麦わらのルフィ再び…   作:ミルドー

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幼少期編
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 ワの国、「鬼ヶ島」ドクロドーム屋上。

 

 

 カイドウが振り下ろした金棒がルフィに迫る。

ルフィは直前の妨害によりよけることができず、地面に叩きつけられる。

血を吐き、体から空気が抜けていく中ルフィは思う。

 

(死ぬことに後悔はない。けど…)

 

 

(カイドウを倒すことが出来なかったのが何よりも悔しい!)

 

 

(ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジ…みんな…ごめん……)

 

 ルフィの意識はそこで途切れる。

大海賊麦わらのルフィはここで死んだのだ。

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

「ル…ィ…。お……て。ルフ…!」

 

 誰かがルフィを読んでいるのが聞こえる。とても懐かしいような心地よい声だった。

もう終わったんだから寝かせてほしい。そう考えるルフィの思いとは裏腹に呼びかける声はどんどん大きくなる。

 

「ルフィ!起きて!」

 

 

 死んだはずだったルフィは意識が覚醒していくのを感じる。

目を開いたルフィが見たのは海賊として海に出る前に住んでた村にいた酒場の店主だった。

 

「ま…きの?」

 

「よかった!ルフィ目が覚めた!」

 

 心配するようにこちらを覗き込むマキノ。まくしたてるようにルフィに問う。

 

「大丈夫?急に倒れたんだよ。どっか体に違和感とかない?」

 

 そう聞いてくるが、ルフィは混乱が大きく話が入ってこず呆然としている。

ルフィは一つ一つ確認するようにマキノに問いかける。

 

「おれは…おれはカイドウと…」

 

「カイドウ?どうしたのルフィ?」

 

 不思議そうに見つめるマキノを尻目にルフィは仲間の安否を確認するかのように叫ぶ。

 

「みんなは!どうなったんだ!?」

 

「み、みんな?みんなって誰?」

 

 マキノもよくわからず聞き返すが、ルフィの耳には入らずルフィは慌てながら走りだそうとする。

 

「生きているなら、よかった!早くいかなきゃ!」

 

「ちょ、ちょっと!どこに行くの!?さっきまで気を失ってたんだから安静にしてないとだめだよ!」

 

 マキノは慌てるようにルフィの腕をつかんで引き留める。

そこでルフィはやっとマキノのことを思い出し、マキノにつかまれた腕を振り払える力がないことに吃驚する。

 

 どういうことだ?力が出ない?いや、ないのか?それに腕も伸びない。ゴム人間じゃなくなってる?それにマキノとの身長差とかこんなにあったっけ?

などとルフィが考えていると、逃げ出さなくなったルフィに安心したのかしゃがんで目線を合わせて。

 

「ほら、ルフィだってもう5歳なんだからしっかりしなくちゃね」

 

「5歳?誰が?」

 

「え?ルフィしかいないじゃない」

 

 そうマキノに言われてルフィは自分の体を見返す。

 

「え??小さいころに戻ってる!?」

 

「え?」

 

 

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