スライム狂による幻想王国建国記   作:クロマ・グロ

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すんません、今日は眠気がやばすぎて朝の執筆辛いのでちょい短めにします。


超G⑨襲来  その4

 

 

~スラバッカ王国~『近海』

 

「まだまだこっちは攻撃出来るぞぉぉぉぉおおおお!!」

 

 

チルノはスラブラスターに全くダメージを与えられていないという事実に多少の焦りを見せていた。

 

自他共に最強とも言える個としては圧倒的過ぎる力を持ったにも関わらず殆ど効いていないからだ。

 

今度は頭上に巨大な氷山を産み出してそれを掴み、投げつける。

投げられた氷山は途中で砕け散り、大量の氷の刃となってスラブラスターへと襲いかかる。

 

だがスラブラスターの装甲をある程度凹ませるのが限界であり、スラブラスターは瞬時に回復する。

 

「うおりゃぁぁぁぁぁあ!!!」

 

とはいえチルノは基本的に諦めが悪い、今度は美鈴の見よう見まねでせいけんづきを行う。

すると突き出された拳から海水と氷を纏った衝撃波が発生してスラブラスターを飲み込もうとする。

 

「スラリン」

「みがわり!」

 

だがその一撃はスラブラスターに届く前にみがわりとなったスラリンによって全て受け止められてしまった。

 

スラリンは当然力尽きるがそれと同時に大爆発をおこしてチルノにダメージを与える。

 

「ぬわぁぁぁぁぁぁぁあああ!?!?」

 

チルノはそのダメージによる衝撃でひっくり返るが海に身体が激突することでまた大規模な津波を引き起こす。

 

スラブラスターはザオリクを唱えようとするが津波によって詠唱を邪魔されてしまい、少しだけ中断する。

 

二回目の詠唱を行おうとしたその時だった。

チルノは飛び上がって起きようとしたが勢い余ってスラブラスターを蹴り飛ばしてしまう。

 

スラブラスターは常にアタックカンタを持っている為に当然ダメージはチルノに跳ね返るのだが、スラブラスターの攻撃力が低すぎてチルノには、全くダメージが入っていない。

反射による衝撃でチルノは空中で1回転するがちゃんと足から着水しており、すぐに耐性を立て直す。

 

逆にスラブラスターはダメージこそ無いものの常にアタックカンタでは衝撃までは反射出来ず、蹴りの衝撃で大きく仰け反っていた。

 

チルノは知らず知らずのうちにスラブラスターのザオリクを何度も妨害することに成功していた。

 

ルカはチルノに指示を出したいところだがチルノは己の特性の効果によってモンスターマスターの出す指示を基本的に聞かない。

 

「チルノ!冥界の霧を使え!そうすれば回転も復活も出来ない!」

 

ルカはチルノに勝つために特技の指示を出すがチルノは………

 

「めーかいのきり?

なにそれ?」

 

自分が使える特技を細かく覚えられるはずもなかった……。

 

チルノは今までの技をほぼ感覚のみで使っており、自分が何の特技を使えるか等をまともに覚えてすらいないのである。

 

今度はチルノの背後にある氷の羽から大量の海水が溢れ始めて海水の翼膜を形成してそこから無数の海水の弾幕と氷の弾幕を出して攻撃を開始する。

 

どちらも扱いとしては体技となっており、スラブラスターへと弾幕はガンガン直撃していく。

チルノ程の巨体こそ持ってはいないが、スラブラスターはギガボディをもっていたのでとても避けられる弾幕の密度ではなく、何度もスラブラスターの装甲へ直撃し、スラブラスターはまた飲みにチルノ程のは氷の塊を作り出してその両手にもってひたすら連続で投げつける。

 

投げつけられた氷の塊はスラブラスターを通り抜けて海に直撃したものに関しては氷塊を中心として大きく凍りつく。

 

いつのまにか、チルノとスラブラスターの周辺が氷によって囲まれており、逃げ場を完全に断っていた。

 

スラブラスターはザオリクを唱えきれればまたチルノに大ダメージを与える手段が出来るのだがチルノはがむしゃらに攻撃してくるのもあってなかなかスラブラスターのザオリクが唱えきれない。

果たしてチルノはこのまま削りきれるのか…………

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