天を照らす銀河   作:浮雲のソル

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第19話 一件落着

バルボスとの決着をつけたリョウ達は塔を出て、ジュディスとレイヴンと別れた(レイヴンは勝手にいなくなっていた)

 

 

ダングレスト

 

 

ダングレストに戻ってきたリョウ達は騎士団に拘束されているラゴウを見つけた。

ラゴウはまだ自分は無実だと訴えていた。すろと、フレンがやってきて

 

 

「帝国とユニオンの間に友好協定が結ばれることになりました」

 

 

「な!そんな、バカな…」

 

 

「今ドン・ホワイトホースとヨーデル様の間で、話し合いがもたれてます。正式な調印も時間の問題でしょう」

 

 

「どうして…アレクセイめは今、別事で身動きが取れぬはず…まさか…フレン・シーフォあなたが…こんな若造に我が計画を潰されるとは…」

 

 

ラゴウは騎士団に連行されていった。

 

 

『これで一件落着か…』

 

 

「ちょっとリョウ、今から時間ある?」

 

 

『あるけど…どうした?リタ』

 

 

「買い出しと、これからのことについてあんたと話したいの」

 

 

『分かった』

 

 

 

 

 

リョウとリタは街の店を回っている。

 

 

「あれと…これと…よし!これで買い出しは終わりね」

 

 

『もういいのか?じゃあ、これからのことについては宿屋で話そうぜ』

 

 

「そうね」

 

 

ふたりが宿屋の入口に近づくと、中からユーリが出てきた。

 

 

『ユーリ、どこかいくのか?』

 

 

「ラゴウのことでフレンのとこにな」

 

 

「あのじいさんがどうかしたの?」

 

 

「…ラゴウの野郎、評議会の立場を利用して、罪を軽くしやがったってカロルがな…」

 

 

「『!?』」

 

 

「それだけじゃねえ、少し地位が低くなるだけで済むらしい」

 

 

『あそこまでやっておいて罪に問えないのか…』

 

 

「どうなってんのよ…」

 

 

「だから、オレはフレンと話をしてくる」

 

 

そう言ってユーリは去って行った。

 

 

『とりあえず、ラゴウのことはユーリとフレンに任せて、俺達は中で話そうぜ』

 

 

「そうね…」

 

 

ふたりは宿屋に入る。

 

 

『んで、これからのことって?』

 

 

「エアルクレーネってのを調べて回ろうとおもうの」

 

 

『デュークの言ってたやつか…』

 

 

「それと…」

 

 

『それと?』

 

 

「あんたの記憶探し」

 

 

『俺の記憶…なんで?』

 

 

「なんでって…あんた知りたくないの?自分が何者なのか、親がいるかもしれないとか」

 

 

『まあ、そうだな…』

 

 

「これからはいろんな場所に行くんだから、記憶の手掛かりがあってもおかしくないでしょ」

 

 

『分かった。じゃあ、明日からはエアルクレーネの調査と俺の記憶探し開始だな』

 

 

「決まりね。じゃあ、もう寝ましょ」

 

 

『リタ、その、ありがとな…俺のことも考えてくれて』

 

 

「ど、どういたしまして……おやすみ」

 

 

『おやすみ』

 

 

リョウとリタはそれぞれのベッドに入り、リョウはしばらく天井を見ていた。

 

 

〖明日になればユーリ、エステル、カロル、ラピードともお別れか…いろいろあったけど、なんだかんだで楽しかったな…〗

 

 

 

 

 

次の日、リョウ、カロル、リタが城へ帰るエステルに別れを告げている。

 

 

「ここでお別れなんてちょっと残念だな」

 

 

「今度、お城に遊びに来てください」

 

 

「うん!友好協定が結ばれたら、ギルドの人間も帝都に入りやすくなるでしょ」

 

 

「そうですね。あと、ラゴウの件はわたしからもお願いしてみます。正当な処罰を下せるように」

 

 

「姫様、そのことなんですが…ラゴウ様は昨夜から行方不明なのです」

 

 

カロルとエステルが話していると、近くにいた評議会員がラゴウが行方不明だということを話した。

 

 

「どういうことなの…」

 

 

エステルが考えているとリタが

 

 

「びびって逃げたかな。さて、あたし達も行こうかな。エアルクレーネってのを色々調べて回りたいし、リョウの記憶探しもあるし、全部済んだら、あたしも、帝都に、い、行くから」

 

 

「はい、その時はリョウも一緒に来てください」

 

 

『もちろんだ。エステル』

 

 

「じゃあ、行くわよリョウ」

 

 

『ああ。じゃあなみんな』

 

 

こうして、リョウとリタの新たな旅が始まった。

 

 

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