それから、扉に背中をへばりつけて怯えている俺の胸に額を預けるようにくっついてきた。

 意図が一切合切不明である。

 な、何がしたいんだコイツ……?

 

 

「ホントだ。私じゃない匂いがする」

 

 

 …………………あ゛。

 ま、まさか。

 

「見てた、のか……ごほっ!?」

「喋らなくて良いよ。あの人とカフェで飲んだ後の口からなんて何も聞きたくない」

「違ぶ゛ッッ!!」

 

 至近距離から三発食らった。

 痛くても倒れられない。

 千束に押さえられている所為で、身動きすら取れなかった。

 どうやら、21番との遭遇と後を目撃されていたようだ。

 

 こ、ここで突き飛ばしたら逆効果だし……どうすれば生きればぶぐべぼ!?

 

「指輪、どうしたの?」

「かはっ、こほっ、げぼっ!?」

「答えて」

 

 呼吸を整えていたら、また一弾食らった。

 理不尽、過ぎる……!!

 

「21番に、盗られた……」

「それで、みすみす逃したんだー?」

「……次に会う時は、敵同士だから……また会うだろうし、その時に返すって」

「なるほどね」

 

 そう言うと、千束が体を離す。

 ようやく解放されたと思って、扉から俺も背中を離した瞬間にワイヤーで体を絡め取られた。

 えっ。

 手足を拘束されて芋虫状態にされてしまった。

 そのまま玄関に倒れて動けない。

 

 辛うじて顔だけは上げられるので、千束を見上げる。

 

 

 

「大丈夫。テンは会う事無いよ……私が取り返しておくから心配しないで」

 

 

 ……どゆこと?

 少し待て。

 今までと違うどころか、今までで最高にヤバいような気がする。

 

 だ、誰か助けを呼ばないと。

 どうやって?

 いや、きっといつもの癇癪と同じで時間が解決してくれるかもしれない。

 21番の件は上層部との取り決めだから、千束だって納得して――。

 

 

「もう二度と、出さないから」

 

 

 

 あ、これ本気だ。

 

 俺はこの日、本当の意味で人生が詰んだのを悟った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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