スライム狂による幻想王国建国記   作:クロマ・グロ

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サイキョーのアタイ  その3

 

 

~魔法の森~『魔理沙の家』

 

 

「はぁ?いきなり来て勝負って…………つかその姿はどうしたんだよ?」

「どうでもいいでしょ?アタイはあんたにこの新しい力をぶつけてみたい。

いつも魔理沙には負けてたけどアタイはもう負けない!」

 

チルノは何か強い覚悟を持っている気がする。

 

「魔理沙殿~?どうしましたか~?っておや?」

「ん?マドレーヌか、いやまぁチルノが弾幕勝負しに来ててさ………ただなんかいつものチルノと姿がめちゃくちゃ違ってるんだよ………」

「………リバイアさまの盾…………大魔神像グランエスタークの四種の神器の一つ…………どうやらリバイア様と配合された、もしくはその力を与えられたと言ったところでしょうか?」

「ん?あんた誰?」

 

んー、やっぱり何か精神的な年齢も成長もしている気がするんだよなぁ。

 

「おっと、申し遅れました。

私はスィラ様の魔物であり魔理沙殿の友人としてここに住み込みました『まどうスライム』のマドレーヌと言います。」

「ふーん、魔理沙の友達なんだ………とりあえずさっきの質問なら最初のが正解。

アタイははいごう?ってやつでサイキョーの力を手にいれたんだ。

もう魔理沙や霊夢には負けない、負けられない。」

 

あ、今のアホっぽい所で確信したわ。

こいつやっぱりチルノであってるわ。

 

だけどなんでこんな好戦的に………

 

「ふむ…………おそらく配合の影響で魔物の闘争本能の影響を軽く受けてますね。

魔理沙殿、受けて差し上げたほうがよろしいかと。」

「あー、やっぱりそういうことか。

分かった、弾幕ごっこやるぞ!チルノ!」

「魔理沙ァ!!」

 

私たちはすぐに上空に登って弾幕を展開し始めるって!?

 

「弾幕が氷だけじゃなく水だと!?」

「アタイは強くなったんだ!もう大ちゃんに心配させないんだ!!」

 

チルノは水を反射させたり、いくつかを融合させて氷にして急速に落とす。

 

「なんだこりゃ!?いつものチルノの弾幕とは全くの別物じゃないか!?」

「いくよ魔理沙!!海魔『たいだるふぇいぶ』!!」

 

するとチルノの背後から大津波が現れ、その中は氷の弾幕が流れている。

そしてその大津波が私をチルノごと巻き込んで飲み込んでいく。

相変わらずだなぁ、そんなことしたらチルノだって………っ!?

 

「ブクブクブクゥッ!?(チルノがあんな素早く泳いでやがる!?)」

 

そう、チルノは新しく生えた尻尾巧みに使っていつも空を飛ぶより素早く移動していた。

私は空気を操る風の魔法でなんとか呼吸出来るようにして必死に弾幕を避ける。

津波の流れが強すぎてこちらの弾幕すら流されてしまう。

 

さらにチルノが泳ぎ去った後には水が凍りついてから砕けて私は狙いで流れを無視して飛んでくる氷の弾幕へと変わる。

 

「狙いが分かりやすいんだぜ!」

 

自分狙いの弾幕はかなり正確にこちらを狙ってくるので常に動き続けていれば当たらないのだ。

あとは津波で流れてくる弾幕に気をつければ………

 

「ふぅ………やっと終わったか………。

チルノのやついつの間に耐久スペカなんか………」

「まだまだ!氷魔『まひゃでどす』!」

 

するとチルノは氷の山と見間違う程超巨大な氷の塊を産み出す"魔法"を使う。

 

「なっ!?チルノが私よりも強力な魔法だと!?」

 

その氷解は粉々に砕けて私に降り注ぐ。

しかしこの弾幕………見覚えが……!

 

「アイシクルフォール(easy)か!」

 

なら真正面で迎え撃つ!

 

「マスタースパーkってあぶねぇ!?

後ろから!?」

 

危なかった、私がマスタースパークを撃とうとしたら一番警戒していなかった真後ろから弾幕が飛んできたのだ。

 

見てみたら私とチルノを囲む形で正方形の結界が発生しており、チルノの弾幕がその結界に触れた瞬間そこから氷の塊が発生して砕け散り、他の所へと飛んでいる。

その飛んだ弾幕ももう一回氷の塊を生み出して砕け散り、最後に消えている。

複数回反射する上に砕け散った弾幕の飛ぶ方向がランダムとなっており、時間の経過ともにどんどん避けにくくなっていく。

 

「くそっ!?四方八方から!?」

「いつものアタイと思ってたら全身氷漬けになるんだから!!」

 

こいつ!?めちゃくちゃ強くなってやがる!?

 

「くそっ!」

 

私は通常弾幕を使ってなんとか反撃を試みる。

真後ろから飛んでくる以上私のスペカじゃあカバーしきれない。

 

『霊夢なら簡単に対処してみせるだろうな…………くそっ!』

 

「くっ!?」

 

チルノはその腕に付けている巨大な盾でそれをあっさりと防いでいく。

衝撃までは防げて無さそうなんだが盾その物には傷一つ付いていなかった。

 

『厄介なんだぜ…………』

 

そしてなんとか砕けた氷塊が全て消滅するまで耐久する事に成功する。

 

「まだまだ!氷剣『ぶりざーらっしゅ』!」

 

するとチルノはその手にとてつもなく巨大な大剣を生み出して突撃してくる。

更に通った後には氷の道筋が発生して砕けていき、私狙いで飛んでくる。

 

「うぉりゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

するとチルノが突撃すると翼から弾幕が横に跳弾しなかこちらへと向かう。

 

一体なにがどうなってやがるんだぜ…………

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