スライム狂による幻想王国建国記   作:クロマ・グロ

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サイキョーのアタイ  その5

 

 

~魔法の森~『上空』

 

 

「魔理沙殿~?生きてますか~?

まぁ死んでても蘇生しますけど。」

 

「勝手に…………殺すな………だぜ………」

 

 

魔理沙はチルノの大津波に呑まれた後氷漬けにされて麻痺を貰っていたが、マドレーヌが咄嗟に付与したマジックバリアによって毒やこんらん等はなんとか防いでおり、氷によるダメージも全身への霜焼け程度で済んでいた。

 

 

「やったー!かったぁぁぁぁあ……………」

 

そして勝者であるチルノはというといきなり脱力して地面へと落下していく、どうやら何もかもを使い果たしていたようだ。

 

そして落下していくチルノは光の玉へと変化して一人の男の指輪に吸い込まれていく。

 

 

「あー、言わんこっちゃない。

まだリバイアさまの力を使いこなせないはずなのにあんな無茶やって………むしろ気絶だけで良く済んだなぁ………」

「おや?やはりルカ殿の仕業だったか。」

「お?まどうスライムってことは君はスィラの所のスライム?」

「その通りです。

今は魔理沙殿と友人付き合いをしていましてここに住み込みで魔術の勉強をしています。」

「ははっ、相変わらずスィラの所のスライム達ってストイック

「我々は全員が戦闘の技術を向上させることを最大の美徳とするからな。

一応非戦闘員はいるにはいるがそれでも下手な魔王よりは強いはず。」

「ほんとそれのどこが非戦闘員なんだよ…………」

 

ルカは顔をひきつらせながらツッコミを入れていた。

 

「まぁそんなことはさておき、やはりリバイアさまとチルノと呼ばれるあの少女を配合したのはルカ殿だったか。」

「え?あぁ、なんか強さを求めていたみたいだから話を聞いたりして最終的にリバイアさまと配合することにした。」

 

マドレーヌは少し考え込むように触手を腕組みのように絡ませると半ば確信しているように聞く。

 

「…………それ多分予備のリバイアさまですよね?」

「むしろ時間かけてスィラとの戦い用に育てたやつを使うとでも?」

 

そう、ルカはリバイアさまに限らず同じ種の超ギガボディのモンスターを複数仲間にしており、本来サイズが違う魔物へ超ギガサイズの特性を移植するために何体も予備を用意していたのだ。

 

「まぁでもスキルはかなり真面目に選んでいるから強さは本物だよ。

ただこの子思ったより我慢とか待つのが苦手みたいで配合終わってからまだ育てきってない状態で飛び出しちゃったんだよ。

一応今の限界まで育ったら仲間から外れて友達の所に帰る予定。」

「ルカ殿のお節介もいつも通りのご様子で。」

「あっははは、いつもいろいろ巻き込んでごめん………」

 

そう、ルカは生粋のトラブル体質でありながらかなりのお人好しでお節介を頻繁に行う性格だった。

 

ただ自分がトラブルを引き起こすのではなくてトラブルに巻き込まれやすい方の体質なので地味に質が悪く、良く一緒になりやすかったイルやスィラを巻き込んでは事態の解決に力を注いでいたのだ。

 

そしてスィラが巻き込まれた事態はというと…………

 

「さすがにもう狭間の闇の王とか超ギガボディ関係にばかり巻き込まないでくださいよ?

貴方が巻き込むやつ何故世界を滅ぼしかねないようなやつらばかりなのですか………」

 

「あー、ほんとごめんなさい………」

 

そう、ルカは狭間の闇の王での超ギガボディ達との戦いの殆どにスィラを巻き込んでおり、その巨体にびびったスライムを見たスィラがキレて超ギガボディのモンスターごとルカをしばいていたのだ。

 

しかし今となっては実力はかなり拮抗しており、お互い良いライバルとして力比べを良くする仲ではある。

 

ただスィラは積極的に関わると巻き込まれるのが分かっているのであまり自分からルカに関わってはいないのであった。

 

「つか……そもそも……リバイアさまって………なんなのぜ?」

 

魔理沙は氷漬けになりながらも魔法で移動して痺れた体のままルカに問いかける。

 

なお氷は現在進行形でマドレーヌがメラで溶かしていた。

 

「水の世界に生息する守護神みたいな立ち位置のモンスターで一応一代目は元人間だったみたいだよ?」

 

「もしかして………最後に出た………蛇みたいなやつって………」

「リバイアさまになりますね。

まぁ本来のサイズよりかなり小さいですけど。」

「あれで………小さいのかよ………ってやっとしびれがとれたんだぜ!?」

「あ、まだ氷溶かしているのであまり動かない方がいいですよー?焦げます。」

「おー、わかった。」

 

魔理沙はルカにツッコミをいれて少しした後に麻痺から復活してようやく普通にしゃべれるようになるのであった。

しかし氷はまだ溶かしており、マドレーヌとしても下手に動かれると魔理沙にメラを当ててしまってやけどをさせかねないので割と集中力を使っていたりする。

 

まともスライムのマドレーヌの場合ただのメラでさえ人間の魔法使いが使うメラガイアーより下手したら威力が上なのである。

 

「あ、ちょっとミスった。」

「あっちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ!?!?!?!?」

 

魔理沙は結局尻を焼かれるのであった。




第一の滅びの使者出現
↓スィラ巻き込まれる
闇の衣アリでひたすらボコす(なおお互いダメージ無し)
↓大魔神像到着
イルとルカが倒す。

この流れを4回ループしてますw
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