新世界ウルトラヒーローズwith宇宙戦艦ヤマト2199シリーズ   作:湯帝

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リメイク版アニメの第1話スタートです。


第3話 イスカンダルの使者

冥王星近くを一隻の戦闘艦が航行していた。

 

艦長古代守、副長石津英二の駆逐艦ゆきかぜであった。

 

「現在、冥王星軌道に20万キロの空間点。」

 

「戦闘配置。」

 

そして、艦内にアラームが鳴り響いた。

 

「冥王星沖合に敵影なし。」

 

石津「凪いだ海です。怖いくらいだ。」

 

そんな中、守が冷静に指示を出す。

 

守「発光信号、送れ!」

 

別地点で待機している第一艦隊に信号を送るよう指示した。

 

そして、それは第一艦隊旗艦キリシマに届いた。

 

「先遣艦ゆきかぜより発光信号。『ワレ作戦宙域二到達セリ。』」

 

「索敵班より敵艦見ゆ。艦影多数。右弦4時より近づく。」

 

艦内で様々な声が聞こえる中、艦長の山南が指示を出す。

 

山南「電波管制解除。艦首識別。」

 

「超弩級宇宙戦艦1、戦艦7、巡洋艦22、駆逐艦多数。」

 

沖田も指示を出す。

 

沖田「全艦、戦闘配置。面舵30、砲雷撃戦用意。」

 

「おもーかーじ。」

 

ガミラス艦が猛スピードで接近してきた。

 

「敵艦隊より入電、『地球艦隊ト宇宙警備隊二告グ。タダチニ降伏セヨ。』返信はどうします?」

 

通信士が沖田に指示を仰ぐ。

 

沖田「『バカめ。』と言ってやれ。」

 

「は?」

 

沖田「『バカめ。』だ。」

 

「はい。地球艦隊と宇宙警備隊より返信。『バカめ。』」

 

この返信に激昂したのか、ガミラス艦隊が一斉に砲撃し始める。

 

この攻撃でゆうぎり、くろだが戦闘不能になった。

 

山南「長官!」

 

沖田「まだだ。」

 

「敵艦、射程に入った。照準よし。」

 

沖田「全砲門開け。」

 

「撃てえ。」

 

キリシマも反撃を開始した。

 

しかし、ガミラス艦に効かず、なんと地球艦隊に跳ね返ってきて当たった。

 

「退避!」

 

悲鳴とともに生身のまま宇宙空間に放り出される何人かの軍人。

 

そして、あぶくま、しまかぜも戦闘不能になった。

 

沖田「『アマテラス』からの入電はまだか。」

 

「確認できず!」

 

山南「本当に来るんでしょうか。」

 

ショウが答える。

 

ショウ「信じるんだ。」

 

キリシマにも攻撃が当たり、一部が損傷した。

 

礼堂ヒカルも指示を出す。

 

ヒカル「ダメージコントロール!隔壁閉鎖!」

 

乗員が何人か宇宙空間に投げ出された。

 

船外では、ハルキが少年と思われる軍人を抱いていた。

 

ハルキ「しっかりするっす。死ぬな!少年!」

 

少年「う...おかあ...」

 

最後まで言えずこと切れた。

 

ハルキ「どうして...こんな子供まで死ななきゃならない!チキショウ!ガミラスめ!」

 

ゆきかぜでは、

 

石津「敵は圧倒的なようです。」

 

守「待ち伏せを受けたのか。転舵反転!」

 

そして、キリシマの機関室では、

 

フーマ「踏ん張るんだ!」

 

徳川「出力を維持させろ!」

 

藪「おやっさん。こっちはなんとかなったよ。だけど、このままでは...」

 

徳川「大丈夫じゃ。この船にはあの人がいるんじゃ。」

 

タイガ「それに我々が沈ませない。」

 

艦橋では、

 

「艦隊損耗率40%を超えました。」

 

いくら光の国からの援軍があるとはいえ、やはり損害は大きかった。

 

沖田「うーん。」

 

その時だった。

 

「アマテラスからの信号を確認。外宇宙速度でコースに乗った。まもなく海王星を通過!目標、火星到達まであと10分!」

 

ヒカル「司令部に暗号送信。」

 

沖田「『アマノイワドヒラク。』とな。」

 

その頃、司令部では

 

「12時、第一艦隊は冥王星の沖合38万キロの宙域で会敵した模様。戦況は未だ不明。」

 

雪「キリシマの沖田司令と礼堂副司令より暗号入電。『アマノイワドヒラク。』です!」

 

雄斗「ここまで予定通りであります。」

 

土方「目標とのランレブーは?」

 

ガイ「回収要員は2名、火星アルカディアシティ跡で待機中です。」

 

 

火星アルカディアシティ跡。

 

島「ここに落とされて、3週間か。メ号作戦は成功したのかな?」

 

進「冥王星では兄さんが、司令部では雄斗爺さんが戦ってるっていうのに。こっちはこんなところで。」

 

その時、通信が入って、島が出た。

 

島「はい。了解。」

 

そして近くにあったヘルメットを進に投げた。

 

島「出番だぞ。」

 

そして戦闘機で出撃し、シェヘラザートを発見した。

 

進「あれか?」

 

しかし、様子がおかしい。スピードが落ちる気配もなく、エンジンから火を噴いていた。そして、爆発した。

 

島「おい、古代!」

 

進「脱出艇だ!」

 

そのまま2人は地上を歩き、脱出艇を目指した。

 

進「あれだ。」

 

生存者を発見した島だったが、バイタル装置をかざしたが、ダメだったようだ。

 

島「女...だよな。」

 

進「キレイな人だ。地球人でもガミラス人でもM78星雲人でもなさそうだ。」

 

そして彼女(サーシャ)が持っていた装置を発見した。

 

 

 

冥王星軌道

 

「いそかぜがやられた!」

 

石津「怯むな!撃てえ!」

 

リブット「ウズメがアマテラスの回収に成功。」

 

沖田「うん。第一艦隊は現時刻をもって、作戦を終了。撤退する。」

 

その時である、

 

「左弦上方より、敵駆逐艦近づく。早い。」

 

間一髪のところで撃沈したが、ガミラス艦が再集結する模様であった。

 

沖田「全艦に撤退命令。残存友軍艦艇は?」

 

「本艦の他、駆逐艦が1隻と火星より出撃したゼロ艦隊3隻、オーブ艦隊3隻が残っています。」

 

沖田「地球艦隊は誰の船か。」

 

ヒカル「古代三佐のゆきかぜです。」

 

ゼロ艦隊50隻、オーブ艦隊は50隻であるが、ゼロ艦隊5隻、オーブ艦隊5隻は地球に待機していた。

 

そういうわけで火星にはゼロ艦隊45隻、オーブ艦隊45隻が待機であった。

 

その90隻のうち、メ号作戦に従軍したゼロ艦隊は5隻、オーブ艦隊も5隻だった。

 

それが、10隻中6隻に減ったというわけだ。

 

すぐさま残存艦艇に撤退信号が送られた。

 

石津「キリシマより撤退信号。」

 

守「撤退?」

 

キリシマでは

 

ショウ「これより、撤退する。我に続け。」

 

山南「戦線を離脱する。操舵反転。」

 

大地が反応した。

 

大地「ゆきかぜ、反転せず!」

 

沖田「何!?」

 

そして、ゆきかぜに映像通信を送った。

 

沖田「古代、わしらに続け!」

 

守「沖田さん、僕は逃げません。」

 

ショウ「古代!」

 

守「ゆきかぜは、この宙域からひかず、キリシマ他6隻の撤退を援護します。」

 

沖田「古代、多くの犠牲を払ったが、作戦は成功したのだ。ここは引くんだ。」

 

守「このままでは地球艦隊と宇宙警備隊は全滅です。これでは、地球を守る者がいなくなってしまいます。」

 

沖田「古代。」

 

守「沖田さん、あなたはここで死んではいけない人だ。地球と光の国はあなたを必要としているんです。」

 

沖田「それはお前も同じだ。」

 

大地「同じだ。だから、守、わかってくれ!」

 

守「ありがとうございます。その言葉だけでも十分です。」

 

沖田「頼む、わかってくれ。」

 

守「お元気で。地球のことを頼みます。」

 

守は、通信を今度は地球の司令部に回した。

 

守「雄斗爺さん、聞こえますか?」

 

雄斗「聞こえてる。」

 

守「進のこと、頼みます。あと真田と薫にもよろしく伝えてください。」

 

雄斗「進、お前、まさか。」

 

守「短い間でしたけど、先祖であるあなたと暮らせて嬉しかったです。さよなら。」

 

通信が切れた。

 

雄斗「守...」

 

ゆきかぜ艦内では、

 

「さあて、奴らの基地に一発ヤキを入れに行きますか。」

 

「うん。」

 

誰かが歌い出した。

 

「銀河〜水平〜波間を越えて、目指〜す恒星〜ケンタウリ♪」

 

そして次々に歌い出した。

 

「星の瞬き、遥かに越えて〜空に〜輝く星の船〜。抜錨〜船〜出だ〜錨を上げ〜ろ〜進路そのままヨーソロ〜。」

 

守「みんな、すまない。」

 

「星に向かって舵をきれ〜」

 

ハルキ「ゆきかぜ、敵艦隊に突入!」

 

山南「長官!」

 

沖田「山南君、進路そのままだ。」

 

山南「進路そのまま。」

 

大地「死ぬなよ、守。」

 

そのままゆきかぜは、多数のガミラス艦から攻撃を受け、轟沈。消息不明となった。

 

 

3週間後。

 

島「こちら、ウズメ。収容願います。」

 

進「地球艦隊と光の国の他の4隻は?兄さんの船はどうしたんだ。」

 

ウズメはキリシマに収容されたが、進は気になって仕方がなかった。

 

搭乗すると、装置を受け取りにきたキリシマの主計科員で訓練校で同期だった平田一に尋ねた。

 

平田「確かに受け取った。ご苦労だったな。」

 

進「平田、教えてくれ。兄さんの船は、ゆきかぜは、どうなったんだ?」

 

平田は黙って首を横にふるだけだった。

 

 

 

地球司令部

 

ガイ「キリシマ、『アマテラス』を回収。地球への帰投コースにつきました。」

 

藤堂「多大な被害を被ったが、メ号作戦はひとまず成功だな。」

 

雪「これで、ヤマト計画も実行に移せますね。」

 

土方「いや、これからだ。我々はあまりに敵を知らなさすぎる。わかっていることといえば、奴らの名前がガミラスという悪魔だけなのだ。」

 

彼らの目の前には、ガミラス軍の戦艦の一部と思われる破片が保管されてあった。

 

 

遊星爆弾がキリシマのそばを通過していった。

 

リブット「まもなく、地球周回軌道に突入する。」

 

タイガ「遊星爆弾2、型式NN3、コリジョンコース右弦通過する。」

 

ハルキ「衛星軌道抜けた。速度変わらず。」

 

沖田(だめだ。今はもう防げない。我々にあれを防ぐ力はない。)

 

初期の遊星爆弾は、戦闘機やウルトラマンたちの光線で軌道を変えられたり、簡単に破壊できたのだが、時間が経つと同時にそれもできなくなっていった。

 

それが火星に似てきてしまった地球に降り注いだ。

 

沖田(この赤く醜い惑星が母なる地球の姿だとは。見ておれ悪魔め。わしは命ある限り戦うぞ。決して絶望しない。最後の1人になっても絶望しない。)

 

雪N「西暦2199年、地球は今、滅亡の危機に瀕しています。今から8年前、人類はおよそ100年ぶりに地球外生命体と接触、友好関係を築こうとした地球に対し、彼らは一方的に戦端を開くと、情け容赦のない無差別攻撃を仕掛けてきました。」

 

この影響で、破壊される都市が続出した。

 

雪N「第二次火星沖海戦で艦隊による直接攻撃は辛うじて食い止められました。しかし、その後、彼らは攻撃を遊星爆弾によるロングレンジ攻撃に変え、その結果人類は地下都市を築いてそこで生き残る道以外無くなってしまったのです。強大な軍事力を持つ彼らに対し、地球防衛艦隊も宇宙警備隊の協力がなければ、今や壊滅寸前。地球は遊星爆弾によって、水は干上がり、大気は汚染され、あまねく生命は死に至りました。そして、その死の影は人類最後の砦である地下都市を着実に冒し始めています。」

 

地表には、遊星爆弾に含まれていたと思われる有毒胞子を放出すると思われる地球外植物が多く植生していた。

 

雪N「地球は滅びの道を歩んでいるのです。科学者によれば、人類が滅亡するまでおよそ1年。彼らは冥王星の環境を改造し、今もそこから悪魔の兵器を降らせ続けているのです。」

 

雪はどうやら子供たちに話しているようだ。

 

「宇宙人はどうしてそんなことをするの?」

 

「敵はガミラスって言うんだよ。」

 

雪「そうねえ。私たちが火星をテラフォーミングしたように地球を改造して住もうとしているのかもね。」

 

それが終わり、雪は南部と共に廊下を歩いていた。

 

南部「司令部付きで子供の相手もするんじゃ君も大変だな。」

 

そして電光掲示板のニュースを見た。

 

南部「また暴動か。」

 

雪「こんな状況だもの。」

 

南部「相変わらず、君はクールだね。」

 

そして、エレベータのボタンを押した。

 

南部「そういえば、帰投した第一艦隊、戻ってきたのは、キリシマと光の国の護衛隊6隻の7隻だったんだって。」

 

雪「ええ。」

 

南部は誰かに聞かれないようにそっと声を落とした。

 

南部「その件で実家筋から妙な話を聞いたんだ。」

 

実は南部の実家は南部重工だった。昔は、真田グループホールディングス傘下の真田重工だったが、真田グループ崩壊とその後の再生で南部重工へと名称変更した。南部は真田梨央の子孫にあたる。

 

南部「実はメ号作戦は敵を引きつける陽動でさ、機密情報だから、自分たちが囮ってことを下には秘密にしていたらしいんだ。」

 

それを運悪く、南部とは遠戚にあたる進が聞いてしまった。

 

進「おい、そこの君、今の話は本当なのか?」

 

南部「いや、僕はただ聞いただけで。」

 

進「君たちは司令部付だな。沖田司令は今、どこにいるんだ?」

 

そして、雪と目があった。

 

思わず、見惚れる進であったが、意外なことに雪に詰め寄られた。

 

雪「ちょっと、一体なんなの?あなたたちは?」

 

雪の剣幕に何も言えなくなってしまった進に代わり島が答える。

 

島「ご覧のとおり、戦場帰りさ。」

 

雪「沖田提督なら、傷の手当てで病院です。南部くん、行きましょ。」

 

南部「ああ、はい」

 

そのまま、怒って南部と共にエレベータに乗ってどこかへ行ってしまった。

 

その場に残された2人であった。

 

島「いやー似てたな。」

 

進「気のせいだろ。」

 

島「おい、どこ行くんだよ。」

 

進「病院区間。」

 

そのまま中央大病院行きの電車に乗った。

 

島「本当に行くのか。別命あるまで待機しろって言われたはずだぞ。」

 

進「直に確かめたいんだ。」

 

 

 

中央大病院のとある一室。

 

佐渡「全く、あんたは不死身じゃのお。」

 

沖田「佐渡先生のような宇宙一の名医がついとるからのお。」

 

佐渡「いやーそれほどでもあるがのお。」

 

沖田は側にいた雄斗と土方に目を向けた。

 

沖田「カプセルは?」

 

雄斗「技術本部に回した。」

 

土方「まもなく解析できるはずだ。」

 

その時、突然、診察室のドアが開き、看護師の原田真琴が止めに入る。

 

真琴「あ、だめですよ。勝手に入られたら困ります!」

 

そんなことはお構いなしの進は沖田に歩み寄る。

 

進「提督にお聞きしたいことがあります。」

 

真琴「ちょっと!」

 

進「メ号作戦が陽動だったのは、本当ですか?そのことを兄たちは知らされていたのですか?」

 

土方「やめんか、古代!」

 

雄斗「ここは病院だぞ、進!」

 

2人がいたことが予想外だったのか、進は驚いた。

 

進「土方先生、雄斗爺さん。」

 

その様子をドアの向こうで聞いていた島は、やはり止めるべきだったと頭を抱えていた。

 

土方「すまん。この古代は、俺の教え子なんだ。」

 

雄斗「すまん。この古代も俺の子孫なんだ。」

 

これを聞いて沖田は驚いた。

 

沖田「古代!?君が古代守の。」

 

進「ゆきかぜ艦長古代守は、自分の兄です。」

 

沖田「古代守は、漢だった。立派な漢だった。だが、その彼を死なせてしまったのは、この私だ。すまん。」

 

沖田は進に謝罪した。

 

土方「古代、ちょっと来い!」

 

雄斗「島、お前もだ!」

 

島「え?俺も?」

 

土方「そうだ。2人とも罰として、格納庫で掃除だ。」

 

その時、佐渡が間に入った。

 

佐渡「まあまあ、そこら辺にして、その前に酒を一杯やらんかあ?」

 

真琴「あー先生。」

 

佐渡「そこら辺のものとは味が違う。云々。」

 

真琴「行っちゃいました。」

 

佐渡「あ、そう?」

 

佐渡が色々と言っている間に進と島は雄斗と土方に連行されて格納庫に行ってしまった。

 

それからしばらくして、沖田の執務室に電話がかかってきた。

 

沖田「私だ。」

 

雪「テスト準備が整いました。」

 

ちょうど沖田はヤマト計画の選抜者名簿の進と島のページを見ていたところだった。

 

そして、技術解析室。

 

土方「信じて待った甲斐があったな。」

 

真田「ユリーシャの言葉に嘘はありませんでした。」

 

藤堂「イズモ計画から移行して1年。ヤマト計画もいよいよ大詰めだ。クルーの方は?」

 

芹沢「所定の区域で待機中です。」

 

藤堂と芹沢が話している近くで土方たちも話していた。

 

土方「古代は残念だったな。」

 

真田「はい。」

 

ガイ「ええ。」

 

ジャグラー「おっしゃる通りです。」

 

雄斗「ああ。」

 

 

 

格納庫で罰掃除中の2人

 

進「まさか、あそこに土方校長がいたとはな。」

 

島「沖田提督とは訓練校時代からの親友だそうだ。」

 

進「そうなのか。それより、見たことない機体だな。」

 

側にあった機体が気になってしかたない様子だ。

 

島「防空任務用の試作機じゃないか?」

 

その時、加藤三郎が近づいていた。

 

加藤「零式空間52型。通称コスモゼロ。こいつは艦上船搭載だ。防空任務用には使わねえよ。見学か?」

 

進「色々と事情があって、ここで罰掃除をしろって言われたんだ。」

 

加藤「ああ、俺もよくあることだな。」

 

島「それと終わったら、ここで待機するように言われたんだ。」

 

加藤「そうか。じゃあご同類だな。」

 

「加藤二尉!」

 

加藤「おう、今行く!そうだ、そいつに触るんじゃねえぞ。」

 

加藤は呼ばれて去っていった。

 

島「加藤って?」

 

進「トップエースの加藤三郎だよ。」

 

島「ああ。」

 

進「それより、ダメだと言われると、」

 

島「だな。」

 

タイミングよく敵襲来のサイレンが鳴り響いたのは、その時だった。

 

司令室

 

「敵機動部隊、防衛ラインを突破、衛星軌道より侵入。」

 

芹沢「迎撃態勢、急げ!」

 

ジャグラー「く、こうも易々と侵入してくるとは。」

 

土方「気づかれたか。」

 

ガイ「非常に不味いな。」

 

雄斗「ああ。」

 

どうやら、目標は九州坊ノ岬沖のようだ。

 

島「グットタイミングだな。」

 

進「ああ。こいつで撃ち落としてやる。」

 

先程の加藤の忠告を無視して2人は乗ってしまった。

 

加藤本人は、整備班と言い争っていた。

 

加藤「だから、命令を待ってたら、遅い。うん?おい!何やってる!そいつから降りろ!バカヤロウ!そいつは...」

 

発進してしまった。

 

搭乗中の2人

 

進「捕まえた!」

 

頭上に巨大な物体を発見した。

 

島「あれか!」

 

進「偵察機らしい。」

 

島「やれるか?」

 

進「もちろん!兄さんの仇だ!」

 

そして接近して、攻撃しようとした。

 

進「もらった!あれ?」

 

島「おい、こいつ、武装が外してあるぞ。」

 

どうやら、このために加藤が止めらしかった。

 

そして、システムエラーで不時着した。

 

それでもなんとか這い出た2人であった。

 

進「大丈夫か?」

 

島「なんとかな。でもこの感じじゃ、救援が来るまでもたないな。おい、古代。どうした?」

 

進たちが目にしたのは、戦艦大和だった。

 

島「なんだ、これは?」

 

進「敵はこれを偵察していたのか?」

 

島「まさか。もう使い物にならない鉄の塊だぜ。」

 

太陽が沈みかかった夕方の出来事であった。




ストーリー要素をリメイク版、実写版、漫画版そしてオリジナル要素をごちゃ混ぜにしてみました。

次はリメイク版第3話「我が赴くは星の海原」です。
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