転生したらスライムだっただぁ?こちとら鉄や、金属や 作:オル・ゼナ
『問。ユニークスキル捕食者を使用しますか?YES or NO』
(いぇす!)
リムルのスライムボディが巨大コウモリにまとわりつき、やがてコウモリの姿はリムルの体内へと消えていった
(それでスキルゲット出来んの?)
(いや、捕食者で取り込んだものを解析する必要があるが……出来ると思う、多分 恐らく めいびー)
(っ!ざけんなよ!こちとら初めての戦闘で内心焦ってだだぞ!)
(あっ!解析が終わったみたいだ)
(おいっ!話……もういいや、でなんでコウモリ喰ったん?)
(ああ、コウモリって超音波出してものの位置を把握するだろ?)
(あぁ、だけど目は見えるよな?)
(ちっちっち、大事なのはそこじゃないのだよレイくん)
(人は話す時声帯っていう部分を震わせている、振動が空気を伝い他の人に伝えるのが話すということ……つまり?)
(なるほど、コウモリの超音波を利用して擬似的な声帯を作り出すのか)
(ああ!そういう事だ)(じゃあ声出すぞ)
「あ”ーあ”ーぎごえ”でる”?」
(酷いこえだ!)
「じづれ”い”な”!」
(念話で話そう!な?)
(どうだった?レイ)
(悪魔の声だったよ……練習してから出ないと他人様に迷惑だな)
(そうか……なら練習に付き合ってくれ)
(ああ、いいぞ俺も練習したいところだったからよ)
(レイも話せるのか?)
(さっき思いついたんだ、音叉って分かるか?)
(ああ、金属の棒みたいなのを叩いて音出すやつだろ?)
(俺もうろ覚えなんだが中学で実験したのを思い出した、俺の体は金属だから振動で声出せるかと思ってさ)
(成程な、じゃあ一緒に練習するかまずはお前の声が聞きたいんだけど)
(?わかった……出すぞ)
「あーあー」
(ストップ!ストォーっプ!)
(どうよ)
(金属音だよ、気分がいいものじゃないな、食器がカチャカチャ言うような、黒板のアノ音のような……)
(そらぁ悪いな、人に会う時までには練習しねぇと)
「あめんぼあかいなあいうえお」
「あめんぼあかいなあいうえお」
「うきもにこえびもおよいでる」
「うきもにこえびもおよいでる」
「かきのきくりのきかきくけこ」
「かきのきくりのきかきくけこ」
「結構良くなったよな!」
「ああ、これで人と話しても大丈夫だろ」
「気になったんだけどさ、リムルって何歳だった?」
「俺?俺は37だったよ」
「37ぁ!?おっさんじゃねぇか!」
「失礼な!レイはいくつだよ!」
「17だよ……」
「青二才じゃないか」
「ピチピチと言えよピチピチと……!」
「リムル!村だよ!」
「ああ、俺にも見えるよ…そんなはしゃぐなって、寄ってみよう」
なんか様子がおかしいな、、、小さい村ではあるが活気が無さすぎる
「強き者よ私たちをお助け下さい……」