戦闘シーンが書けなくてずるずる先延ばししたあげくまだ書けていないので番外編でお茶を濁(ry
あと一回くらい番外編書くかもです
【見えざるモノの視線】
「……?」
コノハ、キリト、クラインが74層にあるダンジョンの一本道の廊下を歩いている時、キリトが急に動かしていた足を止め、辺りをキョロキョロ見渡し始めた。
「どうした?」
「あ、いや、今視線を感じたんだけどさ」
「おいおい、ここは隠れる場所のない一本道のダンジョンだぜキリの字?モンスターは倒しきったしオレら以外にもプレイヤーがいるなら見えるはずだろ?」
「クラインの言う通りだ。アスナだとしても流石にステルス機能は習得してないだろうし気のせいだろ。ほら、さっさと行くぞ」
「あ、あぁ…」
あまり納得出来ていないような不服な顔でキリトは返事をし、後ろに伸びる廊下をじっと見た後、先を歩くコノハとクラインを追いかけた。
数秒後、壁の一部がペラっと剥がれ、そこから栗色の髪に血盟騎士団のユニフォームを纏ったプレイヤーが現れた。
「ふぅ…キリト君勘が良すぎないかしら?でもそんなキリト君も素敵!」
見えないモノの視線の正体は、片手にカメラを持つ、鼻血を流しているアスナだった。
【好み】
「なぁコノノン、コノノンの好みってどんなんだヨ?」
「急にどうしたアルゴ?」
「いや、次の月刊アルゴで一般男性の好みのタイプについてのアンケートを載せるからその一環だヨ。別に怪しいことには使わないから安心してくレ」
「その一言が出た時点で十分怪しいんだが。まぁ俺の好みなんて聞いて喜ぶ奴なんていないだろうしいいか」
「(喜ぶ奴と同居してるけどナ…)それじゃあ改めて好みハ?」
「お茶いるか?」
「おぉ、丁度喉が乾いてたんだ。ありがとなキリト。で、好みかぁ…。気遣いが上手い?」
「気遣いが上手いネ」
「洗濯物部屋に置いておくな」
「わかった。あ、家事が出来る方がいいな。俺も大体は出来るけど一人でやるのは大変だし」
「フムフム」
「あと出来れば身長は俺より小さい方がいいな。高い所にある物を代わりに取ってあげるとかしたい」
「コノハ〜、後でこれ本棚の上に置いておいて欲しいんだけど」
「わかった。そこに置いておいてくれ。あ、趣味も同じだったらいいよなぁ。同じゲームを一緒にやれたら嬉しいし」
「そこは大多数が言うナ」
「それでいて可愛かったら文句なし!」
「なるほどナァ………」
キッチンでエプロンにヘアピン装備で料理をしているキリトを見てアルゴは「もうそれキー坊じゃね?」と思った。
【ハードラック】
50層にある酒場「呑ん呑ん亭」、その日の成果を自慢し合うプレイヤー達が騒がしいそこで、コノハはその騒がしさをBGMに酒を飲んでほろ酔い状態のサチからその日あった不幸話を水を飲みながら聞いていた。
「それでね、足滑らして頭打ったの。フィールドボス攻略してる時によ?不幸だわ…」
「そりゃ運が悪かったな。現実の事を聞くのはマナー違反かもしれないけど、この世界でこんだけ不幸なら現実世界でも運が悪かったのか?」
不幸話を何回も聞いたコノハは前々から思っていた事をサチに聞いた。
「ん〜…」
サチは空になったコップを置いて考える。
「言い辛いなら別にいいんだけど」
「あ、違うの。コノハにはどの程度の不幸話だったらいいかなって」
「え!?なに!?そんなレベルなの!?不幸の種類が豊富なの!?」
「不幸自慢だったら誰にも負けない確信がある」
「自信じゃなくて確信な所が妙に怖い!!」
「これだったら軽いかな?私が小学校入学式の時の話なんだけどね」
「(雨が降ってずぶ濡れになったとか?)」
「入学式がなくなったの」
「俺の想像していた軽いと物差しが違う!!」
【ハードラック②】
「あ、入学式自体はあったんだよ?だから延期したって言った方が正しいね」
「延期って何があったんだよ。余程の事がないと延期なんてしないだろ」
「確かあれは、入学シーズンでは珍しい雨が降った日」
「(雨は降ったんだ…)」
「ぬかるみに滑って転んで怪我しないようにってお母さんが学校まで送ってくれたんだ」
「優しいお母さんだな」
「車から降りてすぐに転んだけどね」
「うわぁまさか目の前で気遣いが一瞬で水の泡になるとはお母さんも思いもしなかっただろうな」
「怪我はしなかったけどびしょ濡れになった私は保健室に服を乾かしに行ったんだけどね」
「保健室が閉まってたのか?」
「保健室の前に凶器を持った男がいて人質にされたの」
「予想の斜め上をぶっ飛びやがった!?」
「この時のお母さんの顔が「またか」みたいな顔だったのは今でもおかしくて」
「おかしいってなんだよ!?あとお母さんもなんでまたかって顔してるんだよ!?」
「この時に人質にされた回数が2桁になってなんだか感慨深かったなぁ」
「小学生前から人質にされた回数が9回あったのかよ!?そりゃお母さんもまたかってなるわ!!てか人質になって感慨深いってなんだよ!?」
「それで入学式は延期になったの」
「すげぇ話だった…。あと全然俺にとって全然軽くなかった…」
「じゃあコノハの不幸話聞かせてよ」
「俺の?う〜ん…あ、近所の犬に足に小便かけられたことがあってな」
「え?それは運がよかった話?」
「え?」
【成長】
「……」
「……」
「……」
「……」
「(キリトの奴アスナが後ろにいるの気が付かないのか…)」
キャラがわからなくなってきた…