――・・・
CV33<ギャラギャラギャラギャラギャラ!
アンチョビ「うーむ、一年達の戦車技能はナカナカのものだな。元々戦車道やってた子ばっかりらしいし、これなら十分試合でもやっていけるぞ」
ペパロニ「アタシらが一年の頃よりよっぽどウメェや!」ズルズル
カルパッチョ「パスタ食べながらだとどっちのことを言っているのか・・・」
アンチョビ「よーし!今日の練習はここまでだ!皆よくやってるな!」
\オオ~!/ \ヨクヤッテルッテ~!/ \テレルナ~!/
アンチョビ「ここんとこ毎日練習やってるが、今日も全員ケガなく練習を終えられてえがったえがった!きっと全国大会ベスト8・・・じゃなかった優勝も狙えるぞー!」
\オオ~~~!/ \ユウショウダッテ~/ \マジヤバクネ!?/
アンチョビ「さあさ、我がアンツィオの戦車道チームと言えば練習の後にやることがある!何かわかる奴はいるかな~?」
\パスタ!/ \ピッツァ!/ \モッツァレラ!/
アンチョビ「そう、その通り!丸いお皿に料理を盛って、みんなで食べよう美味しいご飯!アンツィオ高校戦車道チーム!レシピ通りに調理開始ー!」
\オオオオオオーーー!!!/
カルパッチョ「練習でヘトヘトなハズなのに元気ー」
【全員ケガなく元気に毎日過ごす】✓
〜〜〜
アンチョビ「う~~~~~ん・・・」
ペパロニ「なにウンウン唸ってるんスか?今朝食べた賞味期限切れのトマトやっぱダメだったんスか?」
アンチョビ「いや・・・もうちょっとでP-40貯金がたまるんだが・・・このままだと全国大会に間に合いそうになくてな・・・」
カルパッチョ「もっと節約すれば何とかなりそう・・・という感じですか?」
アンチョビ「一日三度のオヤツを二度に減らせばなんとか大会期間中にギリギリ間に合いそうなんだが・・・皆がかわいそうでな。心が痛む」
カルパッチョ「オヤツを減らすなんて言いづらいですよね」
ペパロニ「そういうことなら心配ご無用ッス!このペパロニに任せてください!」ドン
アンチョビ「えっ、どうする気だ」
ペパロニ「まあ任せて下さいよ」ニッ
アンチョビ「フシン・・・」
ペパロニ「あっ!不信に思ってますね!?私だってやればできるってことを見せてやるッスよ!」
アンチョビ「ホントにできるのか?ペパロニに・・・」
ペパロニ「チョー余裕ッス!」(^v^)b☆
アンチョビ「ホントかなぁ・・・」
~~~
カルパッチョ「ぜんい~ん、気をつけっ」
\ザッ!/
ペパロニ「今日はみんなに悲しいお知らせがある!」
\エッ・・・/ \ザワザワ・・・/ \パスタネアガリシタノカナ・・・/
ペパロニ「本日よりアンツィオ伝統の三度のオヤツを二度に減らすこととなった!」
\エエ~~~!!!/ \ソンナ!/ \ドウシテ!/
ペパロニ「その理由とは・・・我が校に強力なジューセンシャ、ピーヨンジューを迎えるためだ。お高い買い物だがオヤツを減らしてケーヒサクゲンすればチョー強力な戦車が買えるのだ!」
\オオ~~~!/ \ジューセンシャダッテー!/ \カッチョイイ~!/
ペパロニ「貯めてきた貯金がもう少しで目標額に届く。そのためには皆の協力が必要だ!」
ペパロニ「とはいえこの決断にドゥーチェもヒジョーに頭を悩まされた。お前達の悲しむ顔が見たくないからだ!」
\・・・・・・/
ペパロニ「諸君に問う!お前達は一日二度のオヤツで我慢できるか!ドゥーチェの・・・我々の野望のために我慢ができるか!どうだー!」
\オオーーー!/ \モチロンデスゼ!/ \トーゼンッスヨ!/
アンチョビ「・・・」アゼン
カルパッチョ「すごい!みんな納得してくれた!」
ペパロニ「まっ、こんなもんスよ」ニカッ
アンチョビ「・・・ペパロニ、お前政治家にでも向いてるんじゃないのか・・・」
ペパロニ「おっ、それいいッスね〜!アタシが政治家になったらみんなに料理とオヤツをたんまり作ってもらって独り占めするッス!」
カルパッチョ「食いしん坊な独裁者ね」フフフ
アンチョビ「待て待て、料理というもんは独り占めしちゃダメだ。みんなで一緒に楽しく食べる!これこそ食事のあるべき姿だ!たくさん食べたい気持ちはわかるがみんなで美味しく食べるんだぞ。わかるな?」
ペパロニ「はぁい!そのとーりッス!やっぱ姐さんはサイコーッスね!」
カルパッチョ「仲間想いの優しい統帥ね」フフフ
〜〜〜
―戦車道全国高校生大会抽選会場―
アンチョビ「西住!」
まほ「む」
アンチョビ「久しぶりだな!私だよ!アンツィオ統帥アンチョビだ!」
まほ「ああ、久しぶりだな」
エリカ「ちょっと、アナタ何様よ。隊長に馴れ馴れしくしないで」ズイ
まほ「いいんだ。安斎、今年のアンツィオは人員を揃えられたようだな」
アンチョビ「ウム!去年は出場できなかったが今年こそやってやるぞ!順当に行けば私達が当たるのは決勝だ。首を洗って待っていろ!」
まほ「返り討ちにしてやるさ」
アンチョビ「フフフ・・・我々を甘く見ないことだ!じゃあな!」
エリカ「・・・決勝って・・・アンツィオが?本気で言っているのでしょうか・・・アレ」
まほ「あの目を見ていなかったのか。彼女は本気だ。ああいう戦車乗りを侮ってはいけない」
エリカ「ほ、本気ですか?リップサービスですよね・・・」
まほ「・・・」フッ・・・
アンチョビ「あ、サンダースの」
アリサ「ヒッ・・・あ、アンツィオの・・・」ビクッ
アンチョビ「お前達もがんばれよ~!」ブンブン
アリサ「・・・あ・・・はい。ありがとう・・・」
〜〜〜
アンチョビ「――と、これが私が考えた作戦、通称『マカロニ作戦』だ!」
一年生A「スゲー!さっすがドゥーチェ!」
一年生B「よくこんな作戦思いつきますね~!」
アンチョビ「ふふーん!私は一年の頃から戦術書をたっくさん読んだからな!色んな戦略を知っているのだー!」
ペパロニ「やっぱドゥーチェはサイキョーだ!」
アンチョビ「この作戦がうまくいけば確実に勝てる!そのためにもっともっと練習を積まなければ。それからデコイ(ハリボテ)をたくさん作らなきゃな」
一年生C「やることいっぱいだぁ~」
ペパロニ「だがやりがいがあるってもんだ!燃えるぜ!」メラメラ
カルパッチョ「みんな~、マルゲリータピッツァと三種のチーズピザが焼けたわよ~」ホッカホカッチャ
ペパロニ「わーい!音楽かけながら食べよー!」
一年生D「うひょー!」 一年生E「ピザだピザー!」 一年生F「待ってましたー!」
アンチョビ「お、おいお前ら!これからデコイを作らにゃ――」
カルパッチョ「それからドゥーチェの好物のカルパッチョも作ったわよ~。カルパッチョ特製カルパッチョですよ~」
アンチョビ「わぁい!やったー!」
〜〜〜
CV33<ギャラギャラギャラ! ギュルン!ギャラギャラギャラ!
ペパロニ「よーしいいぞお前ら!完全に『ナポリターン』をモノにしたな!」
一年生A「ウッス!ありがとうございやすペパロニ姐さん!」
一年生B「ペパロニ姐さんのゴシドーのおかげです!」
カルパッチョ<ゴハンデスヨ~
ペパロニ「!――聞いたか皆!ごはんだごはん!すぐに片づけて食卓へ向かうぞ!」
\オオー!/
アンチョビ「うーんオイシイ!今日の海鮮盛りチケッティも絶品だな!」チョビチョビ
ペパロニ「ドゥーチェ!ドゥーチェ!言われてた練習メニュー全部やっときましたよ!ドゥーチェがサボってた間に!」
アンチョビ「サボってない!戦術を練ってたんだ!いっぱい考えないといけないの!」
ペパロニ「そうなんスか~。あっ、そういえばみんな『ナポリターン』マスターしましたよ!走りながら戦車を360度方向転換する技!」
アンチョビ「180度だこの歴史的バカモン!」
一年生C「ハハハ!やっぱドゥーチェとペパロニ姐さんのやりとり面白いッスね~」
一年生D「見てるだけで楽しいッス!」
アンチョビ「そ、そうか?・・・でへへへ、照れるナア」
ペパロニ「ドゥーチェは皆の笑い者ッスからね!」
アンチョビ「聞こえが悪いぞ!」
\ハハハハハ・・・/
【みんなで笑ってすごす!】✓
〜〜〜
アンチョビ「さー!今日もボリボリ食べてビシバシ練習しよう!ハッハハハハハ!」モフモフ
ペパロニ「よーしカルパッチョ!今日もドンドン撃ってこいよ!カルロヴェローチャはどれだけ撃たれてもへっちゃらなんだからな!」
カルパッチョ「あんまり無茶はダメよペパロニ」
アンチョビ「そうだぞ。白旗が出ないとはいえあれだけすっ転がるのは危ないからな」
ペパロニ「んなモン気にし過ぎッスよドゥーチェ!一年の皆も何度もぶっ飛ぶ経験積んでるんスから!試合でもガンガンぶっ飛ばされるッスよー!」
アンチョビ「ぶっ飛ばされることを予定に入れるな!」
ペパロニ「なに言ってんスか姐さん!これくらいのガッツがなきゃ試合で勝てやしないッスよ!」
アンチョビ「うっ・・・」タジッ
一年A「私達だって根性あるんスよ!」
一年B「アンツィオのために身体張れます!」
一年C「やるならやらねば!」
ペパロニ「心配してくれるのはありがたいッスけど、アタシらだっていつまでもドゥーチェにおんぶにだっこじゃないんスよ!」
アンチョビ「・・・私が思っている以上にお前達は強くなっていたんだな・・・よーし!そのド根性を試合でも存分に発揮するんだ!」
\オオーーー!/
アンチョビ「フッ・・・『やることリスト』のこの項目はもうクリアだな」スッ
【つよくなる!】✓
アンチョビ(だけどやっぱり無茶はさせたくないナア・・・)
――・・・・・・
―マジノ女学院―
フォンデュ「――・・・以上が、入手できたアンツィオ高校に関する情報の全てです」
エクレール「・・・これがデマだという可能性は?我々を謀るために流した嘘の情報では・・・」
フォンデュ「いえ、おそらくそれはないかと」
エクレール「本気なの!?セモヴェンテとカルロヴェローチェしか車輌がありませんの!?これで全国大会に参加してますの!?」
フォンデュ「車輌数と人員はそれなりに多いようですが・・・そういえばアンツィオの隊長さんはこの前の抽選会であの西住まほさんと言葉を交わされてましたよ」
エクレール「!・・・あの西住まほさんと・・・」
フォンデュ「偶然近くで声が聞こえたのですが、西住まほさんを前にして全く動じず、逆に宣戦布告していました」
エクレール「・・・」
フォンデュ「決して強いとは言えない戦車しかなく、まして前年まで出場すらできなかったのに・・・肝が据わっているのか能天気なのか・・・」
エクレール「・・・いえ、自信があるのですわ。全国トップレベルの強豪校にも負けないという自信が・・・」
エクレール「どんな相手だろうと物怖じしない。日々の努力と自分達の戦車道に絶対の自信と誇りを持っているのですわ。真っ直ぐ、純粋に・・・」
エクレール「すごいですわね・・・・・・あの方達、すごいですわね・・・」
フォンデュ「・・・」
エクレール「フォンデュ、すぐに主だった者を集めて。情報を基に作戦を練り直しますわよ」
――・・・
――アンツィオ高校大浴場
カポーン
一年D「はぁ~~~・・・」
一年E「ごくらくごくらく・・・」
一年F「心が洗われるんじゃあ~・・・」
アンチョビ「アンツィオ名物古代ローマ公衆浴場(テルマエ)!練習の後はこれに限るな!」イイユダナッ!
カルパッチョ「ご飯は美味しいし大きなお風呂もあるし戦車道は楽しいし・・・アンツィオに入学して本当に良かったー」ホー
ペパロニ「ホントホント!戦車道チームに入ってから毎日楽しいよなー!」バシャバシャ
アンチョビ「そう思ってくれているのなら私にとってこれ以上の賛辞はないな!」
ペパロニ「そりゃーもう楽しいったらないッスよー!なんつーかさァー!戦車道やってるとさァー!今スゲー青春してるーって感じるッスもん!なーみんなー!」
一年G「ペパロニ姐さんの言う通りッスよドゥーチェ!」
一年H「ここに入学して戦車道やって良かったです!」
一年I「アンツィオ最高ー!」
アンチョビ「お、お前達・・・~~~っ!・・・グスン・・・いいか!明日はいよいよ一回戦だ!練習の成果を存分に発揮するぞ!」
アンチョビ「勝つことは大事だ!だがそれよりも楽しもうじゃないか!」
\オオーーーーー!!!/
アンチョビ「我々の目の前には栄光ある未来が開いている!アンツィオの進む道には栄光の光が差している!」
カルパッチョ「そして1000のヴァイオリンが響く」ニコッ
ペパロニ「道なき道をブっ飛ばそうぜ!」グッ
アンチョビ「我らに勝利を!お皿に料理を!グラスに美酒を!アンツィオ〜〜〜!いくぞーーーっ!」
\オオオオオオオオーーー!!!/