天を照らす銀河   作:浮雲のソル

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第33話 砂漠の街

水と黄砂の街 マンタイク

 

 

 

 

オアシスの街、マンタイクに着いたリョウ達

 

 

ユーリ「静かな街だな」

 

 

リョウ『でも暑いし、なんか騎士もいるんだけど』

 

 

ジュディス「私が前来た時はいなかったわね」

 

 

パティ「うちは宝の手がかりを探すから、ここでバイバイなのじゃ」

 

 

リョウ『そうか、気をつけてな』

 

 

パティは走って行った。

 

 

ユーリ「とりあえず、自由行動にしないか?」

 

 

リタ「賛成~ちょっと休憩したい」

 

 

ユーリ「日が落ちたら宿屋の前で落ち合おうぜ」

 

 

リョウ〖俺はリタといるか〗

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宿屋

 

 

 

 

リョウとリタは宿屋へ行き、紅の箱を調べていた。

 

 

リョウ『うーん。やっぱり鍵がないと開かないか』

 

 

リョウは何度か力づくで開けようとしたが、まったく開く気配がない。

 

 

リタ「ヨームゲンを探すしかないわね」

 

 

リョウ『そうだな。あ……俺、リタに謝らなくちゃ…』

 

 

リタ「なんでよ?」

 

 

リョウ『カドスの喉笛で、調査するべきエアルクレーネがあったのに俺、自分の記憶のことで頭がいっぱいになってないがしろにしちまったから。本当にゴメン……』

 

 

リョウは頭を下げる。

 

 

リタ「べつに気にしてないわよ。あそこのエアルクレーネはまたあとで調べればいいんだから。それにあんたの記憶探しも旅の目的のひとつでしょ」

 

 

リョウ『リタ……ありがとう』

 

 

リタ「ど、どういたしまして/////」

 

 

リョウ『でも、肝心のイエガーから話は聞けなかったな……』

 

 

リタ「そうね。リョウは10年前に死んだ……か」

 

 

リョウ『でも、現に俺は生きてるし、同姓同名の別人のことか?』

 

 

リタ「でもそれだと護衛にあんたを守るように命令するかしら?」

 

 

リョウ『そうだよな……ますます分からん』

 

 

リタ「でも、妙よね」

 

 

リョウ『なにがだ?』

 

 

リタ「リョウに関する情報がいくつか出てるのに、なにも思い出せないんでしょ?」

 

 

リョウ『そうだな……銀雪花のこと、イエガーの10年前に死んだ友人にリョウ・ゲキショウがいたこと……』

 

 

リタ「なにか小さなことでも思い出してもいいと思うんだけど」

 

 

リョウ『うーん……もしかして俺の記憶はこの箱みたいな状態なのか?』

 

 

リタ「どういうこと?」

 

 

リョウ『例えばこの箱の中に俺の記憶が入っているとしよう、鍵が見つからない限り開くことはないだろ?しかも鍵はひとつだけで他の似たような鍵では絶対に開かない。

つまり、今手に入れている情報では絶対に思い出せないようになっているとか』

 

 

リタ「じゃあ、記憶を思い出せる情報はひとつしかないってこと?」

 

 

リョウ『まあ、推測だけどな。可能性はゼロじゃない』

 

 

リタ「でも、そうであってもやることは変わらないわね」

 

 

リョウ『そういうことだな。少しずつ情報を手に入れるしかないな。そろそろ日が落ちるな……みんなと落ち合うか』

 

 

 

 

 

 

宿屋の前

 

 

 

 

リタ「本当に砂漠にいくの?」

 

 

エステル「はい。どうしてもフェローに会いたいです」

 

 

リタ「分かったわ。でも、あたしとリョウも行く」

 

 

リョウ『そういうわけで、この街でちゃんと準備して行こう』

 

 

ジュディス「そう言うと思って準備をお願いしておいたわ。宿屋でいろいろ貸してくれるそうよ」

 

 

ユーリ「じゃあ、今日は準備で明日出発だ」

 

 

今日は宿屋で泊まることになった。次の日宿屋の主人から全員に水筒が配られ、水を汲んだ。

これで準備完了

 

To be continued

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