天を照らす銀河   作:浮雲のソル

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第28話 幽霊船

魚人を倒し、船旅を続けているリョウ達だったが、突如、あたりに濃い霧が立ちこめる。ジュディスが

 

 

「霧が深くなってきたわよ」

 

 

『そうだな。気をつけて進まないと』

 

 

「なにかよくないことの前触れだったりして」

 

 

『そうかもな……ってなんか楽しそうだなジュディス』

 

 

「そうかしら?……あら」

 

 

『どうした?』

 

 

ドォォォォン

 

 

『な、なんだ?』

 

 

フィエルティア号が巨大な船と衝突した。

ぶつかった船はボロボロで、人気がない。

船室から出てきたカウフマンが船を見て

 

 

「古い船ね。見たことない型だわ」

 

 

ジュディスも船を見て

 

 

「アーセルム号って読むのかしら」

 

 

ドンッ

 

 

「ひゃっ!」

 

 

「人影は見当たらないのに」

 

 

突然、アーセルム号からフィエルティア号へタラップが落とされ、その音に驚くリタとカロル

 

 

「は、早くフィエルティア号出して」

 

 

リタがパティにそう言うが

 

 

「むーダメじゃの。なぜか駆動魔導器(セロスブラスティア)が動かないのじゃ」

 

 

「うそでしょ!ちょっと調べるわよリョウ!」

 

 

『分かった』

 

 

リタとリョウは駆動魔導器を調べるがまったく動く気配がない

 

 

「いったいどうなってるのよ」

 

 

『原因がまったくわからねえな……』

 

 

ユーリがアーセルム号を見ながら

 

 

「こいつかもな……」

 

 

『乗り込むか?』

 

 

「そうだな。行くしかないだろ」

 

 

ユーリは乗り込むことを決めるが、カウフマンが

 

 

「ちょっと、フィエルティア号をほっていくつもり!?」

 

 

「んじゃ、4人が探索に出て残りは見張りでどうだ?」

 

 

『それなら、大丈夫だろ』

 

 

「オレとラピードと後は……」

 

 

『俺とリタが行こう』

 

 

「ちょ、ちょっと!?なに勝手に決めてんのよ!?」

 

 

リョウの発言に怒るリタ

 

 

『俺がいても不安か?』

 

 

「不安とかっていう問題じゃなくて……だから……その」

 

 

リョウはリタに近づき耳元でこうささやいた

 

 

『大丈夫だ。なにがあってもリタは俺が守るから。だから行こうぜ』

 

 

「……わ、分かったわよ//////」

 

 

渋々ながらリタも行くことになった。

 

 

(あいつ、リタに何言ったんだ?)

 

 

そう思うユーリであった。

 

 

 

 

 

 

 

アーセルム号内部

 

 

船内を進むリョウ達

 

 

『人も魔物もいないな……どうなってんだ?』

 

 

「これじゃ原因が分からねえな」

 

 

(早く帰りたい……)

 

 

ドォォォォン

 

 

「な、なに?」

 

 

突然、大きな音と振動が響く。その振動で目の前に鉄格子が降りた。

リョウは鉄格子を調べるが

 

 

『ダメだ、ビクともしないな』

 

 

「違う道探すか……」

 

 

(本当に早く帰りたい……)

 

 

『リタ』

 

 

リョウはリタに手を差し伸べる。

 

 

「な、なに?」

 

 

『手をつなげば怖くないだろ』

 

 

「べ、べつにあたしは怖くなんて……でもリョウがどうしてもって言うんなら……/////」

 

 

ギュッ

 

 

手をつなぐふたり

 

 

『もう少しここにいてもいいかもな//////』

 

 

「ば、バカ/////」

 

 

ふたりだけの世界に入っているリョウとリタを見てユーリは

 

 

「あいつら完全にオレ達のこと忘れてるよな」

 

 

「ワフゥ……」

 

 

リョウ達が他の道を探していると、向こうの方からカロル、エステル、レイヴン、ジュディス、パティがやってきた。

 

 

「よかった……無事だったんですね」

 

 

『結局、みんな来ちまったな』

 

 

「こんなところ早く出ようよ」

 

 

ガシャン

 

 

カロルがそう言うと同時にカロル達が来た道の扉が閉まった。

 

 

「うそだろ」

 

 

「これじゃ出られないわね」

 

 

レイヴンとジュディスが驚く

 

 

『違う出口を探すか……』

 

 

To be continued




スキット いつまで?


リタ「リョウ、いつまで手をつなげばいいの?/////」


リョウ『俺の気が済むまで♪それとも嫌になったか?』


リタ「そ、そうじゃなくて……恥かしいの。みんなが見ているから/////」


リョウ『い~じゃん♪見せつけてやろうぜ』


リタ「も、もう……バカ//////」
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