とてつもなくロクでなしなトレーナーから離れられないトウカイテイオー 作:はすき
「――また負けた……またこれでトレーナーの方が勝ってるじゃん」
ボクとトレーナーは近所のゲームセンターで遊んでいた。遠征の際に空き時間があったから、寄ったのだが思った以上にゲームに熱中している。そんななか始まったのがゲームセンターのゲーム10本勝負。フィジカル系の奴は勝てるけれども、他のゲームでぼろ負けしている。レースゲームでは二周差も付けられたし、連打力を決めるゲームでも負けた。9番目のエアホッケーでも微妙に競り負けたし、次を取らないと勝ち越しが決められてしまう。それだけは避けないといけない。
「じゃあさ…………次の勝負はこれ! クレーンゲームだよどっちが多くとれるかの勝負!」
「まあ別にいいけど……それに狙ってからな。テイオー以外のぱかプチ狙えるチャンスだからな」
ボクたちの最終決戦はクレーンゲームに決まった。目の前のターゲットは、ぱかプチだ。大中小、様々なキャラが入っている。でもなぜだろう、サトノダイヤモンドのぱかプチの比重がめちゃくちゃ高い気がするけど。
「――トレーナー、気のせいじゃなければなんだけど、取れるぱかプチ全部サトノダイヤモンドのぱかプチなのは変じゃない?」
「いや欲しいだろ、サトノダイヤモンドのぱかプチ。色々なバリエーションもあって、店舗限定ぱかプチとかもあるみたいだからな。コレクションにも欲しいさ」
――ボクのぱかプチはどうした、トレーナー。ボクのだってあるぞ、ちょっと大量のサトノダイヤモンドのぱかプチに埋もれかかってるけど。
「よしっ……取りあえずサトノダイヤモンドのぱかプチは集まったし、後は他の子を狙わないとな」
「ねえ、ボクのは狙わないの?」
流石に選ばれないのが悔しい。むしろボクのぱかプチだって人気があるから少ないのかも知れない。きっとそうだ。
「いや……別に近くで本物は見れるし、ぱかプチはちょっと……ほら、二個セット取れたからあげるよ、メジロマックイーンのぱかプチ」
なんでボクのところにライバルのマックイーンのぱかプチを渡してくるのか、これが分からない。勝負服のマックイーンと水着のマックイーン。センスがないというか、怒られても文句は言えないだろう。
「――結局ボクの負け越しじゃん……」
「まあほら、クレープ買ってやったから機嫌なおせって……」
ゲームセンターから出た帰り道、お詫びのクレープを食べながら滞在先のホテルにつく。今日は泊まっていくが、明日はまた別な場所への移動だ。G1ウマ娘で全国的にも人気になると、色々と大変である。クレープ食べながら負けたストレスを発散している。
「でもぱかプチとかでも勝負服の再現凄いよな……ほらこのサトノダイヤモンドのぱかプチ、すっごいよ……」
「普通に着ているかも知れないけど、見えないように接着されてるのを覗くのはやめようよ、トレーナー」
熱心にぱかプチの服下を必死に見ようとするトレーナー。流石に普通に売っているぱかプチの勝負服めくろうとするのは、研究家でも行わないだろう。
「でもこういうところもチェックしないと、見えないところが見れるジンクスだよ。ぱかプチもそうだけどおっぱいもケツもしっかりしてるんだよな。本当のサトノダイヤモンドのおっぱいとケツも良いけど、このデフォルメ感覚でぱかプチでもむっちりともちもちな感じが見え隠れするのはええんや……」
「写真集とか映像を見てるのでもアレだけど、ぱかプチを下から覗こうとするのはアウトだよ」
ジンクスを破る破らない以前に、人としての立ち位置が怪しいのだ。そんな必死に覗いているトレーナーとボクのベッド周りには、大量にとれたぱかプチがピラミッドのように積み立っているのだった。どうやってトレセン学園に持って帰るかを悩みつつ、取りあえずベットで眠って現実逃避するのだった。
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