元神王連メンバー「A」李堂 〜Anotherstory〜 作:ただの青い山羊
李「はあ……はあ……」
李(早く……豪鬼の元へ急がねぇと……それに……さっきから身体中がズキズキする……恐らく魔族か……悪魔……とにかくやべえな……)
李「!? こっここは……どこだ!?」
そこは、法界、悪魔界の入り口となる場所だった、が、地獄の結界に"何者か"の影響で、地獄の、現世への脱出口となってしまった場所。
李『全てを理解する蒼色の眼』(法界……何故ここに穴が空いたんだ? いや、それよりも早く豪鬼の元へ行かねえと)
そして、決戦の場では、豪鬼が要、道影と再開し、要が堕天の力を使ってダンテに向かって魔弾を撃つ所だった。
李(あれは……凍除、それに……道影!? それに凍除のあの力は……なんだ? 眼の力を使っても文字化けしてて何も分からない……)
李(……)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
要「俺が扱える最大級の魔弾だ!!」
要「当たれ!!」
ゴゴゴゴゴゴ……
ダンテ「なんだこれは!?」
ダンテ「凍除か!!」
ダンテ「パワーはあるがスピードはない! こんな物、躱せば終わりだ!!」
?? 「躱せればな」
ダンテ「なんだ!? これは! 動けない!! やめろぉぉぉぉ!!!」
どぉぉぉん
?? 「ふぅ、即興で、しかも一年ぶりに会う相手に合わせろとか無茶振りだろ、豪鬼」
豪鬼「まぁ、遅刻して来た分もあるからなー、"李"」
李「お前が数多い方を任せて来たからやろがい!!」
道影「えっ、李!? なんでお前もここに!?」
李「つい先日、豪鬼に雇われたんだよ、今日のために準備しておけってな?」
要「李堂!? お前がなんでここに居るんだ!?」
李「またかよ……それはだなぁ……」
パァン!
道影「タフな野郎だ、伊達に悪魔界で生きてただけの事はあるぜ」
李「ダンテさん……いや……悪魔道士ダンテ……」
ダンテ「李堂……貴様までも俺の邪魔をするのか……」
ダンテ「もうやめだ、こんな戦いに、なんの意味も無い、無意味、俺達は知性を持った生き物、もっと合理的に解決策を出そうじゃないか」
ダンテ「そうだな、まずは俺から案を出そう」
ダンテ「このままこの空間ごと消え失せろ!!」
その時、ダンテは竜となった、本物の、魔王となったのだ。
ダンテ「破滅の炎に抱かれて消えろ」
豪鬼「流石にやべえな、あれは」
要「あの野郎、あれじゃあ本当に悪魔じゃねぇかよ」
李「さっき以上の威力は出せないのか?」
豪鬼「無茶言うならもっとマシな無茶言ってくれ、ありゃあ本当にこの法界ごと吹っ飛ぶぞ」
要「……方法はある」
道影「本当か!?」
豪鬼「どんな方法だ!?」
要「俺の力を暴発させる、暴発させる事が出来れば、この力の本来の威力が発揮される。だが、俺の意識がなくなり、凶暴性、残虐性が強くなる」
要「俺では制御不可能だ」
李「一か八かって事かよ」
道影「だがそれしか対抗策は無いんだろう? やろう、それがこの場を切り抜ける方法なら俺はなんだってやってやるよ」
豪鬼「あぁ、目には目を、歯には歯を、ヤバイ奴にはヤバイ奴をだ」
要「誰がヤバイ奴だ」
李「お前以外に居るかよ……よし、俺があの攻撃を吸収して時間を稼ぐ」
要「出来るのか?」
李「任せろ、こっちだって成長してるんだ、今なら昔のお前らくらいならサクッと倒せるぜ?」
要「マジかよ」
道影「マジだよ」
豪鬼「マジだよ」
李「じゃあ行ってくる、俺が耐えれるのは精々10秒程度だ、その内に、狙い定めろよ」
要「任せろ……解放せよ! 堕天の力!!」
ダンテ「吹き飛べゴミ共!!」
李「うおぉぉぉぉ!!!」
『情報支配』
文理学『相対性理論』
しゅわわわわ……
李「ぐぉぉぉ……!? (重い!? スペルを使っても全く消えない! フルパワーでやってるのに!!)」
李(凍除……やっぱり、俺はお前が憎いよ……お前があの大会で負けたりしなければ、俺達は死ぬ事は無かったんだ……でもよ……)
李「そのおかげで俺は変われたんだ! だったらこれぐらいの事はやってやらねぇと!! 行け! 凍除!!!」
豪鬼「ちゃんと合わせろ馬鹿野郎」
道影「外したら承知しねぇからな」
要「殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す」
道影「OK! 照準問題無し!」
豪鬼「殺す殺すうっせぇな、ならお望み通り殺してこい!」
豪鬼/道影/李「「「消えろ悪魔野郎!!」」」
ドォォォォン
要が撃ち出した魔弾が、ダンテが出した魔弾とぶつかり合い、競り合う
※李はちゃんと直前に避難してます※
ダンテ「魔王となった俺の力と互角!!? そんな馬鹿な!!」
豪鬼/道影「「俺達を忘れんなクソ野郎!!」」
道影「だれがそいつらしか居ないと言った?」
豪鬼「俺達全員でお前をぶっ飛ばすんだよ!! 忘れんな!」
豪鬼と道影も全力で弾幕を飛ばす
豪鬼/道影「そのまま吹っ飛ばせ!! 要──ー!!!」
李「俺も忘れんなよ?」
李「俺の手土産だ、持って逝きな!」
李もスペルで吸収した弾幕を放す。
ダンテ「馬鹿な! そんな馬鹿な────!!!!」
要、道影、豪鬼、李、4人の弾幕がダンテの魔弾を破壊し、竜となったダンテを包み込む
ダンテ「ばかな……ばか……な……」
まだ息があるダンテが、もがくが。
道影/豪鬼「「これで最後だ!!」
シャキン
ダンテの首が、落とされる。
ダンテ「な……なぜ……」
要「これが俺達の力だ、ダンテ」
ダンテ「俺達…………そうか……羨ましいものだな……」
要「眠れ、悪魔道士、『ダンテ・へルビネート』」
李「終わったのか……?」
要「あぁ、立場と環境が違ければ、少しは仲良く出来てたのかもな……」
李「だな……、そういえば、俺の名前を教えて無かったな、俺は安堂 李、改めてよろしくな? 柊 要?」
要「えっ!? なんで俺の名前が!?」
李「俺の能力だよ、おかげで偽名と本名を知ってる俺からすると、滑稽だったぞ?」
要「マジかよ!? ……こちらこそよろしくな? 李」
李「おう!」