星9評価誠にありがとうございまぁぁぁぁあす!!!
この作品も以前に投稿した作品同様100話まで頑張りますのでよろしくお願いします!!
~スラバッカ王国~『城下町の外』
スラキャンサーの黄金の爪が金属質な輝きをさらに増しており、その爪に渾身の力が込められている事が分かる。
『アイアンブロー』
この特技を習得可能なスキルを本来所持するのはたった一体のみ。
かつて『ブレイクワールド』と呼ばれた世界にて大魔王マデュラージャと言う名前の魔王が存在していた。
だが大魔王マデュラージャと争っていた神獣達は大魔王と共に記憶を失い、ノチョーラという種族となって共に過ごしていたのもあり、マデュラージャは争うのを戸惑ってしまっていた。
さらにそこへと一緒に苦楽を共にしてきたモンスターマスターがマデュラージャを倒し、マデュラージャは争うのを止めた。
そのマデュラージャが己の強さを求め『進化の秘法』という手段にたどり着き、身も心も強く美しく成長した存在。
『魔界神マデュラーシャ』と呼ばれるモンスター。
『アイアンブロー』とはこの『魔界神マデュラーシャ』と呼ばれるモンスターのスキル抽出して、それを用いてのみ習得可能な最強の威力を誇る無属性斬擊特技である。
ブローなのに斬擊?と突っ込んではいけない。
突っ込んだら敗けだ。
「あの威力の攻撃貰おう物なら一撃で死ぬわねこれ…………あいつの境界を弄って能力を下げないと………」
紫は流石に次の一撃がヤバイのを理解していた為か己の能力でスラキャンサーの能力を下げようとする………これが例えば魔王等であれば通用したのだがスライム相手では………
「馬鹿!スライム相手に能力を下げたりなんてしたら!」
パチュリーからの警告がきたがもう遅い。
「へっ!?」
「ピキィィィィィィイイイイイイイ!!!」
スラキャンサーの力が更に貯まる。
『スライムバーン』
所謂『系統バーン』と呼ばれる物であり、そのスライム系の扱う物が『スライムバーン』となる。
発動条件は………『自分を含めた味方の能力の低下』であり、効果はテンションを上げることである。
いくら能力を下げても3段階上がったテンション、つまりテンション50相手の攻撃だと焼け石に水なのである。
『アイアンブロー』
その黄金の爪が今、振り下ろされる。
「不味いっ!?霊夢!パチュリー!今は引くわよ!!」
紫は己の下と霊夢、パチュリーの下にスキマを作り、なんとか避難する。
流石にあれだけの一撃を貰えば大妖怪である八雲紫ですら一撃で消滅してしまう。
黄金の爪は誰も捉えることはなく、地面に叩きつけられた…………
まるで隕石が落ちてきたかのようなクレーターが生まれるのだった。
_________________________________________________
~マヨヒガ~
「あべしっ!?」
「うぐぉ!?」
「むきゅー!?」
藍の上にスキマが開き最初に霊夢が、次にパチュリーが出てきて藍の上に落ちてくる。
藍は完全に巻き添えを食らって潰れているが更に上から紫が出てきて三人を踏み潰した。
「「「ウボワァァァアアアア!?!?」」」
「ふぅ………危なかったわね………」
「とりあえず私達の上から退きなさいよ…………あと藍が可哀想だから早く私も退きたいんだけど?」
「むきゅー!?むきゅむきゅー!?むきゅー……ガクッ」
「パチュリーなんか何言ってるかわからないんだけど………」
「へ?あ、ごめんなさいね?おほほほ」
そして上から順に紫、霊夢が降りて、パチュリーは気絶しているためそのまま退けて藍が立ち上がる。
「一体なんなんですか紫様………」
「藍、ちょうどいいわ、貴女も来なさい。
流石に今回は緊急事態よ。」
「はい?」
紫、霊夢は藍に今回の件の説明を行い、パチュリーが目を覚ますのを待ってから今後の対策を練る事になった。
当然その事について藍が説教をする事になったのだが、その膝に5stと書かれたとてつもなく重い上に鋭いトゲの生えた鉄球が乗せられており、紫の脚から血が出まくって居たのは霊夢は気にしないことにした。
というか見なかった事にした。
説教が終わった辺りでパチュリーが起床し、とりあえずはスラキャンサーの対策を練る事にはなったのだが……。
「はぁ………だから勝てないって言ったのよ。
そもそもモンスターマスターで新生配合を行える人物ってのはどれもこれも化物みたいなモンスターを作れる人物なのよ。
それにアイアンブローまで使える時点であいつは恐らく最上位トップクラスなのは確定だし。」
「どう言うことよ?」
「良い?モンスターマスターと魔物使いという職業の人物はいるけどこの違いは割と大きいわ。
魔物使いは魔物を使役する程度、でもモンスターマスターは魔物同士を配合して新たな魔物を生み出すことが出来るの。
そしてその究極にあるのが新生配合。
これは魔物が持つ固有の特性を新しく生まれる魔物へと引き継がせる事を可能としているわ。」
「つまり………どういうことよ?」
「まぁ簡単にいえば炎のブレスを得意とするドラゴンの特性を適当にチルノにでも新生配合で引き継がせるとしましょうか。
そうすると炎ブレスも得意なチルノが生まれるわ。
新生配合は新しいモンスターではなくモンスターを生まれ直させて他のモンスターの特性を取り込み、ただのスライムとか妖精を神々の最上位クラスまで能力を引き上げれるのよ。」
霊夢は嫌な予感がずっと止まらなかった原因が分かってしまった。
強すぎるのだ、どれもこれもが。
あの街による妖魔の気配がやたらと濃いのも頷けた。
「なんなのですか………それは………」
そして藍は戦慄する、その圧倒的な力へと。
「まぁ対抗出来なくはないけどそうね……敵は幽香が何人もいると思いなさい。
とりあえず彼処にいたモンスターだけでも対策ををしておきましょう。」
そしてマヨヒガで巻き込んでしまった強すぎる者達への対策を皆で考えることになったのだ。