でも私はU-NEXT派なのでまだ終わってません。
でも少しの間youtubeもtwitterも開けません。
考察動画ががががが
さて。
前の話で結構えぐい誤字をしてたみたいです。
報告ありがとうございます。
沙保里に、少しの間目隠しと耳栓を装着してもらい、視線を移したたきなは、レベルが違う、と思った。
いや、思わされた、だろうか。
赤い残像を残して動く、青服のリコリス。
「はっ!」
「うぎゃ!」
男たちが取り出す銃を、発砲させずに叩き潰す。
暴発させずに、二度と発砲できないような形状へと一瞬で変形させる刹那。
そのままとんでもない速度の拳を顔面へと叩きつけ、戦闘不能へと追いやる。
と、そこでたきなはおかしいことに気がつく。
(『叩き潰す』? 銃を?)
たきなは、自分の手に持った銃を見る。
硬い、と思う。
少なくとも、自分の手とぶつかりあったとき、自分の手が負けそうだな、と思うほどには。
思い切り握ったとしても、グリップの形状は変わらず、それどころか自分の手のひらが少し痛む。
「非常識な人...」
考えているうちに、既にバンは刹那の手によって制圧されており、男たちを身動きできないように縛っている最中だった。
「男たちの車内に、縛れるものがあった、それを利用させてもらう」
刹那はたきなの方を見てそう告げた、と思ったのだが、告げた先はたきなの後ろだった。
「おー、早いね。君が期待の新人その二、って感じ?」
後ろから聞こえた声に振り返ると、そこには赤服のリコリス、千束が立っていた。
背中には謎のカバンを背負っているが、お泊りグッズだろうか。
「ああ、既に状況は終了。後は、DAに連絡するだけだ」
「あぁー、ダメダメ! DAに渡したら死んじゃうでしょ...って、あれ。せっちゃん?」
「千束か。久しぶりだな」
「久しぶりー! 元気してた?」
二人は知り合いの様で、その場で世間話を始める。
それでも二人の手は止まらず、男たちを手早く縛り上げていく。
縛り方にも性格が出るのか、『命大事に』な千束はきつく、それでいて優しく縛っていくのに対して、青服の彼女は乱雑に縛っていく。
「いてて!」
「おとなしくしろ」
全員縛り終えると、立ち上がり千束へと向かう。
「あの、千束さん」
「あ、ちょっと待ってね今連絡しちゃうから」
千束はポケットからスマホを取り出し、どこかへと連絡しだす。
会話の内容から察するに、DAへの連絡ではないだろう。クリーナーだろうか。
「...」
「どうした」
たきなが気になるのは、先ほどの現象。
本来、人間の体が赤く光るなど、意味不明だ。
たきなは勿論の事、少し離れたところで電話をしている千束でさえ、体を発光させることなど出来ないだろう。
「いえ、見たことのない制服を着ているな、と」
「あぁ、私は少し特殊な立ち位置にいたからだ。今お前が着ているのは黒...いや、紺というのか。セカンドと言う事は、優秀なのだな」
「...ありがとうございます」
たきなの想定通りに事が運んだとして、制圧するのに少なくとも十分は必要だっただろう。
それを、刹那は一、二分で済ませた。
そんな人物に優秀扱いされ、微妙な表情をするたきなだった。
「さて、撤収...の前に。たきな、七時の方向」
「...」
電話を済ませ、あとは回収業者ことクリーナーが来るだけ、と言ったところで、千束がたきなに方向を示す。
言われたとおりに意識を向けこっそり見ると、なるほど、少し離れたところに緑色のドローンが浮かんでいる。
...これだけの距離の物に気付けるのは、さすがはファースト、と言った感じだろうか。
右手に持っている銃を軽く握りなおして、素早く狙い撃つ体制に入ると、千束から音は出して、という指示も受けたので、片づけているかのような動作でサプレッサーを外し、素早く振り返って打ち抜いた。
「おお、やるねぇ」
「...」
千束はドローンが墜落するのを確認すると、笑顔でたきなの方にグッジョブ、と親指を立て、刹那は興味なさげに壁に背を預けていた。
「爆発事故?」
「あぁ、そうだ」
諸々を処理し終え、リコリコへと戻ってきた三人。
そこで、ミカから同時刻にあったという出来事について聞かされていた。
「とあるビルの部屋が爆発。表ではガス漏れによるものだと報道されているが、DAとしては違うらしい」
「へぇー...それって、今日の依頼の時に見たドローンと関係あるのかな」
「私も、無関係ではないと思います」
ミカと千束、そしてたきなの三人がうんうんと話している中、刹那は一人カウンターに座っていた。
(コーヒーが飲みたい)
カフェイン中毒者だった。
前回の投稿から二週間...?