スライム狂による幻想王国建国記   作:クロマ・グロ

99 / 100
本日の午後の更新で丁度100話となるため一度完結とさせていただきます。

一応要望が多そうなら続編を書くつもりなのである程度コメントで続いて欲しい等の要望があれば次の作品完結後に続編を執筆させていただきます。


人里馴染み始めたスライム達

 

 

~人里~

 

 

幻想郷で唯一人が集団で生活する人里。

そこでは最近日常になった物の一つに里の子供達とスライムのおいかけっこがある。

 

「わーい!」

「まてまてー!」

「ピキィィィィィイイイイ!?!?!?」

 

人里はスィラ達のスライムがちょくちょく訪れるようになってから徐々に変化を見せていた。

 

スライムは基本的に愛くるしい見た目の者が多く、その何れもが人に危害を加えないので純粋に受け入れやすかったというのもある。

 

特に子供達には大人気であり、たまに誰が抱き上げるかで争いが起きる程だ。

 

今回それに選ばれたのはメタルスライムだが、メタルスライムは魔物にも人にも狙われやすかった種族なのもあり、兎に角逃げ足が早く、臆病だ。

 

人に抱き上げられようとすれば流石に逃げてしまう。

でもそんな子供達も逃げるメタルスライムを捕まえようと追いかけてしまう。

 

そうして鬼ごっこが始まってしまうのだ。

 

するとお茶場で団子片手に四本ずつ持ちながら休憩するスラ忍イエローの姿が見える。

 

「あ、黄色のおねーちゃん!」

「黄色のねーちゃんこんにちわー!」

「こんにちわ~」

「おや、道具鍛冶屋の息子の鍛蔵殿に食事処の娘の鈴殿、農家の娘の菊子殿ではないか。

今日は如何された?」

 

スラ忍イエローは情報収集ついでに人里の住人と交流を多く交わしており、いろんな所と仲良くなっていた。

 

「えっとねーえっとねー!」

「スライムとおいかけっこしてた!」

「抱っこしようとしたら逃げちゃったんだー!」

「逃げたでござるか?もしかしてそれは銀色の鉄みたいなスライムでござったか?」

 

すると一発で当てられた事に子供達が驚く。

 

「あれ?おねーちゃんなんど知ってるのー?」

「そうだよー!銀色の鉄みたいなスライムー!」

「おねーちゃんみたいにすっごく速かったよー!」

 

するとイエローは苦笑いしながら伝える。

 

「一応同じスライムでござるからな。

その子の名前はメタルスライムと言うでござる。

他のスライムに比べてかなり臆病な性格をしているでござるから抱き上げようとしたお主達を怖がってしまったのでござろうな。」

「そっかー、残念。」

「やっぱり硬いの?」

「何であんな速いの~?」

 

すると子供達はすぐに次の疑問を聞く。

好奇心旺盛な子供達は少しでも気になることがあるとすぐにでも知ろうとするので、イエローは今日1日質問責めに合う覚悟をするのであった。

 

_________________________________________________

 

 

~人里~『寺子屋』

 

 

「え?我々『魔物の歴史を子供達に教えて欲しい』でござるか?」

「あぁ、魔物達も幻想郷に馴染んできて常駐するスライムも増えただろう?ならばお互い理解するならばお互いの歴史を知るのも良い機会だと思ってな。」

 

子供達の質問責めから解放されたイエローは寺子屋に寄った際に、人里で勉学を教えている慧音からそう伝えられる。

 

「別に良いでござるが………いかなりどうしたでござるか?こんな藪からスティックに?」

「それを言うなら藪から棒だな。

なに、お前達の世界でどういう事があったのかとかそこら辺が気になっててな。

ちょうど良い機会だと思ってな。

「まぁ別急にすつもりはないのでござるな?」

「あぁ、じっくり考えておいてくれ。」

 

そしてイエローはやはり忍者なのもあり、しっかり諜報としての活動もしっかり行っており、人里の犯罪率はかなり減っていたのだった。

 




悪・速・イオグランデ!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。