雄二set
雄二「あまり頼りたくないんだがな。しょうがねえ、腹くくるか。」
プルルルルルル
?「、、、、、何?雄二。」
今電話しているのは霧島翔子。俺の幼馴染だ。
雄二「一つ頼みたいことがある。」
翔子「、、、、、何?」
雄二「後で説明するから明久の家に来てくれないか?」
翔子「、、、、、構わない」
雄二「助かる。」
翔子「、、、、、その代わり、後でデート。」
雄二「分かった。」
そう。俺はあまりこいつを頼りたくない。何かの間違いか俺の事を好きになってしまった。それから断ったんだが、何かと一緒にいたがる。正直俺より良い奴がいると思うんだがな。
さて、これからどうなるのか。誰にも分からないんだが、、、、、問題は島田に姫路だな、あいつらは何かと理由をつけて明久に攻撃するからな。どうにかできるならしたいんだが、Aクラスに試召戦争を挑んで明久をAクラスに行けるようにするか、だが学力面が問題だ。そうこう考えているうちに明久の家の前に着いていた。
ガチャッ
雄二「戻ったぞ。」
明久「あ、雄二おかえり」
俺が戻ったら2人はゲームをしていた。
雄二「おう。何やってんだ?」
明久「スマ〇ラ」
雄二「そうか。」
明久「雄二もやる?」
雄二「やるとするか。負けるつもりは無いけどな。そういえばお前学力はどうなんだ?」
明久「?どうしたの?急にそんなこと聞いて。」
雄二「試召戦争もやるから知っておいた方がいいなと思ってな。」
明久「そっか。テストはしてないから分からないけど多分かなり良くなってると思う。実験されてた時に今までだったら分からなかった問題が簡単にとけてたから。」
学力面は問題ないらしい。なら安心だ。
明久「そうだ、この後霧島さんとムッツリーニが来たらカラオケ行かない?少し歌いたい。」
雄二「そうだな。じゃあ車ではスマブラやって時間潰してるか。」
ガチャッ
雄二「っと、来たみたいだな。」
翔子「、、、、、雄二どうしたの?」
雄二「明久がいたんだが、まあ、見ての通りな感じになっててな、服なんかは俺よりお前の方がよくわかってるから手伝って欲しくて呼んだんだ。」
翔子「、、、、、分かった。」
ガチャッ
雄二「おっ。ムッツリーニも戻ってきたみたいだな。」
康太「、、、、、取ってきた。」
雄二「じゃあ、カラオケ行くか。明久が行きたいらしいからな。」
明久「あっ」
雄二「どうした?」
明久「僕、お金が無い。」
そうだったな。確かこいつは仕送りをしてもらってるから行方不明になってるあいだは送って貰ってないからなくても仕方ないのか。
翔子「、、、、、問題ない。」
雄二「どうしてだ?」
翔子「、、、、、吉井の分は私がだす。」
明久「いいの?」
翔子「、、、、、問題ない」
明久「ありがとう。」
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カラオケ
明久「さて何から歌おうかな。うーんじゃあコレかな?」
longing
「手に入れるよきっと♪」
「何処へ行けるのか
僕らはまだ知らない
産まれたばかりの翼を広げたら
強く高く君は飛べる
憧れよ側にいてずっと」
「彼方に輝く星が導く場所へ
誰よりも早く辿り着くよきっと
世界がその手に
隠している光を
この手で暴いてみせるよ
今すぐ 」
明久「ふぅ。」
雄二「かなり上手くなってるな。」
明久「ありがと。」
しばらく皆で歌ったあと
雄二「そろそろ服を買いに行くか。その後帰って明日ババア長と鉄人のところに行けばいいからな。」
明久「うん。そうだね。」
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服屋
明久set
翔子「、、、、、吉井の見た目だったらコレとかがいいと思う。」
明久「ごめん、もっと他のなかったの?」
霧島さんが持ってきたのは青色のワンピースだったのだが少し露出がおおいい感じだった。(サマードレス )
翔子「、、、、、似合うと思ったから。」
明久「ごめん、お願いだから他のにして。色はそれでいいんだけど露出が多すぎる。」
翔子「、、、、、分かった」
翔子「、、、、、じゃあコレ」
明久「分かった。コレはいい感じかな?ありがとう霧島さん」
持ってきてくれたのは露出が少なめの青色のドレスだった。
明久「じゃあこれにするね。」
翔子「、、、、、分かった。じゃあ買ってくる。」
そう言うと素早く霧島さんは僕の持っていたドレスを取ってレジに向かっていった。今度なにかお礼しないとな。
翔子「、、、、、買ってきた。」
明久「ありがとね、霧島さん。」
翔子「、、、、、苗字じゃなくて名前で呼んで。」
明久「えっと、翔子さん?」
翔子「、、、、、それでいい。」
雄二「買い終わったか?」
翔子「、、、、、終わった。」
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明久の家
明久「疲れた。」
これからの事を考えても意味ないんだろうけど、頭ではわかってても考えちゃうんだよね。
雄二set
アイツは自分の弱さを相手に見せないからタチが悪いんだよな。普通に楽しかったりして笑ってたりもしたんだろうが、大半が貼り付けたような笑顔というか、周りに心配させないために笑顔を作ってた感じだろうな。
雄二「なぁ。」
秀吉「何じゃ?」
康太「、、、、、どうした?」
雄二「今日のアイツを見ててどう思った?」
今アイツは風呂に入ってるから聞くなら今だろうな。翔子は一旦家に帰って服などを取りに行ってる。
秀吉「そうじゃのう。無理に笑ってるというか、心配させないために辛いのを表に出さないように笑顔でいる。そう感じたのじゃ。」
康太「、、、、、俺も同じだ。」
やっぱりコイツらも気づいていたか。
雄二「やっぱり気づいていたか。そうだな俺から見てもそんな感じだったな。アイツは自分の弱さを相手に見せないようにするからな。それと同時にそれによって挫けないように自分でもそれを押さえ込もうとする。1回泣いてしまった方が楽なんだがな。」
明久「上がったよ。」
雄二「お前、そんなふうになってから1回か泣いたりしたか?」
明久「泣いてないよ?そんな暇もなかったしね。」
ここで1回思いっきり泣いておかないとコイツは何時か耐えられなくなる。
雄二「そうか。」
そう言って俺は明久を抱きしめた。
明久「雄二?」
雄二「思いっきり泣け。今は俺らしかいない。」
明久「でも。」
雄二「でもじゃねえ。このままだとお前は辛い時にそれを表に出さなくて溜め込んじまうだろうが。辛いことがあったら泣くのは当たり前だ。それが人間ってもんなんだからな。溜め込んでるもん全部吐き出しちまえ。」
明久「うん。ぅぅ。なんで僕が、、、、、なんでこんな事になんないと、、、、、こんなふうになりたくなかったのに、、、、、うぁぁぁぁ」
やっぱ溜め込んでたか。全くためこんでんじゃねえよ。全く。こいつらしいっちゃあこいつらしいんだけどな。
翔子が戻ってきたらヤバそうだけど今回はしょうがねえか。
ありがとうございました。作者の夏の大三角です。次は学園長と西村先生との話し合いです。なるべく早く投稿するので次回も楽しみにお待ちください
一部タグを変更しました。雄二とのフラグがたったように見えたかもしれませんがそれは有り得ないので安心してください。この作品に関してだけならそれもありだと思うんですけどね。其れは何時かIFなどで出そうと思います。
泣いたりしてるってどんな風に表したらいいか分からないので変な感じになってしまったかもしれませんがそこはこれから勉強していくので暖かい目で見てくれると嬉しいです。
霧島さんは現在は雄二が好きだけど後に明久のことをすきになることにしました。雄二は優子さんとくっ付けます。
では、今回はこれで終わります
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