~スラバッカ王国~『近海』
スィラ達は地獄のお仕置きフルコースは二つ目のお仕置きへと移行するために今度は海へと来ていた。
今回は海の環境が水の中に生息する妖怪にとって問題ないか確認するために河童一行とわかさぎ姫、命蓮寺一行、それと八雲紫が招待されていた。
紫がこの地を幻想郷へと受け入れた最大の理由が今まで幻想郷に存在していなかった海を幻想郷に取り入れる為というのもあり、たまたま河童が誘われてるのを見つけて都合が良かったので乗っかった形となる。
命蓮寺一行については村紗水蜜が水難事故を引き起こす妖怪、つまり海に関わる妖怪として招かれておりそれに他の者達が乗っかった形だ。
ちなみに一行の格好は流石に海なので全員水着を着ており、わかさぎ姫だけは常に湖の中にいるのもあり、普段着で来ていた。
河童達の格好は何故か全員スク水となっており、全員が背後にとてつもなく巨大なバックパックを装備していた。
紫は砂浜にパラソルと寝転がれるベットを用意してとてつもなく満喫しており、目的を忘れてないか疑問を感じるが彼女は彼女でちゃんと仕事をしており、海水の成分分析や妖怪と魔物の生体の違い等を調べてはいた。
式を使ってではあるが。
そして肝心のスィラとルカはと言うと………
「撃ち方よーい!」
「撃ち方よーい!!」
「魚雷3、えいゆうのヤリイカ射出!」
「魚雷3、えいゆうのヤリイカ射出します!」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああ!?!?!?!?まってまってまってまって!?!?」
ルカは全力で海を泳いでおり、後ろからはスラリン船とスライバ船が少しずつ近付いてきており、その砲身からは凄まじい破壊力を誇る魚雷3と速度重視のえいゆうのヤリイカが発射されており、全ての玉が海に着水してからルカの元へと泳いでくる。
ルカはなんとか気合いで避けてはいるが魚雷3は触れれば爆発、えいゆうのヤリイカはルカの泳ぐ速さを軽々と超える速度でルカへと向かってくる。
イカとはいえど頭部はえいゆうのヤリという実際に勇者等が使っていたとされる強力なヤリと全く同じ材質となっており、刺さればひとたまりもない。
とはいえギリギリで全てのタマを避け続けているルカを見てスィラは軽く機嫌が悪くなる。
「メラゾーマ用意!」
「メラゾーマ用意!!」
「装填完了!」
「イオナマイト用意!」
「イオナマイト用意!!」
「装填完了!」
「撃ち方始め!」
「撃ち方始めぇ!!!!」
スィラは無慈悲にも天からメラゾーマによる炎の雨と水面付近にイオナマイトによる連続爆発を引き起こしてルカが水面にほぼ出られなくした。
「あっつ!?いって!?がぼごぼぼぼぼぼぼぼぼ!?!?!?!?」
「うーん、流石に私の力でもあの船は沈められそうに無いなぁ………」
「あら?そうなのですか?」
「あ、聖~。
あの船は見た感じやろうと思えば空も普通に移動出来るみたいだから沈めようにも飛ばれて意味ないし船底に穴でも開けようとしても多分強度高過ぎて全く効果無いと思う。
そもそもあんな馬鹿げた威力の玉………玉?で常日頃から戦闘演習してるみたいだし生半可な強度だと簡単に壊されるんじゃないかな?」
「………確かにまれに大爆発や炎の玉?が分裂して大量の炎の玉になっていたし、今は大量の爆発が起きてるし…………」
「あれ…………下手しなくても私見てなあれって私達って、あれで死ねる?」
「威力わ見る限り私でもあのヤリイカを止めるには難しいとと思います。」
「パワーゴリラの聖でも受け止めきr…………
ピィ!?」
「 ぬ え ?な に か 言 い ま し た か ?」
「な………なんでもないです。」
そうこう話しているうちにルカの悲鳴が響き渡る。
アーーーッ!!!!
スィラのお仕置きはまだまだ続く。