天を照らす銀河   作:浮雲のソル

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第3話 VSゴライアース

遺跡の最深部に着くと、巨大な人型魔導器を発見したリョウ達。リタはその人型魔導器に駆け寄る。

 

 

「あっおい!」

 

 

「うわ、なにこれ!?これも魔導器?」

 

 

カロルは人型魔導器の大きさに驚いてるようだ。

 

 

「こんな人形じゃなくて、おれは水道魔導器がほしいな」

 

 

ユーリは人型魔導器に触ろうとする。

 

 

「ちょっと、不用意に触んないで!この子を調べれば、念願の自立術式を…あれ!うそ!この子も、魔核がないなんて!」

 

 

「ウウウ…」

 

 

『どうした?ラピード?』

 

 

ラピードが人の気配に気付き唸る。すると、ローブをまとった人物が階段にいた。

 

 

「リタ、リョウ、お前のお友達がいるぜ」

 

 

「ちょっと!あんた誰?」

 

 

「わ、私はアスピオの魔導器研究員だ!」

 

 

「…だとさ」

 

 

「お前達こそ何者だ!ここは立ち入り禁止だぞ!!」

 

 

「はあ?あんた救いようのないバカねあたしはあんたを知らないけど、あんたがアスピオの人間なら、あたしとリョウを知らないわけないでしょ」

 

 

『〖無茶苦茶言ってるけど〗リタの言うとおりだ。この偽物野郎』

 

 

「くっ!邪魔の多い仕事だ。騎士といい、こいつらといい!!」

 

 

ローブの男が魔核を人型魔導器にはめ込む。すると人型魔導器は動き出した。

 

 

「うっわーっ、動いた!」

 

 

動き出した人型魔導器魔導器はリタに攻撃しようと大きな腕で払おうとする。

 

 

『!!危ない、リタ!!』

 

 

リョウはリタを突き飛ばし代わりに攻撃を受け、壁に叩きつけられた。

 

 

『ぐあっ!!』

 

 

「「リョウ!!」」

 

 

リタとエステルが同時にリョウのところへ駆け寄る。

 

 

「リョウ!今、傷を…!」

 

 

エステルはリョウに治癒術をかける。

 

 

『ありがとう。エステル…!!』

 

 

リョウとリタはあることに気付いた。エステルが魔導器を使わずに治癒術を使っていることに。

 

 

「あんた、これって…」

 

 

『エステル…お前も俺と同じ…』

 

 

「え、え?ただケガを治そうと…」

 

 

「ちょっとサボってないで手伝って!」

 

 

声のした方へ向くと、ユーリとカロルとラピードがすでに人型魔導器…ゴライアースと戦っていた。

 

 

「あ~、もうしょうがないわね!あたし、あのバカを追うから!ここはリョウ達に任せた!」

 

 

「任せたって、いけねぇぞ!?」

 

 

「ああ…!あのバカのせいで!!」

 

 

『ここは戦うしかねぇみたいだな』

 

 

「速攻ぶっ倒して、あのバカを追うわよ!」

 

 

ゴライアースとの戦いがはじまった。

 

 

 

 

 

『鬼炎斬!!』

 

 

リョウは、炎をまとった太刀でゴライアースに斬りつける…が。

 

 

ガキンッ

 

 

ゴライアースの体は堅く、はじかれてしまう。

 

 

『クソッ!!』

 

 

「蒼破刃!!」

 

 

「臥龍アッパー!!」

 

 

「ガウッ!!(魔神犬)」

 

 

ユーリとカロルとラピードも技をだすが、あまりきいていないようだ。

 

 

ゴライアースは巨大な腕を振り回す。みんな逃げるのが精一杯でなかなか攻撃ができない。

 

 

〖一斉に攻撃すれば、倒せるかもしれないけど…隙がないな…まてよ…こいつ上半身と下半身のバランスが悪いな…足を攻撃すれば倒れてチャンスかも〗

 

 

ゴライアースが光りはじめ前方に光線を撃ってきた。リョウは間一髪かわした。

 

 

『あ、あぶねぇ…〖ん?待てよ…今の光線を撃ってる時に足を攻撃すれば…〗』

 

 

『もう一発撃ってこい!!』

 

 

ゴライアースに挑発をする。

 

 

「ちょっおまっ!!」

 

 

「また撃ってきたらどうするの!!」

 

 

「危険です!!」

 

 

「そうよ!!何考えてんのよ!!」

 

 

「ワンッワンッ!!」

 

 

みんなから警告を受けたが、リョウには作戦があった。ゴライアースはまた光りはじめて光線を撃つ準備をしている。

 

 

『今だ!!』

 

 

リョウはその隙にゴライアースの後ろへ回った。そして、ゴライアースが光線を撃った瞬間に

 

 

『烈・魔神剣!!』

 

 

太刀を大きくなぎ払い、半円状の衝撃波を発生させ、ゴライアースのアキレス腱に当てた。すると、ゴライアースはバランスを崩し倒れた。

 

 

『みんな、今だ!!』

 

 

「なるほどな、そういうことか。爆砕陣!!」

 

 

「爆砕ロック!!」

 

 

「ガウッ!!(裂旋牙)」

 

 

「ゆらめく焔、猛追!ファイアボール!!」

 

 

「煌いて、魂揺の力。フォトン!!」

 

 

ユーリ達の一斉攻撃が当たり、ゴライアースの動きが止まった。

 

 

「あとは動力を完全に絶てば…ゴメンね…」

 

 

リタがゴライアースを操作すると完全に動かなくなった。そのことを確認すると、ユーリはローブの男を追う。

 

 

『俺らも追う…「ねぇ、リョウ」

 

 

カロルがリョウに話しかけてきた。

 

 

『どうした?カロル?』

 

 

「何で?リョウは武醒魔導器…「何やってんだ。逃げられちまうぞ」

 

 

『分かったすぐ行く。カロル、また後で聞いてくれ。リタ、エステルも行くぞ』

 

 

「分かってるわよ!もう、あの子を調べたら自立術式が解析できたのに!」

 

 

走り出したリタは、戸惑っているエステルをみて。

 

 

「あんたも早く」

 

 

「でも、フレンは…」

 

 

「あんなバカがウロウロしているところに、騎士団なんていないわよ」

 

 

「そう、ですね」

 

 

エステルも走り出した。そして、ユーリと合流し、魔核ドロボウを追いかける。

 

 

To be continued




スキット 気付いた?


カロル「ねぇ、ユーリ」


ユーリ「何だ?カロル?」


カロル「ユーリは気付いた?リョウが武醒魔導器を装備してないこと」


ユーリ「ああ、気付いた。少し気にはなるが、今は魔核ドロボウを追うのが先だ」


カロル「それもそうだね」
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