スライム狂による幻想王国建国記   作:クロマ・グロ

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ドーモ=皆様

マグロです。
今回から本格的にストーリーが始まります。
ついでに主人公は基本的にはイルルカSPのスライム系とスライムに関わるモンスターを全部入手しており、牧場から全員連れ出してる形となっております。

さて、国がどのような形で作られるのか、どのような形で幻想入りを果たすのかお楽しみ下さい。


建国!スラバッカ王国! その2

 

 

幻想の世界~始まりの大地~

 

 

どうやらようやく鍵の世界に付いたようだ。

『幻想の鍵』から取ってこの世界の名前は『幻想の世界』と言った所だが確かに旅の扉が設置してある祠の外にモンスターの反応がない。

今回は超大型モンスターも多数連れてきており、祠が扉以外破壊されたりしてはいる為にモンスターがいれば必ず何処かざわめくものなのだが………。

 

とりあえずまずは居城にする予定である城型モンスター、『ヘルクラウド』を設置する場所を確保するとしよう。

 

ヘルクラウドは基本的には宙に浮いているのだが内部は元々城であった物がモンスターとなっただけな為普通に王城として使っても違和感がない物となっている。

 

探索をしているうちにカメハの言っていた鉱山や海等を発見しており、確かに資源は豊富そうだ。

 

だが海には魚や貝すらもない。

 

生物の居ない世界、だからこそ幻想となりかけていたのだろうか?

 

とりあえず開けた土地を見つけてヘルクラウドを設置し、周囲の開拓を進めることにした。

建材を作る方法等はしっかりと調べており、とりあえず家に関してはレンガを中心に使う予定だ。

 

この周辺の土が粘土質な物が多いのもあり、建築用のレンガにするのにちょうど良かったというのもある。

 

とはいえ周囲が木々に囲まれており、これでは建築所では無いのもあるのでまずはダークナイトを中心としたスライムナイト部隊に伐採に出て貰っている。

 

ダークナイトとは少々大型のダークスライムが玩具のスライムナイト(悪魔)を背中に乗せたモンスターであり、本体はあくまでもスライムだったりする。

 

武器に関してはちょうど斧なのもあり、伐採にちょうど良かった。

 

レンガの焼成についてはスライムベス等の炎を得意とするモンスターに任せている、とはいえメラだと瞬間的な火力は出せるがレンガがせっかく焼けても砕けてしまいかねないのもあり、炎ブレスによって焼いている。

 

他にも鉱山の方の石材を切り出す為にスライムジェネラルに石の切り出しを頼んである。

 

スライムジェネラルはかなり大型の個体の髭が生えたスライムにキングスライムの王冠を被せ、髭を生やした将軍人形を背中に乗せて武器に巨大な双剣を用いるスライムだ。

 

彼ならば石をその双剣で切り出すのも容易だろう。

 

木材も薪で使うのもあるが建材として用いるために一度乾燥させて使いたいので、切り出した物は一度ヘルクラウドの倉庫に預けてあり、それが乾くまではしばらくかかるため、短縮の意味も込めてマグマスライム達に見て貰っている。

 

マグマスライムは溶岩地帯に生息する特殊な姿をしたスライムであり、体がマグマのような高温のスライムで、常に体が少し溶けているがスライム特有のプルンとした感触が失われていない不思議なスライムだ。

彼の高温の体で倉庫の温度を上げて乾燥を速めるのが目的でもある。

 

他にも食糧の確保は野菜や山菜、海藻くらいしか期待出来ないのもあり、マルタの国に何度か戻って食用に適する魔物、『あばれうしどり』、『おおにわとり』、『ポグフィッシュ』を複数連れてきて養殖を始める準備を進めている。

 

まぁ、そんなこんなで開拓をしていき、とりあえず最低限生活出来るまで開拓を続けて一年の年月がかかった。

 

銀行に預けきれない程の金額を預けていていたのが助かった。

 

どうしても食糧がかなり必要になる為に養殖がちゃんと出来るようになるまでのエサ代はなんとかなるのだ。

 

とりあえず目標はスライム一匹一匹に自分の家を与える事だが、さすがにまだ建築が間に合ってないのもあり、今は集団住宅に済んで貰っている。

一匹に付き一部屋しか与えられてないのが悔やまれるがな。

 

とりあえず城下町と最低限言える規模の物はなんとか揃えた。

 

魔法工房等は大型の物を用意して魔法を主に使う『まどうスライム』や『グランスライム』と呼ばれるモンスターに研究を行って貰っている。

 

『まどうスライム』はクラゲ型のホイミスライムの近い見た目のモンスターであり、頭部の形状が魔法使いの帽子のような形状であり、その触手で杖を持って回復ではなく攻撃呪文を扱うモンスターだ。

 

『グランスライム』はかなり大型のスライムであり、とても立派でふさふさとした髭を生やし、常に浮遊したスライムだ。

頭にある冠は尖った形状で、攻撃なも用いられる。

 

他にも鍛冶屋、農場等さまざまな物を今は開拓している。

 

ご飯は皆で食べているのでなかなか癒される。

 

こんな日々を続けながらいつか国と呼べる物になれば友人を招きたい物だ。

 

そう思っていた時だった。

 

「ピキーッ!!ピキーッ!!」

 

スライム達がざわめき始めた。

 

「ッ!?何があった!!」

 

そしてこの城の警備を任せており、『ホイミスライム』の相棒兼おもちゃの『さまようよろい』達が姿を表し、報告をする。

 

「スィラ様!報告致します!

現在幻想の世界全域にて空に異変が起きております!

突如として紫色の空間に飲み込まれ、その空間には大量の目玉が付いておりスライム達が恐怖に怯えております!」

「なんだと!?」

 

スライムを怯えさせるだと!?許さんわ!!

それにその模様に当てはまるのは………

 

この鍵か!!

 

「総員!!全国民を『大戦車』とこのヘルクラウドに避難させるんだ!!

一匹も犠牲を出すなよ!!」

 

「「「ハッ!」」」

 

 

そしてスライム達が全て避難してしばらくした後に、この国は大地震に襲われた。

 

 

 

地震が終わった後、外に出てみると空の様子は戻っており、なにもなかった海の向こう側に………

 

陸地が現れていた。

 

そして鍵は消滅し、もしマルタに戻った場合せっかく開拓したこの地を捨てる選択を取らなければならなくなったのだった……………。

 

 

上等だよ…………

私は…………愛するスライム達を守るためにこの地に残り、国を守り続けてやるよ!! 

 

私は海の向こう側から感じる膨大な力を感じさせる気配達にそう誓うのだった。

 

 

 

後にかの地にて、王国異変と呼ばれる大異変の始まりである。

 

 

 




正直主人公がオリキャラなのもあってちょい書きにくいなw
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