元神王連メンバー「A」李堂 〜Anotherstory〜 作:ただの青い山羊
李「いやー……まぁその、死んでから色々あったんだよ……」
炎忌「ふ、ふーん……いやまぁ、気になる事は他にも色々あるんだ、お前のその後ろにいる奴、誰だよ」
昌也「あ、どうも、李さんと一緒に住んでます、青井昌也です、よろしくお願いします」
炎忌「へぇ……ヒモ? 李「ヒモじゃねぇよ!?」
李「ちゃんと仕事してますよ!? 前やってた警備員とか!」
李「てか、炎忌さんは今何やってんすか?」
炎忌「あーそれな? 今はトイレ行ってていないんだけど、とある人の弟子についていろんな所行ってんだよ、後敬語じゃないでいいからな、もう上下関係関係ないしな」
李「あ、ほんとに? ありがとう」
?? 「おい、秀、誰と話してんだ?」
炎忌「あ、凍夜の旦那」
李「え? 凍夜って……ってか秀ってなんだよ」
炎忌「おぉ……急に馴れ馴れしくなったな……別に良いんだけどな、俺の本名だよ、俺の本名は「
李「じゃあ俺も、俺は「安堂 李」こちらこそよろしく」
凍夜「なぁ、そろそろいいか?」
秀「あ、そうだな、李、この人が今の俺の師匠「地球防衛軍所属、第二防衛軍組織管理機関隊長」「
凍夜「よろしく頼む」
李「よ、よろしくお願いします……安堂李です……」
李(なんで世界3強の四季凍夜がこんな所に……)
凍夜「ところで李くん、君は、秀とはどんな関係なんだ?」
李「…………秀の部下って言えば分かりますかね……?」
凍夜「っ!? そうか……だがその様子だと、もう足を洗ったんだろうな?」
李「っはい! この大会で地球防衛軍にアピールをして、入って、罪を償いたいと思っています! そのためにここに来たんです!! 昌也と一緒に!」
凍夜「昌也?」
秀「後ろにいる、李の連れだってよ」
昌也「あ、青井昌也と言います! よろしくお願いします! 四季隊長!!」
凍夜「凍夜で良い、それよりも2人とも、宿は取っているのかい?」
李「はい、この近くに取ってあります、さっきチェックインしたばかりで、今からどっかに食べに行く所だったんです」
凍夜「そうか、それはすまなかったな、この近くに美味い店があるんだ良かったら後で……」
?? 「炎忌!? 李!?」
李「誰だ?」
俺が振り向くとそこには
要と、行方不明になっていた筈の元神王連「F」アルタ・シュバリエが居た
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李「…………」
秀「…………」
要「…………」
アルタ「…………」
要「なんでお前らがこんな所にいるんだよ、炎忌、李」
アルタ「私が言うのもアレだけど、あんたら結構闇側だったじゃん」
炎忌「ああ、誰かと思ったら凍除とアルタか、お前らこそなんでこんな所にいるんだよ」
李「俺は能力で分かったけどな、凍除には一回あってるし」
秀「というか凍除、お前あの野郎の暗殺計画から生き残ったのかよ」
李「あ、そういえば俺もあの後どうなったかをまだ聞いてねぇぞ」
凍除「それを言うなら炎忌こそよくもまぁ、あの戦場の中殺され無かったな」
秀「まぁ、色々あったんでね、まぁ良いじゃねぇか、俺たちは互いに闇から抜け出せた、むしろほとんどが死んだあの冥界での戦いで生き残った3人として仲良くしようぜ?」
李「俺はお前に殺されたけどなー」
凍除「ま、まぁ俺もあの頃の行いに対して人の事言えねぇから、別にいいけど」
秀「そういう事だ!ちなみに俺は「藤吾 秀」!俺の本名だ!」
要「俺は「
アルタ「えっと、私はそのままとだけ言っておくよ」
李「俺は「安堂 李」だ、よろしく」
秀「そういやお前、確か死んだことになってなかったか?まさか死んだふりして抜け出したのか?」
アルタ「まぁそういう所ね、というか、冥界で結構メンバーが死んだって本当なの?」
要「あぁ、「A」の李堂、「B」の雅流、「C」の豪鬼、「G」の夜叉丸、「I」の礼、「K」の水楼、派遣された9名中、6名死亡、幽々子と俺とこいつが脱退って事だ、ちなみに俺は礼と水楼を殺した」
秀「まじか、じゃあ暗殺計画の主犯だった奴が対象に負けたのかよ、ダセェな」
アルタ「えっと、何の話?」
秀「お前が抜けてすぐの話しだ、こっちで新世界テロをラウダーとダンテがやって。」
秀「冥界では幽々子を筆頭にさっき行ってた9名と、幽々子の配下の六冥王と一緒にここと冥界の両方からテロを起こす計画を立てたんだ」
秀「だが、冥界に派遣されたメンバーにはもう一つ命令が言い渡されたんだ」
李「それが、凍除、夜叉丸、豪鬼の3名の暗殺、俺と雅流も、元々任務の失敗による代償で処刑される予定だったらしいんだが、秀と水楼にまんまと乗せられて、要達に敵対する事になったんだよ」
要「そして、その計画の主犯が礼だったんだ。」
秀「ぶっちゃけあの内輪揉めのせいで計画実行前に死者を多く出すことになったんだ、俺もあの時の後遺症が今でも残ってる」
要「お前はそれでいいのかよ?水楼とかと結構仲よかっただろ?」
秀「まぁな、親友と言ってもいい、だがこんな世界に居たんだから自業自得だ、悪い事して殺されたんなら相手を恨むのはお門違いだ。水楼がお前を殺そうとしてたってのは知っている、そのうえでお前が勝って、水楼が死んだ、なら納得するさ」
李「………」
要「そういうものなのか……」
秀「夜叉丸と豪鬼の死に関しても同じだ、互いに殺し合いを許容してその結果死んだ、文句を言う筋合いはねぇし、外野がどうこう言う筋合いも無い」
李「……俺はまだ…」
秀「李?」
李「俺はまだ、そういうのに覚悟を持てねぇよ…」
李「…………俺たちが死んだ後、閻魔大王に判決を受けたんだ、結果は黒、まぁ当然の結果だろう、でもそこで言われたんだ、六冥王第一王「絶」が消滅したって」
秀「マジかよ!?」
李「あぁ、だから試験に参加しろって言われたんだ、当然、今回死んだ連中の殆どが同意した、まぁ地獄に行かない為の最後のチャンスだもんな?」
李「そこには、ファムタールやディアンも居た、毒蟲の連中も何人か居た」
李「試験の内容は、休憩なしのトーナメント式デスマッチ、豪鬼が毒蟲の蚊を殺して、水楼がディアンを殺したり、色々あった、俺は、豪鬼を殺した、毒蟲の白蟻も殺したんだ」
李「…俺は何よりも、雅流を、弟を殺しちまった事にずっと後悔してんだよ、あの宝玉の大会から俺はずっとどうかしていた!いや、それよりももっと前、例の学園で活動していた時か?いやそれよりもずっと前からだ!俺の意識はすっかり闇に堕ちちまってるんだよ!」
李「俺はどうすりゃあいいんだ!?仲間を自分の命の為に裏切り、仲間の実力を疑っちまってるようなクズだぞ!?俺は!」
李「っっ…はぁ…あの冥界での戦いのおかげで俺は新しい力を手に入れたし、要達とも和解も出来た、でも、それでも不安なんだ…」
アルタ「不安?」
李「あぁ、俺はまだ、怖いよ、ディアン達の死を今でも引きずってるし、俺はお前たちみたいに強くも無い、心も、力も全然弱い、沢山の人々に手をかけた俺が、人を助けるなんて、出来んのかよ…」
秀「……そんなの今更だろ?」
李「え…?」
秀「俺たちは捨てても捨てきれない罪を背負ってんだ、だったらそれを受け入れてこれからも背負い続けるしかねぇだろ」
李「……そうだな」
秀「それに、俺は物理的に罪を背負ってるからな」
要「物理的に?」
秀「さっき言った後遺症だよ、あの戦いの時に夜叉丸から受けたラストスペルのせいであいつの命の重みがそのまま俺の体重に加算されている」
李「そうだったのか……」
秀「まぁ、俺達はあの死闘がきっかけで互いに光に戻ったんだ、戻った以上、今まで馬鹿やってたことを償わねぇとな?」
李「そうだな…それにしても、お前とこんな話をする時が来るなんて思っても見なかったなぁ」
秀「はははwそれで、アルタはどうだったんだ?この1年間」
アルタ「…………」
秀「アルタ?」
アルタ「あっ!ごめん!私も色々頑張ったよ!私もラウダーとダンテを討伐しようとしたし、半年前には日本全土を巻き込んだ悪信教の司教も倒したし!」
要「それならダンテは生きていたんだ、それで俺達が「Q」のキルケ、「M」のダンテを討伐した。」
要「俺は夜叉丸、豪鬼、李の4人でダンテを、キルケは秀なら分かると思うが、桜花って言う冥界でお前と戦ったピンク髪の子達が倒したんだ」
秀「あの女がキルケを倒した!?俺が闇から離れてから何が起きてんだよ…一体…」
そしてその後、お互いがそれぞれの道を歩んでいる事を話した。
もちろん俺も昌也との出会いや、例の学園の経験を活かしてもう一度警備員のバイトを始めた事を話した、
秀にバカ笑いされたけどな、
アイツ大会で当たったら絶対ぶん殴ってやる。