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アンチョビ「新入生諸君!入学おめでとう!ようこそアンツィオへ!私は二年生のアンチョビだ!」
アンチョビ「君達の未来は無限に広がっている!今が青春真っ盛り!華の10代を満喫したいだろう!そこでどうだ、戦車道をやってみないか!?と~っても楽しくてカッコイイぞ!」
アンチョビ「戦車道は淑女のたしなみ!戦車道は大和撫子の武芸!戦車道をがんばれば気品溢れる良妻賢母になれるぞ!・・・なれるカモ!」
アンチョビ「ウチのチームに入ればおいしいご飯も食べれるし、公式試合で色んな学校と戦えるぞ!ウチで戦車道をやればいいことばっかりだ!せっかくだから楽しもう!人生は踊らなきゃ!」
アンチョビ「さあ!麗しき淑女諸君、私と一緒に戦車に乗ってみようじゃあないか!」
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アンチョビ「だれもこねぇ!」
アンチョビ「ちょ、ちょっとそこの新入生!君だよ君ィ!戦車道やらないか!?」
新入生A「せ、戦車道!?・・・え、遠慮しまーす!」ピュー
アンチョビ「きみ、いいからだしてるね。戦車道チームにはいらないか?」
新入生B「わぁ!け、けっこうです!わ、私急いでるので!」タタタ
アンチョビ「・・・君、新入生だよね。戦車道・・・興味ない?」
新入生C「アンツィオで戦車道!?ぎにゅわ~!」ドタタタ
アンチョビ「・・・あの〜・・・そこの新入生さん、ちょっとお聞きしたいんですが・・・戦車道って言うと新入生みーんな逃げちゃうんだけど、なぜだか知ってる?」
新入生D「えっ!戦車道!?・・・そ、それは多分・・・アンツィオの戦車道チームはかなりのワルだって中学生の間でも噂だったからだと思います」
アンチョビ「エッ」
新入生D「校内を戦車でむちゃくちゃにして周ったって・・・飲んで歌って暴れて壊して、謹慎くらったヤバイ不良チームだったって有名なんですよ」
アンチョビ「・・・センパイ方め、とんでもない置き土産を・・・」
――・・・
――戦車倉庫
アンチョビ「うう・・・結局だ~れも入ってくれなかったよ~・・・」オヨヨ・・・
アンチョビ「せっかくカマンベールフライも作ったのに・・・一人で食べることになるとは」
アンチョビ「わーん!一人じゃ戦車道できっこないし、新入生はビビって来ないし、どうすればいいんだぁ~!」ワーン
ガチャ>
「あの~、すみませ~ん」
アンチョビ「?・・・なんだ?迷子の一年坊か?・・・職員室ならそこの角を曲がって――」
「いえ、戦車道チームに入隊したいんですけど・・・」
アンチョビ「ああ、戦車道チームに・・・」
アンチョビ「・・・・・・入隊・・・?」
アンチョビ「入隊・・・!?」ガタッ
アンチョビ「確保ォーーーッ!」ガバッ
「わぁーーーっ!?」
アンチョビ「ようこそアンツィオ戦車道へ!私が隊長の、統帥アンチョビだ!」バーン
「ドゥーチェアンチョビさん・・・それって本名なんですか?」
アンチョビ「いいや、センパイに名づけてもらったんだ。アンツィオはあだ名で呼ぶのが通なんだぞ!」
「へぇー、そうなんですね。私はひな――」
アンチョビ「あーイヤイヤ!待て待て!君の名前はうーんそうだな~・・・カルパッチョ!カルパッチョでどうだ!?」
「えー?どうしてですか」
アンチョビ「私はカルパッチョが大好きなんだ!イイあだ名だと思うぞ!」
「え」
アンチョビ「大好物のカルパッチョの名前をあげちゃうくらい君が来てくれてウレシイってこと!」ニカッ
「うーん・・・まあ、そうですね。なんだか可愛らしいお名前ですし・・・ではカルパッチョで」ニコ
アンチョビ「よし!じゃあカルパッチョ!改めてアンツィオにようこそ!来てくれて本当にウレシイぞ!よろしくな!」ガシッ
カルパッチョ「はい、こちらこそよろしくです、ドゥーチェ」
アンチョビ「おっ・・・おお・・・おおー!後輩にドゥーチェと呼ばれるのも悪くないな!」アッハッハ!
アンチョビ「よーし!せっかく仲間ができたんだ!パーティにしよう!アンツィオ名物のワインと料理をごちそうしてやろう!」
カルパッチョ「わー」パチパチ
アンチョビ「そうと決まれば買いだしだ!今日は卵がお安い日!すぐに買ってくるから待っててくれ!」
ガチャ>
Σドムッ
アンチョビ「わっ!・・・とと、危ない。出入り口のすぐ外になにか転がって――」
「・・・ぅ・・・ぅぅ・・・」グッタリ~
アンチョビ「わー!誰か倒れてるー!」
カルパッチョ「わあ、ほんと!」ビクッ
「だ・・・だれか・・・水・・・パンを・・・」ウウ・・・
アンチョビ「な、なんだ?・・・お腹減ってるのか?」
カルパッチョ「とにかく中に入れてあげましょう。なにか食べ物はありますか?」
アンチョビ「ここをどこだと思ってる。アンツィオだぞ!ないわけがない!」フンス
――ソレカラドシタノ
「ガツガツバクバクムシャムシャゴクゴクンプハァーッ!」
アンチョビ「ムチャクチャ食べるな・・・慌てて食べると喉につっかえるぞ」
「――ングッ!?ググッ!・・・グマ!グママッ!グ~・・・マッ!」ウグ~
アンチョビ「ほれみろ!いわんこっちゃない!」
カルパッチョ「背中トントンしますね」ドム!
「ぐぶっ!・・・ゴクン!・・・・・・ップハァ~!あ~、おいしかった!」パァー
アンチョビ「お、おお・・・安堵の言葉より先にオイシイが出るとは・・・」
「あ、ウマイご飯ありがとうございます!いやースンゲー腹減っちゃってフラフラしてる内にブっ倒れちゃってさー。でもウマイ料理食べれたんで結果オーライッス!」アッハハハ
アンチョビ「そりゃなによりだ。私もお腹が減っている人を見過ごしたりできないからな」
カルパッチョ「ドゥーチェ、この子、私と同じ新入生ですよ。せっかくですし戦車道勧めてみたらどうですか?」
アンチョビ「!――名案だカルパッチョ!頭脳明晰奇々怪々!よし、今日からカルパッチョには私の副官をやってもらう!」
カルパッチョ「二人しかいませんからね・・・」
アンチョビ「君ィ!ここで会ったもなにかの縁だ!私達と一緒に戦車道をやらないか!?」
「せんしゃどー?なにそれオイシイんスか?」
アンチョビ「たっのしいぞ~!戦車をドドドーって動かしてドッカーンって撃ってウオッシャーって勝つんだ!」
「ドドドー・・・ドッカーン・・・ウオッシャー・・・ヤッベェー、スッゲー楽しそう」ウズウズ
カルパッチョ「それに美味しい料理もたくさん食べれるわよ。ね、ドゥーチェ」
アンチョビ「ム?・・・!・・・おお!そうだそうだ!我がアンツィオは食が大事!毎日色々な料理を作るんだ!」
「!・・・さっきのみたいにオイシイの食べれるんスかァ!?」
アンチョビ「ああ!アンツィオ伝統のイタリアンはぜーんぶセンパイ方から伝授されて作れるからな!どうだ?一緒に戦車道やるか?」
「やります!食べます!戦車道やりまーす!」ピョンピョン
アンチョビ「ぅわーい!ヤッター!二人も仲間が増えたー!でかしたぞカルパッチョ!」チョッビチョッビ
カルパッチョ「やりましたねドゥーチェ!」パッチョパッチョ
アンチョビ「そぃじゃあ君ィ!君の名は今日からペパロニだ!一緒に楽しく戦車道しような!ペパロニ!」ガシッ
ペパロニ「ハァイ!よろしくしてやってください姐さん!」ブンブン
アンチョビ「ぃよぉーしッ!今日この日から私達の戦車道がスタートするんだ!やるぞカルパッチョ!ペパロニ!我がアンツィオの覇道を突き進むぞー!」
カルパッチョ&ペパロニ『オオー!!!』