スライム狂による幻想王国建国記   作:クロマ・グロ

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月末の仕事量えぐいてぇ(ヽ´ω`)
(本日の仕事量通常のざっと3倍な上に休憩時間を半分削って仕事しても定時までに2/3も終わらない)


VSスライダーズ  その3

スラバッカ王国~『闘技場』

 

『試合開始ィィィイイイイ!!!!!』

 

ベホイミンの試合開始の合図をきっかけにスライダーガールの背後に6つのルーレットが現れて回り始める。

 

倍率としては1/10~2倍と大きく触れ幅があり、どうやらこれにより能力の数値が決まるようだ。

 

「てゐ!」

「うぅ………分かったけどどうなっても知らないウサよ?

運を操作して極端に上げたり下げたりするとすぐに逆の現象が起きちゃうから。」

 

「それでもやらないよりマシよ、これで全部の能力上がられたら洒落にならないわ!」

 

「ウサー………ほい、霊夢の運が一時的に上がったウサから多分1~2個くらいは極端に低いのを引くと思うウサ。

一応死なない程度に運を使ったウサけどしばらく霊夢の運が悪くなるウサよ?」

 

そしてルーレットは回転速度を徐々に落としていき、針が止まっていく。

 

針が止まったマスに書かれていた数字は…………

 

 

HP:1.8倍

 

MP:0.9倍

 

攻撃力:2倍

 

防御力:0.5倍

 

素早さ:0.5倍

 

賢さ:0.8倍

 

 

という数字であった。

 

「ふざっけんじゃないわよっ!?!?」

「あーあ、早速発動したウサ………日頃の運がただでさえ悪いのにあんな無茶に上げればこうなるウサよ………まぁ最低値複数引いてて全体的なステータスは大きく下がってるウサから妥当な結果ウサよ。」

 

霊夢は軽くぶちギレていたが、実際てゐはこうなる事をある程度予想しており、日頃の運が悪い者の運を極端に上げたとしても物欲センサーが発動して『違う!そうじゃない!』となるのは経験上かなりの回数があったのだ。

 

そして今回のステータスギャンブルの結果としては…………

 

HP:超UP

MP:多少下がったが影響ほぼ無し

攻撃力:最大強化

防御力:半分になってはいるが対して影響無し

素早さ:そもそも超こうどうはやいの為に意味無し

賢さ:呪文をサブウェポンにしていたのならそれなりに痛い

 

 

という結果となったのだった。

 

「うっわぁ………いつも勘だけは無駄に良いのだが極端に運だけは悪いんだよなあぁ」

 

運というのは分かりやすく例えるなら霊夢の持つ陰陽玉に近いものであり、光ある所に闇があるように運にもバランスを取るための代償というものがあるのだ。

そして霊夢がいなくなっては確実に能力の全体的な総合値はもっと上がっていただろうが、逆に言えば霊夢がいたからここまで極端な数値になったといっても過言ではなかったりしたのだ。

 

 

そう、霊夢は運が悪いのがデフォルトなのだ!

 

 

『おおっとぉ!ステータスギャンブルの結果はなかなかの物が出ましたァ!全体的な数値は大幅に下がりましたが攻撃力がまさかの二倍だァ!!!!

これは幻想郷側かなりキツイか!?』

『うっわ…………霊夢の運に任せたのが間違いだったかしら………でも早苗とかに任せるよりはマシなのでしょうね………』

『なんてピンポイント………』

 

するとスライダーガールの乗っているエアバイクからブロロロンとエンジンをかける音が響き渡る。

 

「あぁ………主の命令で動けるなんて幸せ………」

 

スライダーガールは頬を赤く染めて興奮をエアバイクに伝えるように激しくエンジンをかけている。

 

「フッ………お前達は運が良いのか悪いのかよく分からないな。

まぁ良いだろう。

そこの鎌を持った貴様も私と同じく『死神』らしいな。

ならば死神は死神同士で勝負を決めたくないか?」

 

『おおっと、スライダーク殿から直々にタイマンを使命されたぞ!!

小町選手は受けるのでしょうか!?』

 

「どうする?霊夢、あたいとしては別に受けても構わないよ?

もし実力がめちゃくちゃ高そうならあたいの能力で時間稼ぎくらいは出来るはずだけど。」

「そうね、ここで一人押さえられるならそれに超したことはないわ。

それに多分特性的な問題であんたはあの『スライダーガール』との相性は悪いと思うからそっちをお願い。」

「わかった。

さて、こっちのリーダーの許可も取った事だし私としては大歓迎だよ。」

「ククク………そう来なくてはな。」

 

『小町選手承諾ゥゥゥ!!!

幻想の死神と我らスライムの死神、果たして勝つのはどちらなのでしょうか!?』

 

「ふーん、1対1というのも面白そうじゃない。私もその蒼いのとやらせて貰おうかしら?」

「蒼いの………改めて名乗らせて頂こうか。

私は『スライダーヒーロー』、スライム族の英雄であり!

守護者だ!」

「ふふ、私は風見 幽花、お花の妖怪よ。

スライムツリーやトロピカルスライムといった植物とも関係あるスライムとお話させて貰ったけど貴方も健気よね?」

「な、なんの話を………」

「貴方………自分の主であるスィラってやつと一緒にヒーローショー?ってやつやれないか検討してていろんなスライムに相談しているみたいじゃない。」

「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああ!?!?!?

恥ずかしいから主にはばれたく無かったのに!?」

 

『おおっとぉ、早速ドSが発動だぁ!

ちなみにスィラ様としては?』

『予定に組んどくよ。』

『予定に組み込んでくださるそうです!

良かったですね!』

 

「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああ!?!?!?!」

 

スライダーヒーローは恥ずかしさから発狂したのだった。

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