スライム狂による幻想王国建国記   作:クロマ・グロ

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VSスライダーズ  その6

 

 

~スラバッカ王国~『闘技場』

 

 

試合開始の合図と同時にスィラの指示がスライダーガールにへと出される。

 

『スライダーガール、バイメリト。』

 

「喜んで!」

 

スライダーガールは呪文を唱えるとスライダーズ全員へと星が昇るような光が発生する。

 

さっそく使ってきたわね………

 

そしてバイメリトを発動した直後スライダーガールが飛んでもない速さで加速しながらそのエアバイクで突撃してくる。

 

「さすがにそれに当てられたら死にかねないから当たるわけには行かないわよ!」

「うさぁぁぁぁぁぁああああ!?!?」

 

霊夢は急旋回するのは難しいと読んで横へ飛行することであっさりと避けていく。

てゐはがむしゃらに避けてこそいるが当たる様子は無さそうなので放置で問題ないだろう。

 

私は追尾性の高い御札を用いた弾幕でスライダーガールを狙って攻撃する。

どうもスライダーガールの急加速は攻撃にしか使えないらしく上手く加速出来ずに次々と弾幕が当たっていく。

 

 

『ピッ!博麗 霊夢 の 攻撃!

スライダーガール に 258 の ダメージ!』

 

やはり威力が低すぎてダメージがあまり通ってないわね……

 

 

霊夢は弾幕ごっこと言う勝負において最強とも言える強さを誇るが弾幕の威力そのものは一部を覗いてそこまで高くは無いのだ。

面での制圧力が兎に角高くとも一点突破の火力にはどうしてもかなわないのである。

 

その為にどうしても火力だけは魔理沙に負けているのだが、霊夢の最も強い面はその弾幕の制御能力にあった。

 

霊夢は弾幕ごっこという決闘方法を用いる者達の中でもずば抜けた制御能力を持っており、弾幕を適切に放ち続けて常に的確な位置から攻撃をし続けていた。

 

その為霊夢は弾幕の無駄撃ちが少なく、継続戦闘能力がかなり高い人物でもあるのだ。

霊夢に勝機を見出ださせるとするならばどれだけ無駄を減らせるかが勝負を握るかぎとなるだろう。

 

 

「霊符『夢想封印』!!」

 

霊夢から様々な色の巨大な弾幕が現れてその全てがスライダーガールを追尾する。

 

『スライダーガール、海破斬!』

 

スライダーガールのエアバイクが縦に割れて開いていき、中から砲身が現れる。

スライダーガールはどこからともなく黒いスライムを取り出して砲身へと詰めるとエアバイクにあるスイッチを叩いて発射する。

 

砲弾にされたスライムがかなりジタバタと暴れており可哀想に見えたが霊夢にはそれを気にする程の余裕は無かった。

スライダーガールから放たれた砲弾は夢想封印の弾幕を全て切り裂きながらこちらへと向かってくる。

 

何故スライムを発射して斬撃になるのかはどうしても謎であった。

 

霊夢は冷静に観察して弾幕が横に切り裂かれているのを見つけて上に避ける、しかしスィラ達はそれを読んでいた。

 

『スライダーガール、ベタン!』

 

「お任せください♪」

 

スライダーガールの詠唱により霊夢の周辺の重力が何倍にも増える。

『ベタン』は重力で相手を押し潰す事で割合ダメージを与える呪文であり、全体化した『ベタドロン』という呪文もあるのだが、それよりも重力を増やし一人に集中させるために与える割合も多くなっていた。

だがこれは地面に叩きつけられなければ上手くダメージを与えられない技でもあった。

 

「っ!?まさか重力まで操るなんて………」

 

霊夢は自分に感じる違和感に瞬時に気付いて回避行動を取ることで重力による被害を最小限に抑えてダメージを回避する事に成功していたのだった。

 

『へぇ、ベタンを避けるとはさすがじゃないか。

まだまだ行くぞ!』

 

しんらばんしょう斬!!てんいむほう斬」

 

空間ごと切り裂き、オーロラを産み出しながら霊夢へと(ついでにてゐにも飛んでいるが)飛んでくる。

特に空間ごと切り裂くいている為に霊夢の夢想転成ですら無傷でいられるかは五分と五分と言った所であった。

 

どちらも横へと切り裂いているのに気付いている霊夢はまたしてもあっさりと避けていく。

常日頃から弾幕ごっこで鍛えられてとてつもない強者と何度も戦って勝利をもぎ取った霊夢にとってこの程度の全体化した攻撃を避ける程度ならそこまでむずかしくはないのだ。

 

結果としてどんどん霊夢の弾幕が一方的に当っており、逆にスライダーガールに至ってはの攻撃があまり当たっておらず、軽くイラついていた。

 

だが霊夢は油断しない。

メガボディの魔物がの恐ろしさは身をもって知っているからだ。

 

するとスライダーガールが動きを見せ始める。

 

『ステルスアタック!』

 

突如としてスライダーガールの姿が消え去る。

 

だが気配も感じられなくなっており、霊夢は発見するのが難しくなっていたのだが、咄嗟に全方角へと弾幕をばらまき始める。

 

するとダメージを浮けながら弾幕が消滅しているかしよを発見する。

 

『ピッ!博麗 霊夢 の無差別攻撃!

スライダーガール に 156 の ダメージ!

因幡 てゐ に 153 の ダメージ!』

 

「うっさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ!?!?!?!?!?」

 

あ、う詐欺がいるの忘れてたわ。

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