リョウ達は背徳の館に辿り着いた。
リョウ『着いたのはいいけど、すごい警備だな』
ユーリ「何かもめてるぜ」
館の前で、ゴーシュとドロワットが門番と話している。
ドロワット「通してっていってるでしょ~」
ゴーシュ「あのドンが来ているんだ。お前達と話してる暇はない」
海凶の爪A「あんた達は魔狩りの剣が竜使いを狙ってるってネタを探りに行ったはずだろ?」
ゴーシュ「テムザ山へ向かう前にドンがここに向かったという情報を得た」
ドロワット「そんなの知ったらほっとけないでしょ」
ユーリ「魔狩りの剣がジュディを狙ってるだと?」
ゴーシュとドロワット、何人かのギルド員が館に入り、警備が少なくなった。
レイヴン「ラッキー♪警備が減ったぜ」
リョウ『俺らも行こう……ん?』
リタ「どうしたのよリョウ?」
リョウ『この殺気……まさか……』
近くの草むらから目つきの悪い男が現れた。
リョウ『ダフィエル……』
リタ「こんなところで出くわすなんて……」
パティ「誰なのじゃ?」
レイヴン「誰?」
ユーリ「リョウの命を狙ってる野郎だ」
ダフィエル「リョウ・ゲキショウ……こんなところにいるとはな。
私もあの館に用があるのだが、その前に貴様を殺そう」
ダフィエルは刀を抜く
リョウ『なんだと……ここは俺がこいつを食い止める!みんなは早くドンのところへ行ってくれ!』
リタ「あんたまた……そんなことできるわけないでしょ!」
エステル「そうです。危険です!」
リョウ『今は時間が惜しい、分かってくれ!』
レイヴン「確かにリョウ君の言う通りね」
ユーリ「みんな行くぞ」
リタ「ちょっとユーリ!ああもう……」
エステル「リョウ。すぐに戻ってきますから!」
パティ「死んだら承知しないのじゃ」
ユーリ達は館へ向かった。
ダフィエル「この前は不覚を取ったが、今度は必ず貴様を殺す!」
ダフィエルがリョウに向かって来る。
リョウ『魔神剣!』
ダフィエル「冥王剣!」
衝撃波と黒い衝撃波がぶつかり相殺する。
ダフィエル「斬滅刃!!」
リョウ『鬼炎斬!!』
ガキィン
黒いオーラを纏ったダフィエルの刀と炎を纏った銀雪花が交わる。
ダフィエルは一旦離れ
ダフィエル「少しはやるようだな」
リョウ『なぜ俺の命を狙っている?』
ダフィエル「貴様の存在はあのお方の障害になる。ただそれだけだ」
リョウ『あのお方?』
ダフィエル「……時間切れか。まあいいすべては順調に進んでいる」
ダフィエルは刀を収め、走り去った。
次に館の方からドンが走ってきた。
ドン「おめえは……銀雪花の坊主じゃねえか」
リョウ『ドン、ユーリ達に会わなかったか?』
ドン「ユーリなら、時間稼ぎしてもらっている」
リョウ『時間稼ぎ?』
ドン「わるいな。話してる暇はねえんだ。ダングレストへ戻らなきゃならねえ」
リョウ『分かった。俺達も後で追いかける』
ドンが去ったあとしばらくして、ユーリ達がやって来た。
リタ「リョウ!大丈夫?」
リョウ『ああ、大丈夫だ。ダフィエルの野郎、時間切れって言ってあっさり去っていったからな』
ユーリ「大丈夫なら俺達もダングレストへ戻ろう。いやな予感がする」
こうしてリョウ達は背徳の館を後にした。
To be continued