続きは未定です。
僕はいつものように眼を覚ます。
いつものように服を着替え、いつものように家族と朝食をとった。
だがそこで異変に気づく。何かがおかしい・・・
異変の正体を探ろうと考えるが、何も分からない。しかし違和感は拭えない。
「どうしたの?ぼーっとして」
母さんの声だ。
「なんでもないよ」
そう言って朝食をとろうと箸に手を伸ばしたとき、ふと自分の手が視界に入った。
なんだか小さいような気がする・・・ いや、気のせいだろう。そう思ってもう一度見る。
やはり小さくなっているように見える。まさかと思い洗面台にある鏡で確認してみる。
そこには見慣れた顔ではなく幼い少年の顔があった。
えぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!! 驚きすぎて声も出ない。
なぜこんなことになっているんだ!? 落ち着け!とにかく落ち着いて考えよう。
昨日は何をしていたのか思い出せ! 確か・・・ 学校に行って、授業を受けて、帰ってゲームをして寝たはず・・・ ということはこれは夢なのか?それとも現実なのか?
そんなことを考えていると突然激しい頭痛に襲われた。あまりの痛さにその場に倒れてしまう。
しばらくして痛みが引いたところで体を起こし周りを見渡す。するとそこは僕の部屋だった。
体は汗でぐっしょりと濡れていた。おかしいさっきまで確かに洗面所にいたはずだ。
なのにどうしてここにいるんだ?
さっきの出来事は夢だったのか・・・?
―――それにしてもリアルな夢だなぁ・・・
――――――でも夢にしては妙にリアルというか・・・
ふと時計を見てみると朝の6時だった。さっきの夢のせいだろう。
いつもより早く起きてしまった。
普段なら二度寝する時間なのだが、二度寝しようにも目が冴えてしまって眠れなかった。
それからしばらく経っても頭がボーッとしている感じだった。まるで熱でもあるみたいだ。
とりあえず顔を洗いに行くことにする。
洗面所で鏡を見るとそこには見覚えのある顔があった。僕自身である。少しほっとした。
やっぱりあれは夢だったのだ。
そもそも現実的に考えてあんなことありえない!
あり得るはずがないんだ!!
顔を洗った後リビングに行き朝食をとる。父さんと母さんはまだ来ていないようだ。先に食べておこう。
今日のメニューはパンと目玉焼きとサラダだ。
とても美味しい。
普段ならすぐに完食してしまうのだが、体がだるいせいだろうか。
いつもより食べるスピードが落ちていた。それでもなんとか平らげることができた。
ごちそうさまでした。と言って席を立とうとすると突然目の前が真っ暗になった。
立ちくらみかなと思ったがどうやら違うようだ。
体が宙に浮いている感覚がある。
不思議な感覚に身を包まれた時、激しい頭痛に襲われいつの間にか意識を失っていた。
目を覚ますとベッドの上だった。何が起きたのかよくわからない。
僕は確か朝ごはんを食べていてそれで・・・ダメだ思い出せない。
それよりも今の状況を把握しなければ。
まずここはどこだろう?
見たところ病院ではなさそうだ。
じゃあ一体どこに・・・
「あら、起きた?」
誰かの声が聞こえる。女性の声だ。
「大丈夫?どこか具合の悪いところはない?」
その女性は優しく問いかけてきた。
「はい、大丈夫です」
正直まだ混乱しているが、とりあえず返事をする。
「良かったわ。いきなり倒れたものだからびっくりしちゃったのよ」
どうやらこの女性が助けてくれたらしい。
「あの、ありがとうございます!」
「いいのよ気にしないで」
彼女は笑顔で言う。なんて優しい人なんだろう。
「あっ名前言うの忘れてました。僕の名前は天川春人(あまのがわはると)と言います」
一応名乗っておく。
これで相手が何か反応してくれれば助かるんだけど・・・
「ハルくんっていうのね。私はあなたのお母さんの姉にあたるの。よろしくね」
そう言って手を差し出してきた。
握手を求めているようだ。
僕は差し出された手を握り返す。
すると一瞬彼女の顔が歪んだように見えた。
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