八幡set
海の近く軍の施設にとある少女がいた。髪は腰くらいまで伸びアホ毛が生えていて目の特徴的な少女だった。
「ここ、かな?」
?「すいません。」
「はい?」
?「私は大和型一番艦大和です。あなたが新しい提督ですか?」
「あっ。はい。私がここ千葉鎮守府に新しく提督に着任した比企谷八幡です。」
大和「分かりました。この後着任式及び自己紹介並びに今後の予定の説明をしますので1100までに執務室で軍服に着替えて食堂までお越しください。」
声をかけてきた人ーー艦娘ーー大和さんはこの後の予定を教えてくれた。
ある程度知識は付けていたから大丈夫だとは思うけど。
ここである程度説明しておこうかな?ここ私がこれから働く千葉鎮守府は前提督は艦娘を人としてではなく兵器としてみている人で最近憲兵に捕まった。
そして現在残っている艦娘を指揮する提督がいないから研修時に一番良い成績を収めていた私がここの提督に着任することになった。
11時
『長門さん。新しい提督ってどんな人なんでしょうか』
長門「さあな。ただクズであることには変わりないだろう。」
大和「総員!提督に敬礼!!」
ビクッ
あーびっくりした。大声が聞こえてくる環境に慣れてないから心臓に悪い。
「本日付でここ千葉鎮守府に着任した比企谷八幡です。」
ここにいる艦娘の大半が傷だらけで一切休みがなかったのが分かる。こんなんになるまで戦って給料は前の提督が自分の私服を肥すためだけに使って。前提督はなんでそんなことが出来る?!私だったら絶対に不可能だ!命をかけて戦ってくれている艦娘たちにそんなことをするなんてしていい事じゃない。
私達が今生きてられるのは艦娘たちのお陰なのに。
大和「えっと。提督それだけですか?」
「あ。ごめん。自己紹介とか慣れてなくて何を話したらいいのかが分からなかったから。」
大和「いえ。それでは質問などは後で各自行っていただくとしてこれからの予定を提督に決めてもらいたいのですが。大丈夫でしょうか。」
「うん。大丈夫。取り敢えず。今決まってる範囲では全員傷が完治するまでは休暇それ以降は無理のない範囲で遠征や出撃などをしてもらおうと思う。前提督してきたこともある。それをわかってるから私から信用して欲しいなんて言わない。そんなことを言われても今までの事があるから信用出来ないから。ただこれから改善点として給料もしっかり出す。
食費も足りなければいつでも言って欲しい。その都度足りなければ新たに渡していく。私からはこれで終わり。」
大和「分かりました。」
天龍「その傷をつけてきたのはお前ら提督だろ!!」
「確かにその通りだが私は前の提督ではなく別の提督だ。そこで少し違いは出てくる。」
天龍「それが本当って言う証拠はあるのか?」
「信じれない気持ちも分かる。いや。私は当事者じゃないから分かるわけじゃないけどでも理解はしてる。だからこそそれを私は行動で示していく。信用出来ないのであれば執務室に来る時に何人か一緒に来てくれてもいい。それで君たちが安心するのならば。」
実際私はその情報しか知らない。その当事者がその時何を思ったのかどう考えていたのか。それを理解することは出来ても共感することは出来ない。それは自分自身がそれを経験してないかは経験してないものを共感はできない
天龍「信頼も証拠もないその状況で信じられるほど俺らは提督というものにいい感情は抱いていない。だからこそテメェが言ったように必要なものがあれば何人かで一緒にいくそれでいいんだろ?」
「構わない。取り敢えず今は休め。」
ーー執務室ーー
「取り敢えずこんな感じかな?」
大和「提督。あれはどう事ですか?」
「あれってどれの事?」
大和「傷が完治するまで休みというものです。そんなことをすれば任務が達成できずあなたの評価が落ちる可能性もある。」
ああ。その事か。別に私は自身の評価なんて気にしないんだよね。そんなことよりなるべく多くの人が助かればいいから。
「私は別に評価なんて気にしてないよ?私の任務はより多くの人を助けることだからこそその任務が果たされれば自分の評価なんてどうでもいい。私は私の責務をまっとうする。其れが最も大事だと思ってるから。」
大和「ですがその場合あなたは最悪軍に居られなくなる。」
「そこに関しては大丈夫だよ。ここに来る前に元帥閣下と交渉してきた。ここに私が着任したと同時にここの鎮守府に一切の口出しをしないと言うね。」
そう。私は傷がある艦娘が多数いるだろうと考えてここに来る前に元帥閣下の元に行き交渉してきたのだった。ただ条件としてしっかりと任務をこなすことと言われたけどそれに関しては当然だよね。
「だから大丈夫。そのことに関して口出しされることは無い。だから貴女もしっかり休んで。傷を治したら無理のない範囲で出撃や遠征をしていくから。」
大和「分かりました。提督。」
「そうだこれ間宮さんの所に届けてもらってもいい?」
そう言って私は大和さんに約五十万を渡した。
「多分この位あれば食費は今月はなんとかなると思う。足りなかったら伝えに来てくれって言っといえ欲しい。」
大和「分かりました。」