SAO 〜しかしあいつは男だ〜   作:置物

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SAOⅡの14話まで見ました
ラフィンコフィンの話を書きたくなりました(まだキャラを掴め切れていない)


episode12 アルゴ「イッツショウタイム!」

クエストクリアした俺達はアルゴにクリア報告の為メッセージを送ると「今忙しいから明日にしてくレ」と返信を受けて解散。それぞれの自宅に帰った。いつもならキリトに泊めて泊めてと煩いアスナが駄々をこねなかった事に明日は嵐でも起きるのかとゲーム世界なのに本気で心配しながら就寝した。

次の日、昼過ぎという遅くに起きた俺はすぐさま窓から外を確認するが心配していた嵐ではなく快晴だった事に安堵した。しかし代わりにダイニングに行くとテーブルの上に昼飯と思われるサンドイッチと「出かけるから一人で食べててくれ」と書かれたキリトからの手紙を見つけてこんなことは初めてだと驚いた。

ようやく俺から一人立ちしたかと喜びながらキリトの作ったサンドイッチを口にしようと手にした時、アルゴから「今すぐ始まりの街の広場に来イ。来なかったらコノハのあられもない姿を撮った写真をアインクラッド中に流すかもしれないナ」という恐怖のメッセージが届いた俺はすぐさまサンドイッチ2つを左手に持ち、転移結晶を使って始まりの街に転移。口にサンドイッチを詰め込みながら広場に行くと、そこにはよく見る攻略組やソロプレイヤー、中層プレイヤーなど多種のプレイヤーが広場にある掲示板にひしめいていた。

何があったんだ?と口に含んだサンドイッチを味わいながら見ているとその人集りからアルゴが出てきた。

 

 

「ぷはぁ、おそようコノノン。寝過ぎは体に悪いって知ってるカ?」

「もぐもぐ…おそようアルゴ。急な胃の消化も悪いって知ってるか?」

「じゃあゆっくり食べてくれば良かったじゃないカ」

「脅迫した奴が何を言ってやがる!?」

「脅迫とは失礼ナ。別に来なくてもいいというニュアンスはあっただロ?」

「そんな物は一切感じなかったぞ!?で、俺を呼んだのとこの人集りはもしかして関係あるのか?」

「寝起きでも勘は冴え渡ってるナァコノノン。昨日闘技場を解放しただロ?それで朝の9時から掲示板の下で剣技大会(SAT)の受付をしてるんダ」

「だから始まりの街なのに中層プレイヤー以上が多くいるのか。けどどうやってSATがあることを知ったんだ?」

「今日のアルゴ新聞にSATの広告を載せたからナ」

「なるほど」

「だと言うのに受付開始からいつまで経ってもコノノンが来ないからキー坊に聞いたらまだ寝てるって言うんで優しいオレっちがコノノンがあそこに行かなくても参加出来るようにここで受付してやろうと呼んでやったんダ。感謝して靴の裏を舐めるくらいして欲しいネ」

「いやそこまで感謝しねぇよ。参加費はいくらなんだよ?」

「本来なら5万コルと言いたいガ、コノノンとキー坊、アスナとベル坊は闘技場解放クエストをクリアしてくれたから無料(タダ)ダヨ」

「じゃあ参加しようかな」

「ここにサインしてくレ」

 

 

アルゴがコートの内側から出した「SAT参加表明書」を隅から隅まで読み、裏がないか確認してからサインする。

 

 

「詳しいルールとか説明してやりたいんだが、オレっち運営で忙しいから掲示板見てくレ。それじゃあナ」

 

 

そう言ってアルゴはそそくさ人混みに紛れて何処かへ去って行った。結局掲示板の所に行くなら変わらなくないか?と疑問に思いつつ人混みを掻き分け掲示板に辿り着く。

掲示板にはギルド勧誘やクエストのバイト募集、素材交換や決闘募集と色々なポスターが貼ってある中、真ん中にお目当ての物は大きく張り出されていた。

 

 

『75層解放記念

第二回剣技大会(ソードアート・トーナメント)

開催日:二日後

開催時間:AM11:00

開催場所:75層闘技場

試合形式:初撃決着型

参加費:5万コル

ルール

①一度に持てる武器は3つまで(一試合ごとに3つの武器の編成を変えるのはあり)

②武器以外のアイテム禁止

③ドーピングアイテム、スキル使用禁止』

 

 

意外とルールは3つしかないのかと思われるかもしれないが、前回参加した時はルールなしなんでもあり(閃光玉や煙玉による視界の奪い合いなど)の泥沼の戦いだったことを考えたらこれだけでもすごくありがたいと思える。

前回の優勝商品は50層のフロアボスのLAアイテムと200万コルだったが、今回はなんだろうと優勝商品について書かれた場所を探すがどこにも書かれていなかった。

 

 

「まだ秘密ってことか?」

「あ、コノハじゃない!」

 

 

後ろの人混みから現れたのはいつもの鍛冶屋の格好ではなくラフな普段着姿のリズだった。

 

 

「よぉリズ。お前も参加するのか?」

「当たり前よ。優勝商品が優勝商品だしね」

「掲示板には書かれてないけど、優勝商品は一体なんなんだ?」

「あれ?コノハはアルゴ新聞読んでないの?」

「キリトは読んでるが俺は読んでないな。あれは俺の精神に害しかもたらさないし」

「それじゃあこのリズ様が教えてしんぜよう」

 

 

そう言ってリズはメインメニューをちょちょいと触り、アルゴ新聞をオブジェクト化して俺に手渡す。教えてくれるんじゃないんかいと突っ込みたかったが自重して新聞を受け取る。

『永遠の氷河期かと思われていたがついに解氷!?ツンドラと思われていたあの人が!』という見出し記事を速攻で飛ばし、剣技大会の記事を読む。そこには掲示板に書かれてあったことと一度参加表明したら抜けられないこと、そして…

 

 

「優勝商品が願いを叶える権利?」

「運営が優勝者のしたい事や欲しい物を出来るだけ叶えるんだって」

「ふーん、二回目なのに豪華な優勝商品…だ…な…」

 

 

運営が優勝者のしたい事や欲しい物を?運営ってアルゴだよな?

 

 

「な、なぁリズ、リズは優勝したら何をお願いするんだ?」

「それは優勝してからのお楽しみかな?」

 

 

素敵な笑顔で即答された。素敵とは言ったが表面上だけで目は獲物を狙う鷹のような鋭い目だ。

あかん、こいつに優勝させたらあかん。下手したら俺とキリトとの濃厚な絡みとか言いかねない。

あとキリト、多分あいつも大会参加しているだろう。あいつも駄目だ。下手したらアルゴに頼んで非合法的にゲーム世界とはいえ結婚させられてしまい、俺は正真正銘のホモとして顔が広がり、ゲームクリアしたのに社会的ゲームオーバーな事態にという事もあり得る。

そしてアルゴが何故俺に直接メッセージを送ってきたのかと参加したら辞退不可と新聞にだけ書いてあったかのも今になってわかった。それは新聞を読んでいない俺を確実に参加させ、俺がこの優勝商品を知っての参加だと周りに思い込ませ、誰かが俺を指名して何かをさせるときに優勝商品求めて参加しているのにまさか断りはしないよな?と世論を味方につける為だったんだ!そこには俺が新聞を読んでない事を世論が知るわけないという事も計算してるだろう。

策士!奴は神算鬼謀の策士か!?

 

 

「ど、どうしたのコノハ?なんか顔怖いよ?」

 

 

いや待て、逆に俺が優勝すればリズに同人誌に俺を登場させるなと言ってアインクラッドの俺に対するホモ疑惑も払拭されるのでは?いや無理だ。優勝とか無理。キリトがいるんだぞ?リズがいるんだぞ?どっちか当たったら確実に負ける。なら負けるのを祈る?この二人がそう簡単に負けるわけない。キリトに至っては最強の一角だぞ?無理無理。じゃあ俺はキリトが優勝するのを黙って見てるだけ?それこそただ死刑を待つようなものだ。じゃあどうすれば…と絶望しているときに一つの希望が浮かんだ。

 

 

「俺用事が出来たから帰る!じゃあな!」

「あ、うん、またね」

 

 

俺は転移結晶を使って目的の人物がいる街に転移した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ…今日もアスナ君はキリト君を追いかけて仕事をしない…一体どうすれば…」

「話は聞きましたよ団長!」

「どこから出てきているんだいコノハ君!?」

「アスナの逃走経路の一つである熊の置物からですが?」

「前から何故そこに熊の置物が置いてあったか疑問だったがアスナ君の逃走経路だったのか…。後で撤去するようにクラディール君に頼まなくては」

「それより聞いてくださいよ団長」

「少し後にしてくれないかな?今から胃薬を買い足しに行かなくてはならないんだ」

「今年のSATの優勝商品が願いを叶える権利らしいんですが」

「詳しく話し給え」




キリト、ヒースクリフ、あと2人誰かがアインクラッド最強の4人という設定を書きたかったんです…
ラフィンコフィンについての情報ってどの巻が一番書いてあるんだろ…早く書きたい…
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