エクレール「フォンデュ、最後の一手は任せますわ」ドドド
フォンデュ「この一撃が、新たなマジノの門出です・・・」ドドド
セモヴェンテ<ドドドドド!
ソミュア<ドドドドド! R35<ドドドドド!
―――
ガレット「――照準に・・・入った」ドドド
ペパロニ「こっから大逆転の始まりだぜッ!」グンッ!
CV33<ギュオオオォォォオオオン!!!
ガレット「取った!」
B1<ドッ!
―――
フォンデュ「Feu(撃て)!!!」
エクレール「勝ちましたわマドレーヌ様!」
―――
・ ・ ・ ・・・・・・――ギュォォォォオオオン!
ペパロニ「やったぜ・・・ッ!」
――グオオオォォォオオオッ! CV33<バァァアアアーーー√ッ!
ペパロニ「姐さぁぁぁぁぁーーーん!!!」
[CV33] >ガンッ!< [ソミュア]
フォンデュ「ッ!?」
\ズドオオォォォンッ!!!/
<ドッ! \ドォン!/
R35<シュポッ
ソミュア<シュポッ
エクレール「ッ!・・・森を抜けて来たCV33がフォンデュ(ソミュア)に車体をぶつけて砲身の向きを無理矢理変えた!?」
フォンデュ「味方に誤射させられるなんて・・・!」
エクレール「さらに後ろからのガレット(B1)の砲撃をフォンデュ(ソミュア)に押し付けたというの!?」
ガレット「し、しまった!CV33を狙った弾がソミュアに当たってしまった・・・!」
エクレール「ガレットの砲撃、フォンデュの砲撃、CV33の突貫・・・三つのタイミングを同時に合わせるなんて・・・!」
アンチョビ「大丈夫か!」
ペパロニ【・・・・・・よゆーッス・・・】ブイ
アンチョビ「よぉし!よくやってくれた!お前達の根性を無駄にはしまい!いくぞみんな!ここから乙女の花道ぃ!」バッ!
セモヴェンテ操縦手「だっしゃぁぁぁ!」グオオォォォン!
セモヴェンテ<ギャリリリリリリリ!!!
エクレール「!セモヴェンテが反転――」
アンチョビ「装填!連撃でいくぞ!」
カルパッチョ「はい!」ガコン!
アンチョビ「撃て!」
セモヴェンテ<ドワ!
\ドゴォ!/
FT-17<シュポ
カルパッチョ「はいっ!」ガコン!
セモヴェンテ<ズド!
FT-17<ガィン!
カルパッチョ「はいぃ!」ガコン!
セモヴェンテ<グワ!
\ボガァ!/
B1<シュポ
エクレール「な!?なんて装填速度!?・・・くっ!撃ち返して!」
ソミュア<ドッ!
セモヴェンテ操縦手「なんとぉー!」ギャギャギャギャギャ!
セモヴェンテ<ギィン!
エクレール「は、外された!装填を――」
アンチョビ「後はフラッグだけだ!カルパ――」
カルパッチョ「ハアッ・・・!ハアッ・・・!・・・くうぅ!」ガコ・・・
アンチョビ「!・・・だ、大丈夫か!無理を――」
ガレット「あんな速さで連射すれば装填手が保たないハズ・・・その一瞬の隙を見逃したりはしない」
B1<キリキリ・・・
アンチョビ「!・・・しまっ――」
ガレット「エクレールをやらせるものか!てぇーっ!」
CV33<ギュオオオォォォオオオン!!!
ペパロニ「まぁだ!カルロヴェローチェが!残ってるぜぇぇぇぇぇ!!!」
ガレット「!?」
B1<ドッ!
CV33<ドカァアン!
ガレット「なッ・・・!フラッグをかばった!」
カルパッチョ「ううぅ~~~っ!」グッ・・・
ガコン!
カルパッチョ「ドゥーチェ!」
アンチョビ「ああ!」
エクレール「勝負っ・・・!」
ソミュア<ドドドドドド!
セモヴェンテ<ドドドドドド!
ソミュア<ドドドドドド!
セモヴェンテ<ドドドドドド!
アンチョビ「〝ココ〟に来るまで・・・二年かかったぞ!」
>ド ッ !!!<
>ド ガ ァ ン ッ !!!<
―――~~~ッ・・・・・・
ソミュア<シュポッ
【全国大会で勝つ!】✓
審判《マジノ女学院フラッグ車、走行不能!よって・・・アンツィオ高校の勝利!》
アンチョビ「・・・」
アンチョビ「・・・」
アンチョビ「・・・や・・・やっ・・・やっ・・・!」
アンチョビ「やったぁぁぁーーー!!!」
\ワー!ワー!/ \ヒュー!ヒュー!/ \ヒャッホォーウ!/
アンチョビ「勝った!勝ったぞぉぉお!とうとう私達が公式試合で勝ったんだー!」ヤヤア!
カルパッチョ「やりましたねドゥーチェ!」ワー!
アンチョビ「みんなケガしてないな!どこも打ってないか!?なんかめまいとかしないだろうな!?」
アンツィオ一年B「ドゥーチェ心配しすぎッスよー」アハハ
アンツィオ一年C「勝って最初にするのがケガの心配スかよー」アハハ
カルパッチョ「みんな怪我なく終わりました。安心してくださいドゥーチェ♪」
アンチョビ「・・・ああ!みんなよくやってくれた!お前たち全員の頑張りのおかげだ!ぃよーし!盛大にお祝いだー!三日三晩騒ぎ倒すぞー!」
\オオオオ~~~!/ \ワー!ワー!/ \イエーーーイ!/
エクレール「・・・負けてしまいましたわ・・・今度こそ勝てると思いましたのに・・・」ウルッ・・・
フォンデュ「エクレール様、ハンカチを」スッ
エクレール「っ・・・ありがとう」ズビー
フォンデュ「鼻をかむのはやめてくださいよ」
エクレール「おめでとうございます。素晴らしい戦いでしたわ」パチパチ
アンチョビ「おお!こちらこそ礼を言わせてもらう!いい試合だった!」ギュッ スッ スッ
エクレール「勉強させてもらいました。まだまだ私は未熟。隊長として、仲間を率いる者としての覚悟を学びましたわ」
アンチョビ「私だってそうさ。統帥たるもの仲間を信頼してナンボだってな。つまりこういうことだ。この試合はお互いにとって良い経験になったんだな!」
エクレール「ふふ、そうですね。私も・・・もっと勝ちに貪欲になれそうですわ。あなた方のように、負けを恐れずに勝利を掴みに行く姿勢を目の当たりにしたのですから」
エクレール「『恋の終わりを恐れるなら、さくらんぼの赤い実を愛してはいけない』・・・フランスの名曲、『さくらんぼの実る頃』の歌詞ですわ。失恋ソングですけどね」
アンチョビ「おおっ!私も好きな曲だ!センパイがよく歌ってくれて今でも聴いてるんだ!」
エクレール「まあ、アンツィオの方々がフランスの曲を・・・急に親近感が湧いてきましたわ」クスクス
アンチョビ「よーし!試合が終わったらみんな友達!これからおつかれさんパーティーを開こう!お前ら宴会の準備だー!」
\オオオ~~~!/
エクレール「え、宴会・・・ですの?」
・ ・ ・
アンチョビ「えー、ではアンツィオ高校とマジノ女学院の健闘をたたえましてぇーッ」
カルパッチョ「かんぱーい!」
\カンパ~~~イッ!!!/
アンチョビ「あっコラ!乾杯音頭を横取りするんじゃない!」
\ハハハハハ!/ \ワイワイガヤガヤ/ \ドンチャンドンチャン/
フォンデュ「よろしいんでしょうか・・・私達までこんな御馳走を・・・」
アンチョビ「遠慮するな!試合に関わった全員をねぎらう!それがアンツィオ流ぅーっ!じゃんじゃん食べろ!ほら、よそってやるから」モリモリ
フォンデュ「あ、ありがとうございます。では・・・!・・・おいしい!」パアー
アンチョビ「そうだろそうだろー!アンツィオ料理は天下無敵だ!」エッヘン
エクレール「料理道全国高校生大会があればアンツィオは優勝候補間違いなしですわね」
アンチョビ「そう・・・その通り!丸いお皿に料理を盛って!咲かせ皆に笑顔の花を!アンツィオ高校戦車道チーム!ご期待通りに宴会満喫!」バーン
フォンデュ「こちらのブドウ酒、ノンアルコールのはずですよね?」
カルパッチョ「ドゥーチェはシラフでこれですよ」
ガレット「・・・」モグモグ
B1操縦手「ガレット様、お疲れ様でした。あの・・・」
ガレット「やれるだけはやった・・・悔しいけど、悔いはないわ」
ペパロニ「よぉーっ」
ガレット「!・・・あなた、あのCV33の子ね。完全にノせられたわ・・・まさか、味方を撃たされることになるなんて。あんなタイミング狙ってできるものなの?」
ペパロニ「いやぁ~、おかげさまでー。まーなんていうか、ノリにノってガーってやってバーってやって、後は勢いに任せたら全部うまくいったって感じかな」
ガレット「天を味方につけたのね。でも、味方の位置に気を配れなかったのは私・・・」
ペパロニ「アンタらも強かったぜ!アタシはペパロニ!アンタは?」
ガレット「名乗るほどでもないわ・・・相手の策にまんまと嵌り、敗因のきっかけになってしまった未熟者の名前なんてね」
ガレット「いつか・・・あなたに好敵手と認められた時、初めて呼んでほしいから・・・私の名を」
ペパロニ「そっかー」
B1操縦手「ガレット様、あちらでエクレール様がお呼びですよ」
ガレット「ええ。では・・・またどこかで・・・」スッ・・・
ペパロニ「おいっ」
ガレット「!・・・なに?」
ペパロニ「またな、ガレット」
ガレット「ッ・・・!」
ガレット「・・・・・・さ、さんを付けなさいよペパロニ」
ペパロニ「ハハハ、アッハハハハ!」
ガレット「・・・ッフ・・・フフフフ・・・ハハハハハ」
エクレール「あら、ガレット、落ち込んでると聞いたけどスッキリした顔ですわね」
ガレット「ええ、まあ」フフッ
エクレール「ガレット、あなたが最後まで私を守ろうと頑張ってくれたのは聞きましたわ。ありがとう」
ガレット「ッ・・・そ、それは当然ですわ。あなたは隊長で、フラッグ車なのですから・・・」
エクレール「でもうれしかった。これからも私を支えてくれます?」
ガレット「・・・そんなこと聞くまでもないでしょう」
エクレール「フフ・・・よろしくねガレット」
フォンデュ「素直じゃないんですからまったく・・・」
エクレール「アンツィオの皆さん、改めまして、この度は二回戦進出おめでとうございます」
アンチョビ「ありがとう!マジノも強かったぞ!私達も強いけどな!」
エクレール「フフ、アンツィオの皆さんの今後の活躍、楽しませてもらいますわ」
アンチョビ「期待していろ!今の私達はノリにノってるからな!西住まほ率いる黒森峰にだって勝ってみせるさ!ハッハッハー!」
フォンデュ「それはまた大きく出ましたね・・・」
エクレール「でも、皆さんならやってのけるかもしれませんわね」クスクス
ペパロニ「ドゥ~チェ~!鉄板ナポリタン持って来――」ガッ! ドンガラガッシャア~ン!
アンチョビ「ああっ!なにやってんだペパロニー!」タタタ
フォンデュ「試合直後だというのに元気ですね」
カルパッチョ「あはは・・・」
アンチョビ「あーあー、服がベタベタじゃないか。ヘイキか?すりむいてないか?」フキフキ
ペパロニ「でへへへ、ドゥーチェにパスタ食べさしてあげようとハリきりすぎちまいました」タハハー
エクレール「ドゥーチェさん、まるでお母さんですわね」クスクス
カルパッチョ「私達にとって、ドゥーチェは立派なドゥーチェですからね」
エクレール「ドゥーチェさんがいれば、黒森峰に勝つという話もあながち夢物語でもないかもしれませんわね」
カルパッチョ「はい。私達もそう思っています」ニッコリ
フォンデュ「黒森峰は高校戦車道最強の一角ですよ。戦車の性能差も圧倒的・・・さすがに無茶では?」
カルパッチョ「黒森峰女学園が最強のチームなら、アンツィオ高校は最高のチームです。たとえ最強だろうと最高が負けるわけがないじゃないですか」
フォンデュ「!・・・・・・そう・・・そうかもしれませんね」
エクレール「フフ・・・ははは・・・あははははは!」
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