元神王連メンバー「A」李堂 〜Anotherstory〜   作:ただの青い山羊

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第二話 ついに癒姫との自分の運命を賭けた戦いが始まります、李は運命を変えられるのでしょうか?

※リメイク版です


第2話 格下の足掻き

 

 癒姫「よろしくね、安堂くん」

 

 李「あぁよろしく頼むよ」

 

『それでは2回戦第二試合を始めます‼︎』

 

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 李(相手はおそらく速攻で殺しにくる、ここは自分でチャンスを作らせて誘うか)

 

 癒姫「ねぇ? 来ないの?」

 

 李「あぁ、いくぜ、まずはお前の情報を抜いてからだ」

 

 李(もちろんこれはブラフだが、確かに抜いておきたい情報もある、バレない様に、狙いを悟らせるな……)

 

 癒姫『10000』

 

 李(戦闘力1万か、くそっ俺のことを舐めてやがる…それかあいつ、俺に油断させておいて速攻で狩りにくるつもりか。見た目によらない奴だな……)

 

 李(集中だ……あいつは、強い……さぁ来い、お前はいつ動く?)

 

 その時、微かに気配を感じ取った。

 

シャキン

 

 癒姫(ん……? 外した……?)

 

 李(あぶねぇっ、警戒してなかったら本当に死んでたぞ)

 

 俺は死角を能力で見つけ出し息を潜めた

 

 李(一瞬だけ見えたが瞬間最大戦闘力が15万を超えてたぞ!? まだまだ全力を残してる上で俺の十倍もの戦闘力があるのか……)

 

 癒姫「どこに行ったんですか? 隠れても無駄ですよ〜?」ザッザッザッ……

 

 癒姫(仕方ない、ゆっくり探して確実に仕留めるか)

 

 李(俺には豪鬼や夜叉丸の様な攻撃力もないし体力も人並みより少し上くらいだ、だから俺は雅と一緒に情報戦で戦うしか無かったんだ……『迷宮理論』あいつは使いこなして力を過信し過ぎてたから豪鬼にも俺にも負けた、だから俺は俺の『迷宮理論』を隠していたんだ、信用していなかったから、だからこのスペルは誰も知らない、凍除も、夜叉丸も、豪鬼も、雅でさえも知らない、俺の、俺だけのスペル)

 

 李「やってみるか」

 迷符

『迷宮理論』

 

 癒姫「ん?」

 

 癒姫(僅かながらにオーラが見えた、油断したな?)

 

 癒姫「みつけた! は?」

 癒姫(誰もいない? 確かにオーラが見えた筈だったが……)

 

『おい? どこ見てんだ? 俺ならここにいるぜ?」

 

 癒姫「⁉︎」

 

 癒姫(いつのまに私の後ろに回り込まれた? そんな足音もオーラも感じなかった、隠密系の能力者でもない筈、クソっイライラするな)

 

 癒姫「……っっ!」

 

 癒姫が李を斬るが、血を流さず、体が切れる事もなく消滅した

 

 癒姫「っは?」

 

 癒姫(分身か?)

 

 李『へぇ、それがあんたの剣か、だったら、こんなのはどうだ?』

 

 その時大量の李が癒姫を取り囲んだ

 

 癒姫(なるほど、分身を作り出して相手の隙を突く戦法か)

 

 癒姫「チッ……残念だけど、その作戦は私には効かないよ」

 

 そう言うと、癒姫は宝刀『白雪』を取り出し少しのオーラを込めて振り下ろした、『白雪』の射線上にいた李は全員消滅した、が、消滅したはずの李がどんどん湧き出て元の数に戻ってしまった

 

 癒姫(まぁだろうね、だけどこれじゃこの中にいるであろう奴を見失ってしまうな)

 

 その時数体が癒姫に襲い掛かる

 

 魔符

『『『魔豪拳』』』

 

 ドドドドド!!!

 

 癒姫「何っ⁉︎」

 

 癒姫(一撃は全然軽い、だが何故奴らの攻撃は実体を持っているんだ? 分身は撹乱にしか使えない筈)

 

 周りにいる李達が癒姫にまた一斉に襲い掛かる

 

 癒姫(制圧には時間は掛からないだろう、だがノータイムで湧いてくるから少しずつだが消耗させられているなぁ、どうしよう、早く見つけないと、面倒くさいなぁ)

 

 また一体また一体と蹴散らしていくが少しずつ攻撃が当たり、ついに動きが止まってしまう

 

 癒姫(クソッイライラする、なんでこんな雑魚に私が苦戦させられているんだ? 私は白蟻だぞ? 相手を内部から殺すのが私なのに何故逆に私が喰われている?)

 

 癒姫「クソッ‼︎うざったいんだよ‼︎」

 

 また蹴散らしたその時分身体は消え、声が聞こえてきた

 

「おいおい、天下の毒蟲さんが何勝手にへばってんだよ?」

 

 癒姫「その容姿……ッ李堂! 貴様!」

 

 李「俺は何もやってないのに何お前が勝手にダメージ受けてんだ?」

 

 癒姫「私に何をした?」

 

 李「さぁな、俺は特に何もしてねぇよ?」

 

 癒姫「そうか、なら力ずくで吐かせるのみだ」

 

 そういい弾幕を飛ばし自分も斬りかかるがどれも当たらない

 

 李「おいおい? どこ狙ってんだって」

 魔符

『魔豪拳』

 

 癒姫「ガハッ!?」

 

 李(よし、このまま攻める!)

 

 だが一撃が弱い李の力では癒姫に、大したダメージは入らなかった。

 

 癒姫「鬱陶しい!」

 

 スカッ

 

 剣を振るが、李に当たらない

 

 癒姫(クソッ何故当たらない? 何故上手くいかないんだ?)

 

 李「ほらほら? そんなんじゃいつまで経っても俺に攻撃が当たらねぇぞ?」

 

 癒姫「だったら!」

 

 癒姫は『白雪』にオーラを強く込める、そして刀を構える

 

癒姫(全方向に光線を出せば避けられたとしても避けきることは出来まい!)

 

 癒姫「くたばれ!」

 

 李「くたばるのはお前だ、白蟻!」

 

 その時、癒姫の眉間に光線が貫通する、

 

 癒姫「……あ"? なぜ?…わたしが?」

 

 李「俺がお前に情報を植えつけたんだよ」

 

 李「俺のラストスペル『迷宮理論』は雅と違って、『鈍らせる』のではなく情報を『植え付ける』、そのせいでお前には俺の幻惑と痛覚を感じたんだよ」

 

 李「お前が力を過信せずに、俺を雑魚だと見下さずに警戒していれば俺は負けたかもしれないな?」

 

 李「やり方は汚いが、確実に勝つのが俺のやり方だ」

 

 癒姫「あぁ、そんな……私が……こんな奴に……」 ドサッ

 

『第二試合、勝者 安堂李!』

 

 李(次は豪鬼か……)

 

 李「本当の勝負はここからだな」

 

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