喫茶リコリコで看板娘の奴隷やってます   作:布団は友達

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物語に特に関係無い回。


幕間
常連ナンバー1


 

 

 

 

 〜藤宮天side〜

 

 

 

 喫茶店の接客に俺は苦手意識なんて無い。

 人と話すのは普通に刺激があって楽しいし、話している時は自分にない世界があると知れる貴重な時間だ。

 基本は厨房だが、手が空けばちゃんと表にも出る。

 常連客以外でも仲良くできる自信はある、

 

 ……嘘です。

 本当はメッチャ苦手な常連が一人います!!

 

「やあ、天くん」

 

 白髪混じりの男性が入店した。

 警備会社勤務なので体格も良く背筋が伸びている。

 常連の中でも最古参といっても過言では無いくらいに、とても長くこの店を利用してくれる貴重な客の一人だ。

 店長とも仲が良い。

 常連の明山生道さんだ。

 

「い、いらっしゃいませー」

「おや。店長は?」

「いま買い出しですね」

「そっか。じゃあ、天くんの珈琲を頼んでも良いかな」

「俺、ですか」

 

 にこやかに首肯された。

 ひぃ、き、恐怖心が煽られて逃げ出したくなる。

 この人、本当に俺を憶えてないのだろうか。

 よく和やかに話しかけられるよな。

 

「き、今日は仕事休みですか?」

「うん。昨日も美術館前でしっかり勤めたよ。いやー、でも最近の若い子は感心するねぇ、足を運ぶ子が多い。……私には美術センスが無いから正直サッパリで」

 

 恥ずかしそうに頭を搔く。

 ええ、でしょうね。

 美術のセンスは無いけど、あっちのセンスはピカ一ですもんね。

 

 俺は愛想笑いだけ浮かべつつ、震える手でコーヒーを淹れる。

 もう豆は挽いてあるし、今日は店長不在の時に何人かも注文したから既に用意できていた。

 カップに注いだ物を、そっと明山さんの前に差し出す。

 

「良い香りだ」

「ど、どうも」

「………うん、味も素晴らしい。もう免許皆伝って言われてない?」

「まあ、太鼓判は押されてます」

「天くんも長いもんねぇ」

「じ、じゃあ、俺はこれで!」

 

 俺はその場を離れ、厨房へと逃げた。

 ひ、ひー!!

 緊張感が半端じゃない。

 どうやっても慣れないのだ。

 何故なら、あの人の存在自体そのものが爆弾。俺の過去が露見するかもしれないような人間だ。

 まあ、相手にそんな素振りが無いのが幸いだけど。

 

 俺は胸を撫で下ろし、ため息をついた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 〜???side〜

 

 

 

 

 君は素晴らしいね、1番――と。

 

 老人によく褒められた。

 それが嬉しかったから頑張った。

 その結果が。

 

『リーパーだ、ヤツが出た!』

 

 戦場でそんな風に呼ばれる要因になった。

 燃える瓦礫と死体の上で弾丸を再装填した短機関銃を手に、敵陣へと突っ込んでいく。

 その一時間後には敵を全滅させて、また俺のその悪名が広まる。

 いつからこうなってしまったのだろう。

 リーパーって誰だよ。

 

 こっちは、ただの1番だというのに。

 

 

 

 

 皆さん、こんにちは。

 御年三十五になる男――1番です。

 傭兵として海外を渡り歩いた経歴を持つ、職質を受けたら間違いなくアウトな人間だ。

 出身は日本である。

 孤児だったところを拾われ、とある警備会社の裏の仕事を引き受けており、教育者である上司に大変気に入られていたのだが、その所為でやたら死地に送り出された。

 何度も死にかけて。

 何度も死にかけて。

 何度も死にかけて。

 解放されたと思ったら海外の傭兵部隊に売られた。

 最初は泣きながら働いて、今や隊長格に出世したのだが嬉しくはない。

 なぜって……それは、まあ、色々あったからだ。

 

 久々に日本に帰って来ていた。

 理由は仕事ではない。

 所謂……傷心旅行というやつだ。

 いい年したおっさんなんだがな。

 結婚歴は、バツ2。

 二人とも爆撃で殺られ、それどころか子供まで失った。原因は、俺の功績に嫉妬した連中の起こした内紛の所為だ。

 おかげで部隊は壊滅。

 俺は妻子と仲間を失った。

 

 もう生きる気力が無い。

 せめて、骨を埋めるならと日本に来ている。

 傷心旅行というより、死に場所探し。

 静かに死にたいものだ――というのに。

 

「君たち、うるさいよ」

 

 謎の男の子部隊に息つく暇もなく襲撃される。

 今日はねぐらだった廃工場だ。

 物陰に隠れる俺に対し、容赦なく発砲して来る。

 何人首を折っても、何人撃っても、何人再起不能にしても送られて来た。

 練度の高い部隊ではあると思う。

 構成員の若さには驚いたし、法治国家日本でお目にかかるとは思いもしなかった武装で迫り来る姿は中々に見応えがある。

 でも、それだけだ。

 

「可哀想だけど、仕方ない」

 

 俺はその日も敵を虐殺した。

 もう少し年を経れば、我が子もこれくらい育っただろうという子供を。

 幾日も続く襲撃。

 ただ襲われる理由、というか原因は分かった。

 

 俺の入国を聞きつけた後ろ暗い連中が雇用したいと勧誘の声をかけてくる。

 その後に、必ず彼らは現れる。

 勿論、俺を雇おうとした者は全滅させられた。

 たしか、DAだったか。

 日本の治安を裏で守る秘密組織があり、警備会社でも何度か衝突する事があったのだが、もしかすると彼らの保有する部隊の一つかもしれない。

 

 

 

「……今度は君か」

 

 次の襲撃者は、幼い少年だった。

 何処か同じ匂いがする。

 同じような戦場を潜り抜けた修羅の風格?でもなく、もっと根幹――育った環境が同じだった幼馴染とでも言うような強い親近感を抱いた。

 

 その子は手強かった、物凄く。

 

 まず、銃弾が全く通用しない。

 まるで全身がクラスⅡの防弾性でも帯びているかのように撃っても多少の裂傷だけで貫通もしない。

 そして素早く、途轍もない怪力。

 明らかに常人が発せる膂力じゃなかった。

 動きも良い。

 

 少年とは結果として格闘戦になった。

 確かにフィジカル面じゃ、かなり不利だ。

 でも、経験値は圧倒的にこちらがある。

 大人げないが、気絶するまで打撃を加え続けて勝った。

 そうして今回も生き残った。

 

 

 ……もういっそ、誰かに殺して貰うのも手か。

 

 そもそも、誰かを殺し続けてきた自分が真っ当な死に方なんて出来やしないし、真っ当な人生も歩めない。

 現に、妻子は俺への私怨に巻き込まれて死んだ。

 この先も、また同じことは繰り返す。

 もう、楽になりたい………。

 

 

 それから一年は襲撃が続いた。

 突然ぱったりと止んだ時は訝しんだが、まあ終の地探しがやりやすくなっただけだ。

 だが、残念な事に見つからない。

 金が尽きても、死ねなかった。

 日本人が親切すぎて、行き倒れた俺に飯を恵んでくれるのだ。

 借りを作るのはいけない。

 恩返ししてから世話になった土地を出て、また行き倒れて、世話になって、行き倒れ……その繰り返し。

 

 気づけば数年も生き永らえている。

 何て生き汚い。

 死にたいと言いながら飯は食うし、襲撃者は撃退する。

 奥底では生きたいのだろう。

 でも、ソコに正直になれない。なりたくない。

 妻と子が俺のせいで死んだのに、どうして俺が生きていい理由になるのだろう。

 

 

「喫茶、リコリコ?」

 

 俺はふらふらと歩いていたところで、一軒の喫茶店に会う。

 美味しそうな珈琲の香りだ。

 これは、豆の扱いに腕のある者がいるな。

 最期に一杯飲むのも悪くない。

 

 俺が店に入ると、白髪の女の子が応対してくれた。

 

「いらっしゃいませ!」

 

 ……随分と幼い看板娘だな。

 案内されるままカウンター席へと座る。

 すると、店長らしき偉丈夫の男が俺を見て目を見開いた。

 

「……いらっしゃい」

「珈琲、一つ下さい……あ」

「どうかしましたか」

「……金が無いので、やっぱり良いです」

 

 そうだ、無一文だ。

 行き倒れて人の家を転々としてきた俺は、それで奇跡的に食いつないで来ただけの死体だ。

 金が無いから珈琲を飲む権利もない。

 踵を返そうとすると、背後のカウンターの机にことりとカップが置かれる音がした。

 振り返ると、丁寧に茶菓子も添えてある。

 

「初来店のお客さんにサービスです!」

 

 白髪の少女が着席を促す。

 なんて眩しい笑顔だろう。

 

 俺はその雰囲気に誘われ、いつの間にか座っていた。

 鼻腔を充たす香りを一息取り込むと、肺が感動で震える。

 ああ、コレ分かる……うまいよ。

 

 

 俺は泣きながら珈琲を啜った。

 その間、何か慈母みたいに穏やかな笑みで背中を撫でてくれる少女の優しさに、また泣いた。

 

 

「ご馳走様です」

「どうでした?」

「これが最期に飲めて良かった……悔いは無い」

「……貴方、確か『リーパー』だろう」

 

 心臓が跳ねた。

 リーパーは、戦場での俺の通り名だ。

 相対したら必ず相手を仕留める、そこからついた異名である。

 何でそれを。

 

「私も昔、海外でそういう仕事をね」

「……アンタもか」

「今はこうして喫茶店の管理者だ」

「どうして」

「この足ではね」

 

 そう言って店長の男は杖を見せる。

 確かに、兵士にとって足は大事だ。

 戦場で生き残る可能性が高いヤツは頭の良いヤツでもなければ、腕っぷしの強いヤツでもない。逃げ足の速いヤツ、臆病なヤツが一番生き残る。

 足は特に逃走に必要な手段だ。

 これが傷ついたのなら、引き際だろう。

 

「貴方も引退か?」

「引退……まあ、そうかな」

 

 もう力すら出ない。

 

「……私は、いや俺は、もう家族も失って、生きる希望が無いんだ。死に場所を求めて故郷に来たが、今も生き汚く彷徨ってる」

「…………」

「どうすれば楽になれる?どうすれば……妻と子に、顔向けが」

 

 そう言うと、店長が微笑んだ。

 

「その人たちを忘れないでいてやる事だ」

「………」

「貴方が忘れない事が、その人たちと貴方を繋ぐ証になる。その死を悲しんで、悼んで、辛さが続いても自棄になってはいけない」

「自棄、か」

「忘れる事が、一番家族を蔑ろにする事だ」

「………」

「家族を大切に想える貴方は優しい人だ。――そんな人には、生きて欲しい」

 

 生きて欲しい。

 そんな事、初めて言われた気がする。

 いつも殺意しかぶつけられない日常を過ごし、家族から感じる愛情だけが心の支えだった。

 そう言えば……愛してるなんて、正面から言った事も無かった。

 ああ、言えば良かったな。

 

「おじさん!」

「ん?」

「先生のコーヒーは元気が出るでしょ!これからも飲みに来てね!おじさんが死んじゃって来なくなったら、今度は私たちが悲しいんだから」

 

 ………そんな事も、初めて言われたよ。

 私はその日、ひたすら泣いた。

 後から来た店の常連だという人物たちに慰められ、また泣いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いらっしゃいませー!」

 

 快活な声に私は思わず笑ってしまう。

 

「今日も元気だねー、千束ちゃん」

「おお!明さん、いらっしゃい!二ヶ月ぶりだね、今日は新メニュー出てるよ〜」

 

 私はいつもの席に腰掛ける。

 あれから、また数年。

 知り合いの伝で見つけた警備会社に務め、その給料をこの喫茶店に費やす日々を送っている。この前なんかは美術館の前で警備に勤めてたら千束ちゃんとたきなちゃんに出会ったっけ。

 ああ、明さんとは私だ。

 明山生道、今使っている偽名。

 

 そうそう。

 私を襲っていた組織だが、どうやら私の扱いは基本的に放置だそうだ。手を出した時に出る被害が尋常じゃないので、私がテロでも起こさない限りは動かないとか。

 そんな彼らの判断もあって、今は穏やかな時間を過ごせている。

 

「どれかな?」

「ウン――じゃなかった、ホットチョコたっぷりのパフェ!」

「ほ、ほう。こりゃまたインパクト凄いね」

 

 最近バズってるらしい。

 うん、まあ、珍しい形だ。

 私が席に着くと、いつものコーヒーが出される。同年代である店長とは、もう注文せずとも欲しい物が伝わるくらいの友人だ。

 ありがたいね、私にそんな関係が出来るなんて。

 

「ところで、千束ちゃん」

「ん?」

「天くんはどうしたのかな?」

「いま別の仕事してるの」

「あー、あっち系の?」

「そう、こっち系」

 

 互いに含みのある言い方をして笑う。

 なるほど、DAの仕事かな。

 ここがDA支部の一つである事は承知している。店長にも仕事の相談をされた事もあるけど、内容を聞くと中々に大変だと思う。

 特に千束ちゃん。

 去年まではずっと一人で頑張ってたしね。

 その苦労も感じさせない元気さだったけど、相棒が増えて一層楽しそうだ。

 おじさんはこういうのを見て、また明日を頑張ろうと活力が貰える。

 

 それにしても……。

 

「本当にいないのかな?」

「何でですか?」

「いやあ、何でか知らないけど私が来るとよく厨房に逃げて行ってしまうだろ、彼」

「明さんが何かしたんじゃないの〜?」

「えー?」

 

 初めて会った時からそうだ。

 このリコリコの店員にいる若い男――藤宮天とも付き合いが長い。

 ただ、初対面から私の顔を見るなり警戒して近付いて来ないし、多少慣れても直ぐに会話を終わらせて何処かへ行ってしまう。

 何故だろうなぁ。

 

「む?」

 

 私はカウンター席に置かれた品に目を引かれた。

 そこには――ウェディング姿の千束ちゃんがいるじゃないか!

 はっとして、千束ちゃんを改めて見る。

 その左手の薬指に、燦然と輝く指輪を見た。

 

「千束ちゃん!いつの間に結婚してたの!?」

「残念ながら婚約で、まだ式も挙げてませーん」

「な、なるほど。でも婚約かぁ……」

「これ、テンとお揃いの指輪なんですよ」

 

 お揃い?

 婚約指輪は女性のみに贈る物ではなかったか?

 二人がつけると、結婚指輪なのだが……面白いから黙っておこう。

 

 そうか、あの二人が……。

 

 小さい頃から千束ちゃんや天くんを見ている私からすれば、まるで近所の子供が大人になって家庭を作るような感慨を抱く。

 何だ、その感慨。

 そうか。

 

「もう千束ちゃんも、そんな歳か。早いねぇ」

「えへへ。式には明さんも呼びますね」

「ああ、是非頼むよ。私は式を挙げた事が無いから、羨ましい。……妻にも挙げさせてやりたかひぐっ……うぐ、えぐ、ひぐっ」

「あーあー、ほらもう泣かないの明さん」

「うぇええええ」

 

 駄目だ、堪えきれなかった。

 思い出話になると、いつもこうだ。

 

 情けない私の姿に、後ろで笑い声が上がる。

 泣きっ面で振り返ると、同じく常連の皆さんが呆れていた。

 

「もう、またか明さ〜ん」

「泣きたいのはこっちよ!原稿の締切すぐなんだから!」

「ほらほら。明山さんもこっち来てゲームしようよ」

「そうだぞー」

「み゛んな゛ぁぁああああ!」

 

 皆が私を労ってくれる。

 感動のあまり、私はそちらへと飛ぶように走って行った。

 

 それから夜のボドゲ会にも参加していると、店の扉が開かれる。

 振り返れば、どうやら最近入った黒髪の少女――井ノ上たきなちゃんと、天くんやミズキちゃんが戻って来たようだった。

 

「やあ、天くん」

「ひっ」

 

 一瞬だけ怯える素振りを見せて、天くんは一礼するや裏側へと消えていった。

 随分なご挨拶じゃないか。

 失礼だなと思っていると、たきなちゃんが私へと挨拶してくれる。

 

「こんばんは、明山さん」

「こんばんは。お仕事お疲れ様」

「二ヶ月ぶりですが、忙しかったんですか?」

「ああ。でも一段落したから、また通わせて貰うよ」

 

 ぺこりと一礼し、たきなちゃんも去っていく。

 すると、酒瓶を手にしたミズキちゃんがドカッと隣に腰を下ろしてきた。

 

「また目元腫らしてるけど泣いたの?」

「はは、いやぁ。そこまで酷くはなかった……と思うんだけどねぇ」

「初めてたきな見た時の大号泣は見物だったわー」

「失礼だねミズキちゃんも。まだ小さかった娘が成長したみたいな子みたら仕方ないでしょ」

 

 そうだなぁ。

 確か、それは今年の春だった。

 店に来た時、新人だったたきなちゃんを見た瞬間に雷が落ちたような衝撃を受けたのだ。

 亡き娘が、まるで大きくなって眼の前に姿を現したのうな容姿に驚かない方がおかしい。

 まあ、本当の娘ではないだろう。

 でも思わず感涙に咽び泣いてしまった。

 全く、初対面なのに困らせてしまったのが痛い思い出である。

 

 それにしても、賑やかになったな。

 私が来た当初は、まだ静かだったリコリコにも色々なお客さんが来るようになった。

 千束ちゃんも大きくなって、結婚なんて話が挙がる程だ。

 いずれ、ミズキちゃんの結婚報告を聞くのもそう遠くない話だろう。

 恐らく、多分、きっと。

 

「まあ見てなさい。アタシがその内、可愛い息子娘を連れて来てあげるから」

「はは。目の黒い内に頼むよ」

「んだとォ!?」

 

 

 

 ここが今の私の居場所。

 最も安らぐ、私にとってのナンバーワン。

 今日も今日とて、私は珈琲を飲む。………美味い、いつまでも味わっていたいものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





 また久し振りに頂いた感想をまとめて読んだのですが……みんな鋭すぎぃ……!
 未来予知でもしてるのか、単に読まれやすい物語の進め方だからなのか。


 一応、最終話までの流れを書き進めているけど、予定のまま行くとハッピーエンド………になるのが難しいですね。
 まあ、筆の勢いに任せたいと思います。
 自分でも、どっちに転ぶかわからないっス。


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