カルデアwithミニオンズ   作:サクラモッチー

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前回のあらすじ
ミニオン、社交ダンス教室に参加する。
スチュワート、体育館をディスコへと変える。


ミニオンたちと串刺し公

ミニオンたちには、たくさんの兄弟がいて、様々な悪役に仕えていたらしい。

ティラノサウルス、原始人、ファラオ、吸血鬼、それからナポレオン.................などなどの部下だったとか。

.................でも、ミニオンたち曰く、ボスは簡単に見つかるけど、長続きはしないらしい。

と言うか、ミニオンたちって私たちよりも年上だったの!?

てか、今何歳なの!?

 

立香「謎は深まるばかりだねぇ」

マシュ「ですね」

 

図書館にて、本を読んでるミニオンたちを見ながら、そう呟く私とマシュ。

 

ボブ「ボス!!ツナツ〜ナ?」

立香「あぁ、それ?それはシンデレラだよ」

ボブ「アンデルセン、カキカキ?」

立香「いや、それはアンデルセンのやつじゃないよ」

ボブ「ノーアンデルセン?」

ケビン「ボブ!!アンデルセン!!ペパペパ!!」

ボブ「オーケィ!!」

 

ケビンが『コッチ』と教えてくれたのか、ボブはケビンの方へと向かった。

..........昔から、こんな感じで助け合っていたのかな?

だとしたら、確かに長生きはするよね。

 

ヴラド三世「おや?マスター、どうしてここに?」

立香「ミニオンたちと本を読んでいたの、ヴラドは?」

ヴラド三世「いや何、今日は小説を読みたい気分だったのでな」

スチュワート「プッwブーパラパラパーww」

立香「こら!!」

ケビン「ボス!!アンデルセン............ファッツ!?ド、ド、ド、ドラキューラ!?」

 

ヴラド三世を見て、そう叫ぶケビン。

そういえば、ドラキュラって..........元ネタがヴラドだったはず.............だからか。

 

ケビン「ボブ!!スチュワート!!ドラキューラ!!ドラキューラ!!」

「「ワァオ!!ドラキューラ!!ドラキュラ!!」」

ヴラド三世「.................何故、私のことをドラキュラと連呼してるのだ?」

マシュ「その..........ミニオンたちのかつてのボスが、ドラキュラだったんです。だから.................」

ヴラド「..........なるほどな」

 

納得した様子のヴラド三世。

 

立香「ケビン、そのドラキュラさんってどうなったの?」

ケビン「ア〜、サラミ..........」

スチュワート「ドラキューラ、ククポ!!ククポ!!」

 

ミニオンたちによれば、かつてのボスだったドラキュラは、誕生日の時に、ミニオンたちの()()()()()が原因で、灰になったしまったのだと言う。

うん、悪意0だとしても、完全に君たちが悪いよ。

 

立香「..........もしかして、他のボスに仕えても長続きしなかったのって」

マシュ「..........明らかにミニオンたちが原因ですよね」

ボブ「ボス、ノードラキューラ?」

立香「あのね、この人はドラキュラじゃないの、この人はヴラド三世。国を守ろうとした英雄だよ」

「「「ォウ.................」」」

 

..........ミニオンたちの世界にドラキュラがいたのなら、そりゃあヴラド三世のことも、吸血鬼だって勘違いするよね。

 

立香「でも..........ヴラドは強いし、それにティムの()()()も作ってくれるんだよ」 

ボブ「トモダチ!?」

ヴラド三世「そうだ。実はな..........私は裁縫が得意なのだ」

ボブ「ティム、トモダチ、ヌイヌイ?」

ヴラド三世「あぁ、出来るとも」

ボブ「イェアッ!!」

立香「ごめんね、こんなこと頼んじゃって」

ヴラド三世「いや..........むしろいい暇つぶしが出来そうだ。感謝する、マスター」

 

そう言うと、図書館を出た。

そして数分後、ヴラド三世は裁縫道具やら、布やら、綿やらを持ってきた。

 

ヴラド三世「それで?どんなぬいぐるみを作って欲しいんだ?」

ボブ「ギャオギャオ!!」

ヴラド三世「ふむ..............怪獣のぬいぐるみを作って欲しい..........か。任せろ、ティムの友として相応しいぬいぐるみを作ってやろう」

 

それから、ヴラド三世は黙々とぬいぐるみを作り、ボブは、ぬいぐるみの感性をワクワクしながら待っていた。

一方、ケビンとスチュワートは..........

 

「「イヤッフ〜!!」」

 

階段のスロープを、滑り台のようにして遊んでいた。

あぁ、やっぱりこうなったか。

 

紫式部「あ、ちょっ!?や、やめてください!!」

ケビン「イェー!!」

スチュワート「フッフゥー!!」

 

..........紫式部、本当にごめんね。

 

ヴラド三世「..........よし、これで完成だ」

ボブ「ワーオ........クール!!クール!!」

 

完全した怪獣のぬいぐるみを見て、興奮しながら言うボブ。

その様子を見たヴラド三世は

 

ヴラド三世「..........そうか」

 

と、微笑んだ。

 

マシュ「さすがです!!ヴラド三世さん!!」

ボブ「タンキュー!!ウラード!!」

立香「だってさ、ヴラド三世」

ヴラド三世「.................君も、中々の()()だな」

ボブ「ビッグ!!」

立香「へぇ、その子の名前、ビックって言うの?」

ボブ「イェス!!ビッグ!!」

 

ヴラド三世が作ったぬいぐるみに、『ビック』と名付け、抱きしめるボブ。

 

立香「良かったね、ティム」

ボブ「ティム!!トモダチ!!ビッグ!!」

マシュ「ビッグさん..........ティムさん並みに()()()()をしてますね!!」

ボブ「ミー、ビッグ!!ティム、トモダチ!!ワ〜!!」

 

ティムとビッグで遊ぶボブ。

そんなボブを、嬉しそうに見るヴラド三世。

相変わらず、階段のスロープで遊ぶケビンとスチュワート。

ケビンとスチュワートに対し、頭を抱える紫式部。

この後、ケビンとスチュワートはアンデルセンの上に着地した。




本日の被害者
・アンデルセン(たまたま図書館に来ていたが、ケビンとスチュワートたちに着地する時のクッションとして利用される)
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